パッソから乗り換える時には
パッソを高く売りたい。
ですよね。
そこで重要なのがリセールバリュー(中古車として売るときの価値)。
リセールバリューは年式や走行距離はもちろん、グレードの人気や、付けているオプション、ボディのカラーなどによって変わります。
今回は、パッソのリセールバリューを年式別、グレード別に公開します。
また、ライバル車種であるヤリスやアクアとのリセールの違いについてもデータを公開しているので、車選びの参考にもしてみてください。
※リセール率、リセールバリューについては毎月更新しています
- 1~3年落ちのリセールは良い
- 3~5年落ちの下落幅は小さい
- 10年落ちになると大きく下がる
- リセールの良いグレードはモーダ
- リセールの良い色は白、黒
- ヤリスやアクアとリセールはあまり変わらない
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パッソのリセールバリューとリセール率予想!グレードごとに紹介
まずはパッソのリセールバリューとリセール率(残価率)を見ていきましょう。
リセール率(残価率)とは、新車価格に対して中古車価格がどれだけの金額になるかの比率を表したものです。
パッソの平均リセール率をまとめると以下のようになります。
| 年式 | リセール率(残価率) |
| 3年落ち (2022年〜) |
38.2 ~76.0% |
| 5年落ち (2020年〜2021年) |
10.9 ~66.9% |
| 7年落ち (2017年〜2019年) |
15.5 ~54.6% |
| 10年落ち (〜2016年) |
1.8 ~43.5% |
具体的な中古車価格や、グレードごとのリセール率はこのあとに紹介していますので、あわせてご覧ください。
パッソの3年落ちの中古相場と残価率(リセール率)
パッソの3年後のリセールバリューは以下の通りです。
| グレード | 新車価格 | 買取相場 | 残価率 |
| モーダ | 157.2万円 〜174.8万円 |
70.5万円 〜103.3万円 |
45.2% 〜59.5% |
| モーダ チャーム | 162.7万円 〜162.7万円 |
70.6万円 〜123.0万円 |
43.8% 〜76.0% |
| モーダ Gパッケージ | 173.7万円 〜191.3万円 |
80.7万円 〜128.8万円 |
46.9% 〜67.8% |
| X | 127.5万円 〜145.1万円 |
68.4万円 〜95.0万円 |
53.9% 〜65.8% |
| X Lパッケージ | 138.5万円 〜156.1万円 |
50.6万円 〜122.3万円 |
36.8% 〜78.7% |
パッソ 3年落ちのモデルは全体として良好な残価率(平均56.4%)を示していますが、選択するグレードによって差が出ます。
最もリセールの良いモーダ チャームグレードの平均残価率は58.9%、逆に最も悪いのはモーダグレードで、平均残価率は51.35%です。
この2つのグレード間では約7.6%の残価率に差があります。
パッソ 3年落ちのリセールバリュー例
| グレード名 | モーダ チャーム | |
|---|---|---|
| カラー | ピンク | |
| 年式 | 2022年式 | |
| 走行距離 | 1 km | |
| 査定時期 | 2024年2月 | |
| 査定地域 | 三重県 | |
| 査定額 | 117万円 | |
参考:ガリバー
値引き交渉でリセールをアップさせて安く買う方法
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パッソの5年落ちの中古相場と残価率(リセール率)
パッソの新車から5年後のリセールバリューは以下の通りです。
| グレード | 新車価格 | 買取相場 | 残価率 |
| モーダ | 156.2万円 〜173.8万円 |
49.0万円 〜110.3万円 |
31.7% 〜63.9% |
| モーダ チャーム | 161.7万円 〜179.3万円 |
10.5万円 〜119.2万円 |
6.9% 〜66.9% |
| モーダ Gパッケージ | 172.7万円 〜172.7万円 |
68.5万円 〜70.6万円 |
40.1% 〜41.3% |
| X | 126.5万円 〜144.1万円 |
35.5万円 〜86.0万円 |
28.3% 〜60.0% |
| X Lパッケージ | 137.5万円 〜155.1万円 |
38.4万円 〜93.3万円 |
28.2% 〜60.5% |
パッソ 5年落ちのモデルは全体として残価率が低めです(平均41.8%)。特定のグレードに注目し、慎重に選択することが推奨されます。
最もリセールの良いモーダグレードの平均残価率は46.8%、逆に最も悪いのはモーダ チャームグレードで、平均残価率は35.9%です。
この2つのグレード間では約10.9%の残価率に差があります。
パッソ 5年落ちのリセールバリュー例
| グレード名 | モーダ Gパッケージ | |
|---|---|---|
| カラー | パールⅡ | |
| 年式 | 2020年式 | |
| 走行距離 | 2 km | |
| 査定時期 | 2024年10月 | |
| 査定地域 | 岐阜県 | |
| 査定額 | 108万円 | |
参考:ガリバー
パッソの7年落ちの中古相場と残価率(リセール率)
パッソの新車から7年後のリセールバリューは以下の通りです。
| グレード | 新車価格 | 買取相場 | 残価率 |
| モーダ | 153.3万円 〜173.8万円 |
11.4万円 〜94.2万円 |
7.8% 〜54.6% |
| モーダ Gパッケージ | 169.5万円 〜190.3万円 |
33.2万円 〜89.5万円 |
20.0% 〜47.5% |
| X Gパッケージ | 147.4万円 〜167.7万円 |
10.0万円 〜61.4万円 |
7.1% 〜37.0% |
| X Lパッケージ・S | 134.4万円 〜154.5万円 |
16.1万円 〜78.2万円 |
12.2% 〜51.0% |
| X S | 124.2万円 〜144.1万円 |
9.8万円 〜73.3万円 |
8.1% 〜51.2% |
パッソ 7年落ちのモデルは全体として残価率が低めです(平均28.7%)。特定のグレードに注目し、慎重に選択することが推奨されます。
最もリセールの良いモーダ Gパッケージグレードの平均残価率は32.75%、逆に最も悪いのはX Gパッケージグレードで、平均残価率は21.05%です。
この2つのグレード間では約11.7%の残価率に差があります。
パッソ 7年落ちのリセールバリュー例
| グレード名 | モーダ S | |
|---|---|---|
| カラー | Dグリーン | |
| 年式 | 2018年式 | |
| 走行距離 | 2 km | |
| 査定時期 | 2024年11月 | |
| 査定地域 | 道北・旭川 | |
| 査定額 | 78万円 | |
参考:ガリバー
パッソの10年落ちの中古相場と残価率(リセール率)
パッソの新車から10年後のリセールバリューは以下の通りです。
| グレード | 新車価格 | 買取相場 | 残価率 |
| プラスハナ | 129.5万円 〜160.5万円 |
1.9万円 〜25.7万円 |
1.7% 〜16.4% |
| モーダ S | 149.5万円 〜166.8万円 |
10.0万円 〜81.7万円 |
7.0% 〜49.4% |
| X | 102.9万円 〜139.8万円 |
1.9万円 〜37.3万円 |
1.9% 〜27.0% |
| X クツロギ | 115万円 〜131.8万円 |
1.9万円 〜16.3万円 |
1.8% 〜12.6% |
| X Lパッケージ・S | 131.7万円 〜149万円 |
3.8万円 〜47.8万円 |
3.1% 〜32.4% |
パッソ 10年落ちのモデルは全体として残価率が低めです(平均14.3%)。特定のグレードに注目し、慎重に選択することが推奨されます。
最もリセールの良いモーダ Sグレードの平均残価率は27.2%、逆に最も悪いのはX クツロギグレードで、平均残価率は6.2%です。
この2つのグレード間では約21%の残価率に差があります。
パッソのリセールを上げてくれるオプション2選
次はパッソのリセールバリューを上げてくれるオプションを紹介していきます。
リセールの高いオプションは以下の2点です。
- パノラミックビューモニター
- スマートアシストⅢ
このオプションは、後付けできないメーカーオプションです。中古車を買うときに改めてつけることができないため、メーカーオプションがリセールバリューに及ぼす影響は大きくなっています。
以上のオプションは、リセールバリューを意識するならつけた方がいい装備でしょう。
パッソのオプションについて、以下の記事で詳しく解説しています。その他おすすめの装備を知りたい方はぜひご覧ください。
パッソのリセールを上げてくれる色2選
リセールの高いオプションの次は、リセールの高い色を見ていきましょう。
パッソでリセールの高い色は以下の2つです。
- パールホワイト
- ブラックマイカメタリック
ホワイト系とブラック系のカラーは、性別や年代を問わず人気のある色です。
もちろん、好きなカラーを選ぶのもいいですが、リセールを意識するなら、ホワイトやブラックのカラーを選ぶのがいいでしょう。
パッソのカラーについて、以下の記事で詳しく解説しています。その他のカラーについても知りたい方はぜひご覧ください。
ヤリスやアクアとのリセールを比較!
ここまでは、パッソだけのリセールバリューを検討してきましたが、ここでは他の車種とのリセールバリューと比較していきます。
同じコンパクトカーに属するヤリスとアクアのリセールバリューと比べてみましょう。
| 車種 | 残価率 |
| パッソ | 37.20%~75.00% |
| ヤリス | 47.90%~81.00% |
| アクア | 10.00%~83.20% |
3年落ちまでの範囲だとヤリスの最小残価率が高く、どのグレードを選んでも47.90%の残価率があります。
また、アクアは最大の残価率が高く、グレードによっては83.20%と高い残価率がでています。
※条件は、①3年落ち ②走行距離 1万km~
まとめ:パッソのリセールを最大化するには?
最後にパッソのリセールを最大化する方法を考えてみましょう。
ここまでの情報をまとめてみます。
- 1~3年落ちのリセールは良い
- 3~5年落ちの下落幅は小さい
- 10年落ちになると大きく下がる
- リセールの良いグレードはモーダ
- リセールの良い色は白、黒
- ヤリスやアクアとリセールはあまり変わらない
最も高く売れるのは人気のグレードやカラー選び、3年落ちまでに売却するケースになります。
車を安く買うには下取りが重要!
車を安く買うには値引きだけでなく下取りもが重要です。
ただ、下取りはディーラーが安く査定してくることが多いので、騙されないよう査定額を事前にネットで確認しておくのがオススメ。
ネットで確認した査定額をディーラーに伝えたらこんなことに・・・w
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