ホンダの新車を検討していると、やはり気になるのが「納期」。
車種やグレード、カラーによって納期に差があり、早まることもあれば、長く待たされるケースもあります。
特に「ヴェゼル」「フリード」「ステップワゴン」など人気モデルでは、販売店や仕様によって納車時期が大きく変わることもあり、事前に正確な情報を押さえておくことが重要です。
この記事では、ホンダ車の最新納期を車種別に整理し、納期に影響する生産体制や出荷の流れも図解でわかりやすく紹介。
あわせて、納期を早めるコツや「遅れた場合キャンセルが可能なのか?」についても解説しています。
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ホンダの納期一覧!2025年4月最新版
車種 | 3月 | 4月 | コメント |
---|---|---|---|
CR-V | 1 | 1 | |
N-BOX | 1 | 1 | 納期は1~2ヶ月だが、在庫車なら最短1週間で入手できる |
N-ONE | 1 | 1 | |
N-VAN | 1 | 1 | |
N-WGN | 1 | 1 | |
WR-V | 1 | 1 | |
ZR-V | 1 | 1 | |
アコード | 1 | 1 | 注文生産の場合、納期は3~4ヵ月 |
オデッセイ | 1 | 1 | 注文生産の場合は、3~4ヵ月待ちを覚悟すること |
シビック | 4 | 3 短縮 | |
シビックタイプR | 6 | 10遅延 | |
ステップワゴン | 1 | 1 | 注文生産でも1~2ヶ月で届く。在庫の場合は即納(1週間程度)が可能 |
フィット | 1 | 1 | ガソリン車ガソリン車は2~3ヶ月かかるが、e:HEV車は1ヵ月程度で届く |
フリード | 1 | 1 | 注文生産でも2ヵ月程度で納車 |
ヴェゼル | 1 | 1 |
ホンダ公式の工場出荷時期目安は?

現在、ホンダの公式ウェブサイトでは、車種ごとの工場出荷時期の目安を示す「工場出荷目途」ページが閲覧できない状態となっています。
2024年1月19日時点で工場出荷時期が掲載されていたホンダの公式ページにアクセスすると「404 Not Found」と表示され、アクセスできなくなりました 。
また、各車種ページの「お知らせ」欄に掲載されていた出荷時期情報も、最終更新日が2024年1月9日以降更新されておらず、情報提供が停止していると見られます。このため、最新の納期状況を把握するには、直接販売店に問い合わせる必要があります。
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ホンダ車の納期に影響する生産体制と出荷の仕組み【図解あり】

ホンダ車の納期は、単に車種やグレードの違いだけでなく、どの工場で生産されているか・どのような出荷体制が敷かれているかによっても大きく左右されます。
この章では、ホンダの主な生産工場と対応する車種、さらに納期に影響しやすい構造的な要因について、図解を交えてわかりやすく解説します。
ホンダの主な国内工場と生産車種
工場名 | 所在地 | 主な生産車種 |
---|---|---|
鈴鹿製作所 | 三重県鈴鹿市 | N-BOX/N-WGN/フィット/WR-V など |
埼玉製作所(寄居工場) | 埼玉県寄居町 | フリード/ステップワゴン/ヴェゼル/ZR-Vなど |
熊本製作所 | 熊本県大津町 | 二輪車が中心(四輪部品の一部) |
工場別の出荷時期の傾向と特徴
-
鈴鹿製作所
軽自動車やコンパクトカーを中心に生産。生産数が多く、比較的納期が安定しやすい傾向があります。 -
寄居工場
ミニバンやSUVなど人気モデルを集中生産しているため、生産負荷が高く、納期が延びやすい場合があります。
図解|ホンダ車の生産~出荷の流れと影響要因

図の通り、ホンダ車の納車までにはいくつかの工程がありますが、納期に最も影響するのは“生産スケジューリング”の段階です。
この工程で、生産ラインへの割り当てが決まり、納期の長短がおおよそ決まります。
人気グレードや特定のカラーに注文が集中していたり、部品の供給が遅れていたりすると、ここで大きく納期が延びることがあります。
一方、輸送や納車準備など後の工程は比較的スムーズに進むため、注文時点で「どの車種・グレードが早く生産されるか」を把握することが、納車を早めるコツです。
海外生産モデルの特徴と注意点

ホンダの一部車種(例:シビックハッチバックやCR-Vなど)は海外工場で生産され、日本に輸入される形で販売されています。
これらのモデルは、船便の遅れや現地の生産体制の変化により納期が不安定になるケースもあるため、余裕を持ったスケジュールでの検討が望ましいです。
海外工場生産の代表的なホンダ車種
車種名 | 生産拠点 | 備考 |
---|---|---|
シビック(ハッチバック) | イギリス or 北米(現行は米国) | 日本向けは主に米国から輸入 |
シビックタイプR | イギリス(旧型)→日本国内へ移行 | 過去は英国工場→現在は国内生産 |
CR-V | アメリカ or 中国工場 | 日本向け仕様は流動的 |
インサイト(販売終了) | 米国オハイオ州 | 供給安定していたが販売終了 |
アコード | 中国・タイなど海外工場 | モデルによって生産拠点が異なる |
WR-V | インド | 日本へ逆輸入 |
このように、ホンダ車の納期は単なる「注文順」だけでなく、生産拠点の体制や供給プロセスにも大きく左右されます。
次章では、納期が早まる車の特徴や、逆に遅れてしまう要因について詳しく見ていきましょう。
ホンダの納期が「早まる」ケースと「遅れる」要因とは?
ホンダ車の納期は、選ぶグレードやカラー、生産・物流の状況によって大きく変わります。
また、契約時の確認不足が思わぬ納期トラブルにつながることもあります。
この記事では、納期が早まるパターン、遅れる原因、注意すべきポイントを紹介します。
納期が早まるグレード・カラーの傾向
ホンダ車の納期は、生産計画と注文状況によって大きく左右されます。
人気が集中するグレードや仕様は生産待ちが発生しやすい一方、需要が少ない仕様は比較的早く生産ラインに乗るため、納期が短くなる傾向があります。
具体的には、次のような条件を選ぶと早期納車につながりやすくなります。
納期が早まる傾向にある条件
- 標準グレード(ベースグレード)
上位グレードに比べて生産量が多く、工場ラインの枠が確保されやすい。 - ガソリンモデル
ハイブリッド(e:HEV)に比べて部品構成がシンプルなため、生産に時間がかかりにくい。 - 不人気カラー(例:ブロンズ系、ダークグリーンなど)
注文数が少ないカラーは在庫車になっているケースもあり、すぐに納車できる可能性が高い。
ホンダ車の遅れ原因はどこにある?

半導体不足の影響
ホンダのe:HEV(ハイブリッド)モデルは、エンジン制御やモーター制御に多くの電子部品を使用しており、半導体不足の影響を特に受けやすい状況にあります。
また、ホンダセンシングに代表される先進安全装備や、ナビ・ディスプレイオーディオといったオプションも半導体に依存しているため、オプション装着の多い上位グレードほど納期が伸びやすい傾向が見られます。
部品供給の遅れ
ハイブリッド車向けのHVバッテリーやワイヤーハーネス(配線)などの供給遅れも、生産ライン全体に影響を与えます。
特に、これらの部品供給の滞りは、ヴェゼル、フリード、ステップワゴンといった寄居工場で生産されるモデルに直結しやすく、納期が後ろ倒しになるリスクが高まります。
自然災害による工場稼働への影響
ホンダの主要生産拠点である鈴鹿製作所、寄居工場、熊本製作所は、地震や豪雨といった自然災害の影響を受けやすい立地にあります。
万が一、工場の一時停止や部品サプライヤーの被災が発生した場合、人気の高いミニバン・SUVモデルを中心に、生産スケジュールが大きく遅れる可能性があります。
ホンダの納期を短縮するためにできること
ホンダ車の納期を少しでも早めたいと考えるなら、単純に「早く注文する」だけでは足りません。ホンダならではの生産事情や販売店の事情を踏まえて、できる工夫を知っておくことが大切です。
ここでは、納期短縮のために現実的にできる方法を紹介します。
在庫車・即納車を探す
ホンダでは、ディーラーごとに販売計画に沿ってすでに発注済みの「見込み在庫車」が存在していることがあります。
この見込み在庫や展示車を購入できれば、通常の注文生産車に比べて、数週間から1か月以上早く納車できる可能性があります。
ただし、ホンダの場合、人気の高いヴェゼル、フリード、ステップワゴンなどは、見込み在庫もすぐに売れてしまうため、早めに情報を掴むことが重要です。
在庫車・即納車を探す際は、次の点を意識しましょう。
- どのグレード・カラーの在庫があるかを直接問い合わせる
- 納期を優先する意向を営業担当にしっかり伝える
- 「今月入庫予定の車両一覧」を見せてもらう
特に「登録済み未使用車(ナンバー登録はしているが未走行)」があれば、最速で納車できることもあります。
ホンダ車は一部モデルで「見込み生産→販売」の動きが速いため、スピード感を持って動くことがポイントです。
異なる販売店をまわる
ホンダのディーラーは「Honda Cars ○○」といった名称で各地に展開されていますが、運営母体が異なる販売会社であることも多いです。
そのため、販売会社が違えば在庫状況や生産枠、納期見込みも大きく異なるケースがあります。
たとえば、
- A店ではヴェゼルの納期が6か月
- B店ではキャンセル車両が出たため2か月
というように、同じ車種でも販売店ごとに事情が違うことは珍しくありません。
納期を優先したいなら、1店舗だけでなく、できれば複数の販売店を比較・相談してみることをおすすめします。
特に、県境をまたいだ販売店などは在庫事情が異なる場合があり、意外な即納チャンスを見つけられることもあります。
注文時に納期短縮する工夫
ホンダ車は、新型モデルの発売サイクルが比較的頻繁で、年次改良(マイナーチェンジ)や特別仕様車の投入も多い特徴があります。
新型発表直後や、期末(3月・9月)の決算期は、N-BOXやフリードといった人気車種への注文が一気に集中しやすく、生産枠がすぐ埋まってしまう傾向があります。
特に軽自動車(Nシリーズ)やコンパクトカー(フィットなど)は改良のタイミングで受注が跳ね上がるため注意が必要です。
比較的落ち着いている時期に契約できれば、生産ラインにスムーズに乗り、納期を短縮できる可能性が高まります。
ホンダの納期に関するよくある質問【Q&A】

納期遅延でもキャンセルできる?
ホンダ車の注文後に納期が延びた場合、「キャンセルできるのか?」という疑問を持つ方は少なくありません。
結論から言うと、基本的にはキャンセルは可能ですが、契約内容や販売店ごとの対応によって異なるのが実情です。
ホンダでは、車両注文時に「注文書(契約書)」が取り交わされ、ここにキャンセル規定が明記されていることがほとんどです。
特にe:HEVモデルや特別仕様車などはメーカー発注後のキャンセルが難しくなるケースもあるため、納期未定や遅延が予想されるモデルでは慎重に検討しましょう。
販売店によっては、以下のような対応が取られることがあります:
- 工場出荷前であればキャンセル可能(違約金なし/ありは販売店次第)
- 出荷後・ナンバー登録済みはキャンセル不可
- 下取りやローン手続きが進んでいる場合、費用が発生する可能性も
納期が予定より長引いた場合は、販売店と早めに相談することが大切です。
契約前に「納期遅延時のキャンセル対応」について明示してもらうことも、納得感ある購入につながります。
出荷状況はどこで確認できる?
ホンダ車の出荷状況は、一般ユーザーがオンラインで直接リアルタイムに確認できる仕組みは基本的にありません。
そのため、出荷状況を把握したい場合は、契約した販売店の担当者に問い合わせるのが唯一の方法となります。
ホンダでは、「生産予定」「工場出荷済み」「港に到着」「販売店に配送中」などのステータス情報を、社内システムで管理しています。
これらの情報は、販売店の営業担当者が確認できるため、希望すれば大まかな進捗を共有してもらえるケースもあります。
特に以下のような問い合わせの仕方をすると、より具体的な回答を得やすくなります:
- 「いつごろ工場から出荷される予定か」
- 「すでに工場は出たのか」
- 「輸送中かどうか」
なお、SNS(X/旧Twitterなど)では、他ユーザーの納車報告や「〇〇グレード本日出荷された」といった投稿があり、トレンドを把握する手段として参考にされる方もいます。
納期と納車の違いは?
「納期」と「納車」は混同されがちですが、ホンダ車の購入時にはこの違いを正しく理解しておくことが重要です。
- 納期:工場出荷までにかかる時間(注文→生産→出荷)
- 納車:実際に車が手元に届く日(登録・整備・輸送含む)
ホンダでは、たとえば「納期2か月」と言われても、これは「工場出荷までが2か月」という意味である場合が多く、そこからさらに「輸送+販売店での登録・整備+引き渡し日程調整」で+1〜3週間かかることもあります**。
たとえば:
- 工場出荷:8月上旬予定
- 販売店到着:8月中旬〜下旬
- 登録・整備・納車:9月初旬
というような流れです。
特にヴェゼルやステップワゴンなど、寄居工場から遠方の地域に配送される場合は輸送に時間がかかることがあり、納期と納車のズレが大きくなることもあります。
契約時には「納期=工場出荷予定」と「納車=実際に手元に届く時期」の両方を確認するのがポイントです。