ハスラー

ハスラーのグレードGとX違いを徹底比較!デザイン重視ならJスタイル

スズキの新型ハスラーのグレード選びでは

  • ターボありとなしどちらがいいのか?
  • ハイブリッドGにすべきかハイブリッドXにすべきか?

このあたりが悩みどころだと思います。

そこで、この記事では

ハスラーではこれが買いだ!

と思えるおすすめグレードを紹介したいと思います。

また、グレード選びでは売れているグレードも参考になると思うので、人気グレードのランキングも公開しています。

新型ハスラーで売れ筋人気グレードはどれ?ランキングを発表!

比較の前にまず、売れ筋グレードを確認しましょう。

そこで、中古車などの市場データから、実際に売れているグレードのランキング化しました。

調査した台数は107台。傾向を見るには十分な数字です。

売れ筋はハイブリッドG!Jスタイルも人気

グレードランキングの発表です。

順位 グレード 販売台数
1 ハイブリッドG 56台
2 Jスタイル 46台
3 ハイブリッドX 27台
4位 Jスタイルターボ 10台
5位 ハイブリッドG(セーフティパッケージ非装着車) 9台

売れているのはハイブリッドGとJスタイル。この2つに人気が集中しています。

予算に余裕があればJスタイルを選びたいところですが、現実的なところがハイブリッドGでしょうか。

スズキ新型ハスラーの価格表をチェック!Jスタイルは159万円~

新型ハスラーのグレードの一覧表です。

グレード(2WD) 価格[税込]
ハイブリッドG
(スズキセーフティサポート非装着車)
128万円
ハイブリッドG 137万円
ハイブリッドX 152万円
ハイブリッドGターボ 146万円
ハイブリッドXターボ 161万円
Jスタイル 159万円
jスタイルターボ 168万円

※2トーンカラーは約4万円高
※4WDは約13万高

新型ハスラーの価格帯は約128万円〜182万円。ライバルのタフトと同じくらいです。

ターボ付きとターボなしがありますが、どちらを買うべきがは記事の後半で紹介しているのでチェックしてみてください。

違いはどこ?ハスラーハイブリッドGとハイブリッドXを徹底比較

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人気のハイブリッドGとハイブリッドX。買うなら安いハイブリッドGにしたいところですが、買った後に不満だらけだと後悔してしまいますよね。そこで、

  • どんな装備が追加されているのか?
  • どんなメーカーオプションが付けられるのか?

この2つを比較し、安いハイブリッドGでも満足できそうかどうかチェックしてみました。

ハイブリッドGの外装でも十分カッコいい

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左がハイブリッドXで右がハイブリッドGです。7点外装の違いがあります。

<外観の装備>

外観の装備 ハイブリッドG ハイブリッドX
LEDヘッドランプ ハロゲン
LEDポジションランプ ハロゲン
LEDサイドターン
ランプ付ドアミラー(1※)
LEDフロントフォグランプ
(2※)
プレミアムUV&IRカットガラス
(フロントドア)
IRカット機能付フロントガラス
ホイール 15インチ
スチールホイール
15インチ
アルミホイール

1※LEDドアミラー装着車はフェンダーサイドターンランプが装備されない
2※オプションでハロゲンのフォグランプの設定あり

特に目立つ外装装備の違いはホイールとヘッドライト。

Gはスチールホイールですが、意外とハスラーのアウトドアな雰囲気にマッチしています。Xのアルミホイールは都会派な雰囲気です。しかし、もし後から変えたくなっても、ホイールは後から社外品でカッコいいものを選ぶことができるので、Gでも問題ありません。

ヘッドライトはGがヘロゲンヘッドランプでXがLEDです。LEDだとめちゃくちゃ明るい気もしますが、運転する分にはハロゲンでも怖いと思うことはありません。雨天時はむしろ黄色いハロゲンの方が見やすいくらい。

なので、ハイブリッドGの外装装備でも満足できそうです。

ハイブリッドGの快適・安全装備でも満足できそう

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<快適・安全装備>

快適・安全装備 ハイブリッドG ハイブリッドX
デュアルカメラ
ブレーキサポート
車線逸脱警報機能
ふらつき警報機能
先行車発進お知らせ機能
電動格納式ドアミラー リモート格納
フロント2スピーカー+
フロント2ツイーター&リヤ2スピーカー
フロント2スピーカーのみ
(1※)

※1:オプションで追加可能

ハイブリッドGとXの安全装備を見てみましたが、全くの一緒。デュアルカメラブレーキサポートや車線逸脱警報機能といった安全装備がついてくるため、Gでも満足できそうです。

快適装備はXの方がリモート格納可能なドアミラーになることや、スピーカーやツイーターが増えるくらい。それもスピーカーとツイーターはオプションでも補うことが可能です。

快適・安全装備は大差がないので、ハイブリッドGでも満足できそうです。

ハイブリッドGの内装だと不満に感じそう

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主な内装装備の違いは8点です。

<内装の装備>

内装の装備 G X
シート ファブリック ファブリック
インサイトドアハンドル
[シルバー]
助手席バニティーミラー ◯[照明付]
ギアシフトパネル
[ピアノブラック調]
エアコンルーバーアクセント
[サテンメッキ調]
本革巻シフトノブ
メッキシフトノブボタン
シフトノブ加飾[ピアノブラック調]
ステアリングホイール ウレタン 本革巻

内装でまず目に入るシートですが、ハイブリッドGとXに変わりはありません。Gでも同じファブリックですし、カラーも同じくオレンジ・ブルー・ホワイトの3色から選ぶことができます。

しかし他のインパネやドアトリム等を見ていくと、明らかにXの方が高級感があります。本革巻ステアリングホイールや各部にメッキ加飾やピアノブラック調の加飾が施されているので、Gだとしょぼく感じてしまいます。ハンドルは本革巻のカバー等で補うことはできますが、その他はできません。

なので、内装はGの内装だと不満に感じそうですね。

ハスラーのおすすめグレードはハイブリッドG

ハスラーのハイブリッドGとハイブリッドXを比較した結果、

買いなのはハイブリッドG

だと思います。Gでも

  • 15インチスチールホイール(外装装備)
  • デュアルカメラブレーキサポート(安全装備)
  • 車線逸脱警報機能(安全装備)
  • ファブリックシート(内装装備)

このあたりの装備がついてきます。内装はXにしかついてこないメッキ加飾等があるためGはしょぼいんですが、快適・安全装備はGでもほぼ同じですし、外装も満足できる内容なんですよね。

スズキセーフティサポート非装着車のGでは安全運転に不安アリ

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セーフティサポート非装着車は安いですが、セーフティサポートがないと危険そうなのでこれは選択しない方が良さそうです。

セーフティサポートの装備の一覧です。

スズキセーフティサポート[ハイブリッドG] 機能
デュアルカメラブレーキサポート 前方の車両や歩行者を検知し、衝突の可能性が出た際に警報。さらに衝突の可能性が高まると自動ブレーキを作動
誤発進抑制機能 踏み間違いによる急発進を回避
車線逸脱警報機能 車線をはみだしそうになると警報で注意喚起
ふらつき警報機能 蛇行など、システムがふらつきと判断した場合、警報で注意喚起
先行車発進お知らせ機能 先行車の発進をお知らせ
ハイビームアシスト ハイ/ロービームを自動で切り替え
標識認識機能 標識を認識し、最高速度や一時停止をお知らせ
後退時ブレーキサポート バック時に、衝突被害軽減ブレーキが作動
後方誤発進抑制機能 シフト入れまちがいによる不意の後退を回避
リヤパーキングセンサー 後方の障害物への接近をお知らせ
全方位モニター用カメラ※ 前後左右、その他3Dビューによる視点を確認できる

※ハイブリッドGスズキセーフティサポート装着車にオプション設定

これがハイブリッドGのスズキセーフティサポート搭載車の安全装備です。全方位モニター用カメラはオプションですが、11点もの安全装備がプラスされます。

特に欲しいのはデュアルカメラブレーキサポート。今や多くの車に標準で搭載される自動ブレーキですが、これがないと不安を感じます。前方不注意で脇見をしていたり飛び出し等があった際に、デュアルカメラブレーキサポートがあれば被害を最小限に抑えることができます。

事故を起こさないためにもこれは絶対につけておきたい装備です。その他にも、誤発進抑制機能や車線逸脱警報機能といった安全装備もつけておかないと不安を感じそうです。なので、スズキセーフティサポート非装着車のハイブリッドGでは安全運転に不安を感じますね。

新型ハスラーはターボありなしどちらを選ぶべき?

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出典:https://www.suzuki.co.jp/

ターボ付きかなしどちらがいいのか走りや燃費、価格を比較してみました。

新型ハスラーで加速が良いのはターボ付き。ターボなしの方が運転がしやすい?

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私が実際に乗ってターボ付きとなしそれぞれどう感じたのか紹介したいと思います。

ターボなしは一般道で運転しやすい

最初に試乗したのはターボなしの方です。

ターボなしの率直な感想としては、登り坂や高速走行でもストレスなく加速してくれます

背の高い車ながら、コーナーでは軽い車重のおかげでロールが抑えられていました。一般道で運転しやすい車だと思います。

静粛性は軽にしては静かな印象です。エンジン回転数を上げた時に少し気になるくらいでしょう。

ターボ付きはパワフルに加速する

続いて試乗したのはターボ付きです。

ターボ付きは走り出しから良い印象です。ターボなしよりトルクのあるモーターを採用している影響でしょう。また、中高速域ではコンパクトカー並にパワフルに加速してくれました。これなら高速を走るにも十分な感じがありますね。

コーナリングはワンテンポ遅れて曲がる印象なので、ターボなし程軽快ではありません。重い車重が影響しているのでしょう。

静粛性はターボ付きでもなしでも変わりません。回転数が上がると少し気になりますが、全体的に静かさを感じました。

総合的にはターボなしの方が走りは良い

チェック項目 ターボなし ターボ付き
加速感 ×
コーナーの安定感 ×
静粛性

走りを比べるためにターボなしとありそれぞれを試乗して乗り比べてみて私が

良いと思ったのはターボなし

です。

ターボ車はパワフルですが、そのパワーを生かす機会はあまりなさそうです。それよりも普段の運転がしやすいターボなしの方が良いと思います。

ターボなしとターボ付きの実燃費の差は約3km/L

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燃費は実燃費を比較しました。

燃費 ターボなし
[2WD]
ターボ付き
[2WD]
カタログ燃費[WLTCモード] 25.0km/L 22.6km/L
実燃費 19.6km/L 16.4km/L
燃費達成率 77.6% 83.6%

実際の燃費差は3.2km/L。実燃費から計算すると、ターボなしと付きでは約10年で約14万円の燃料代の差がついてしまうようです。

燃費の差は大きくないですが、チリも積もればなので燃費重視であればターボなしですね。

ターボなしの方が価格が安い。ターボ付きの装備は必須?

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グレード 価格
ハイブリッドX
[マイルドハイブリッド]
152万円
ハイブリッドXターボ
[マイルドハイブリッドターボ]
161万円

 

装備 ハイブリッドX
[マイルドHV]
ハイブリッドXターボ
[マイルドHVターボ]
車線逸脱抑制機能
アダプティプクルーズコントロール
[全車速追従機能付]
フロント
ディスクブレーキ
◯(※) ベンチレーテッド
パドルシフト

※4WD車はベンチレーテッド

ターボ付きの方が価格は高いですが、クルーズコントロールやフロントベンチレーテッドディスクブレーキ等が設定されています。

これらの装備ですがターボなしだとオプションの設定すらありません。

これらの装備が必要な人はターボ付きを選んだ方が良いでしょう。

一般道での走りが良く、コストの安いターボなしがオススメ

ターボなしとありの比較をまとめてみました。

比較項目 ターボなし ターボ付き
走り
燃費
価格 ×
装備

どちらも良いところはあるんですが、買いなのは

ターボなし

だと思います。

価格も安く燃費も良いですし、高速などにあまり乗らないのであれば、ターボなしで十分でしょう。

新型ハスラーを安く買うには?

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新型ハスラーを安く購入するには値引きが重要になってきます。ただ、値引きについてはちょっと気を付けてほしいことがあります。それは…

値引き交渉でディーラーに騙されている人が多い

ということです。

この記事を見てくれた人には絶対騙されてほしくないので、実際に新型ハスラーを購入した人がどうやって騙されずに値引き交渉したのか、次の記事でチェックしてみてください。

 

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