ホンダ新型N-VANを購入するのに、どうしても悩んでしまうのがオプション選び。
たくさんあるオプションカタログの中からあれもこれもと付けすぎると、予算オーバーしますし、逆にケチってしまうと
「あのオプションを付けておけばよかった・・・」
なんてことはよくありますよね。
なので、オプションは慎重に選んだ方がよいです。
そこで、ここでは新型N-VANを購入する時の必須オプションやおすすめのオプションを紹介したいと思います。
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新型N-VANで必須のオプション・ナビはこれ
まず、ホンダ新型N-VANを購入する時にこれをつけておかないと
絶対に後悔する!
あるいは
これは不要だろう・・・
と考えられるオプションを紹介します。
ナビはメリットの多い純正品がオススメ
ベーシックインターナビ
[VXM-184VFi]
オプション価格:¥127,440
※ナビ装着用スペシャルパッケージ用
N-VANにナビをつけるなら純正か社外品で迷うと思いますが、断然純正ディーラーナビがオススメです。社外品の方が価格も安いし性能も変わらないと感じるかもしれませんが、実は純正品だと
- 安全性が高い
- 保証期間が長い
- 価格が安い
このようなメリットがあるんです。
なぜ純正品の方がいいのか、具体的に紹介していきます。
ステアリングスイッチやリアカメラとの連動で事故を抑止する
ナビ装着用スペシャルパッケージ
オプション価格:約4万円
- ナビ装着用スペシャルパッケージ
パッケージ内容 リアワイドカメラ 照明付オーディオリモートコントロールスイッチ ハンズフリーテレホンスイッチ 音声認識スイッチ デジタルTV用プリントアンテナ<12セグ/ワンセグ> 専用ワイヤーハーネス フロント1スピーカー(※) ※+STYLE FUNおよび+STYLE COOLは標準装備
N-VANは商用車ながら、ステアリングスイッチとリアカメラが純正ナビと連動してくれます。ステアリングスイッチとリアカメラはナビ装着用スペシャルパッケージの装備が必要なものの、事故を抑えるのにかなり効果的。
また、社外ナビでは連動しない不具合が起きる可能性があります。安全に運転したいなら純正ナビを選びたいところですね。
ステアリングスイッチでわき見運転を防ぐ
手をハンドルから離さずにオーディオの音量調整が可能なステアリングスイッチ。実は事故防止にかなり貢献してくれる機能なんです。
音を大きくしたいと思い、ナビモニターで音量調節をしていると
目の前に車が!
こんなヒヤリとした経験した方いるのではないでしょうか。時速60kmで車が走っていると、1秒間に進む距離はなんと約17m。モニター操作は早くても2秒はかかると思われるので、視線を落としたまま約35mも進んでしまうんです。
もしもステアリングオーディオスイッチが使えれば、ハンドルから手を離さずに操作が可能に。そのため、わき見運転を大幅に抑止できると思います。
ちなみに社外ナビでも一部連動できるものはありますが、メーカーでは保証していないので連動しない可能性も。さらに、連動させるために別途専用コネクターが必要にもなってきますし、一部の機能は利用できなくなることもあります。問題なく使用したいなら純正品を選ぶべきでしょうね。
リアカメラで死角内の接触事故を抑える
バックする時にナビモニターで後方確認を可能にしてくれるリアカメラ。これがあれば予期せぬ事故を防ぐことができます。
普通車に比べるとN-VANは死角が少ないものの、それでも小さな子供は隠れてしまうんです。また、たくさん荷物を載せた時にはさらに死角が増えてしまいます。
そんな時にリアカメラと連動させられれば、死角内にいる小さな子供を確認することが可能。接触事故を大幅に抑止できることでしょう。
ちなみにN-VANは、社外ナビでリアカメラと連動することはメーカーでは保証されていません。社外ナビを買ったものの、安定して連動しなければ無駄な買い物になってしまいます。確実に連動する純正ナビを選んだ方が得策だと思います。
純正ナビなら保証も長くて安心できる
ホンダ純正ナビと社外ナビの保証期間は、
- ホンダ純正ナビ
⇒3年間6万km - 社外ナビ
⇒1年間、走行距離の保証なし
(有償で保証延長できるものも有)
このように大きな差があるんです。
口コミでは2年目以降にナビの故障が多くなると言われています。なので安心できるのは保証期間が長い純正ナビの方でしょう。ナビがもしも壊れてしまった時に
やっぱり社外品はやめておけば良かった・・・
なんて後悔することになりかねませんからね。
総額はホンダ純正ナビの方が安く抑えられる
純正ナビと同等クラスの社外ナビは約7.5万円。
社外ナビにバックカメラ、取付け工賃を含めて計算してみると
- 社外ナビ
装備&工賃 価格 社外ナビ 7.5万円 社外ナビ接続用ステアリングスイッチ&
リアカメラケーブル&アダプター1万円 パーツ取付け工賃
[ナビ+バックカメラ+ステアリングオーディオスイッチ]5万円 合計: 13.5万円
合計で約13.5万円かかります。
純正ナビは取付け工賃込みで約15万円だと思われるので、社外ナビの方が1.5万円程安いです。
しかし、純正ナビは10%〜20%のオプション値引きが期待できるので、実際は12.5万円程で購入可能。(約2万5000円引き)
こうなってくるとナビはホンダ純正品一択じゃないかなぁと思います。
ちなみに、他のオプションでも20%程度の値引きは全然イケます。こちらのページで値引きについて詳しく紹介しているので参考にしてみてください。
⇒ホンダ新型N-VANの値引き体験談をレポート。値引き相場や限界はいくら?
様々なシーンで安全運転するならHonda SENSINGは必須
Honda SENSING
オプション価格:約7万円
N-VANではターボグレードを除いて、Honda SENSINGを装備しない仕様に変更して安くすることが可能ですが、外すのはやめた方がいいと思います。
なぜならHonda SENSINGがついていれば・・・と後悔する可能性があるからです。
<Honda SENSING>
Honda SENSING | 内容 |
衝突軽減ブレーキ <CMBS> |
前走車や対向車、歩行者との衝突回避を支援 |
誤発進抑制機能 | 不注意による急発進を防止 |
歩行者事故低減 ステアリング |
歩行者側へ車線逸脱し、衝突の危険が高まった場合 ステアリング操作による回避を支援 |
路外逸脱抑制機能 | 車線を検知し、はみださないよう支援 |
車線維持支援 システム<LKAS> |
車線内を走行できるようにステアリング操作を支援 |
Honda SENSINGの主な機能はこの5点。中でも歩行者事故低減ステアリングは効果的。つい居眠りをしてしまい、気がつくと
危なく歩行者の列に突っ込む寸前だった・・・
こんな事故を防ぐことができます。歩行者事故低減ステアリングは歩行者側の車線にはみ出し、歩行者とぶつかりそうになった時に作動。ステアリング操作による回避を支援し、衝突を防止できます。
この他にも多くのシーンで安全運転を支援してくれるHonda SENSING。約7万円かかってしまいますが、1回でも事故を抑えられるなら安い買い物でしょう。
リアワイドカメラシステムは価格が高い
リアワイドカメラシステム
オプション価格:¥29,160
※ナビ装着用スペシャルパッケージ装備車には装着不可
ワイドビューやトップダウンビュー、ガイド線表示も可能になるリアワイドカメラ。ナビ装着用スペシャルパッケージのリアカメラと異なり、様々な視点で後方確認できるのが特徴です。
ただし、リアワイドカメラシステムをつけるだけで約3万円もかかってしまいますし、ステアリングスイッチなどはついてきません。
正直ノーマルビューだけでも後方死角を確認するのに十分だと思うので、約1万円高くてもステアリングスイッチなどもついてくる、ナビ装着用スペシャルパッケージを選んだ方がお得でしょう。なので、リアワイドカメラシステムは不要だと思います。
新型N-VANで必須オプションの価格はいくら?
人気の高いN-VANのグレード”+STYLE FUNに、必須オプションを付けた時の合計額を計算してみました。
オプション | 価格 |
ベーシックインターナビ [VXM-184VFi] |
¥127,440 |
ナビ装着用スペシャルパッケージ | 約¥40,000 |
Honda SENSING | 約¥70,000 |
合計: | ¥237,440 |
必須オプションの価格は合計で約24万円。高い・・・と感じますが、ナビが含まれているのでしょうがないでしょう。
また、実際に購入する時には他にも欲しくなるオプションも出てくるでしょうから、オプション費用はこれに加えて2〜3万円は必要と考えておくと良いでしょう。
新型N-VANのオプションランキング
順位 | オプション |
1位 | ドアバイザー |
2位 | フロアカーペットマット |
3位 | ETC車載器 |
4位 | ドライブレコーダー |
5位 | ラゲッジマット |
必須オプション以外のオプションを選ぶのに、どんなオプションが売れているのかランキングにしてみました。
雨天時の換気がしたいならドアバイザー
ドアバイザー(フロント用左右セット)
オプション価格:¥7,560
多くの車についているドアバイザー。なくても別に困らないだろう・・・と考えるかもしれませんが、これがないとかなり不便になってしまうんです。
雨天時に車内の空気を入れ替えようと思ったら、
車内が濡れて窓を開けられない!
こんなことが起こってしまいます。そんな時にもしもドアバイザーがついていれば、雨天時でも少し窓を開けることができるんです。車内に臭いがこもったりするのが嫌な人には重宝する装備でしょう。
また、社外品は純正品の半額程度で買うことが可能です。ですが、据付の精度は純正より劣るため、雨が少し入る恐れもあります。一方純正品はそんな心配がない上に、ディーラーが無料サービスしてくれることも。
無料サービスしてもらうためにはドアバイザーを見積もりから外しておき、契約直前に
「ドアバイザーをサービスしてくれたら契約する!」
と強くおして見ることです。かなりケチなディーラーじゃなければ、喜んでサービスしてくれると思います。
フロアマットは社外品だと消耗が早い
フロアカーペット
(スタンダードタイプ)
オプション価格:¥15,120
定番オプションのフロアカーペット。内装の汚れを防いで、掃除も楽にしてくれるパーツです。そんなフロアマットは安い社外品で済ませたくなりますが、デメリットがあります。
- 社外フロアマットの欠点
-フィット感が若干悪いので、ズレて事故につながる
(ペダル類が引っかかってしまう)
-純正品よりも消耗が早いため、再購入しなければならない
この2点のようなことが起こる恐れがあるんです。事故を起こしてしまってからでは、取り返しがつかないことになります。なので、信頼性が高い純正品を選ぶ方が得策でしょうね。
ドライブレコーダーがあれば泣き寝入りせずに済む
ドライブレコーダー
(GPS/液晶モニター付)<取付アタッチメント含む>
オプション価格:¥27,000
事故の証拠として急速に需要が高まっているドライブレコーダー。あおり運転の証拠として装備するケースが多いんですが、実は当て逃げにもかなり効果を発揮してくれるんです。
楽しい買い物から駐車場に戻ってみると
愛車に傷がついていた・・・
こんなことが起こっています。当て逃げされた場合、警察に届け出ても加害者が見つかることはほぼありません。自己負担するか保険を使って修理することになってしまいます。
もしドライブレコーダーがついていれば、被害を受けたシーンを自動録画してくれるので、加害者のナンバーや車種から特定が可能に。これによって被害を受けても泣き寝入りせずに済むでしょう。
ちなみに社外品でもドライブレコーダーは安い価格で売られています。ですが、純正品より環境変化に弱く、大事な時に録画されていない可能性があるので、社外品はやめた方がいいです。
また、本体価格は純正品の方が高いですが、オプション値引きや工賃を合わせると社外品と同等程度になります。そのため、費用面でも純正品が多く選ばれているようです。
新型N-VANを安く買うには?
新型N-VANを安く購入するには値引きが重要になってきます。ただ、値引きについてはちょっと気を付けてほしいことがあります。それは…
値引き交渉でディーラーに騙されている人が多い
ということです。
この記事を見てくれた人には絶対騙されてほしくないので、実際にN-VANを購入した人がどうやって騙されずに値引き交渉したのか、高く下取りしてもらったのか、次の記事でチェックしてみてください。
⇒ホンダ新型N-VANの値引き体験談をレポート。値引き相場や限界はいくら?