新型N-BOXは2023年10月6日にフルモデルチェンジされました。
オプションやアクセサリーが豊富なので、自分好みにカスタマイズできます。
しかし、オプションが豊富すぎるのも考えもので、
「このオプションが後付けできないなんて…」
「後付けできるなら安い社外品があったよ!」
と、後悔することもしばしば。
今回は、新型N-BOXのおすすめオプションをカタログから厳選して紹介していきます。後付けの可否や必須オプションも紹介しているのでご覧ください。
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新型N-BOXとN-BOXカスタムで最低限必要なオプション10選!
まずは、新型N-BOXで最低限必要なオプションと価格を一覧でご紹介します。
カタログから厳選したオプションを以下のように分類しました。
安全 → 安全装備
快適 → 快適装備
内装 → インテリア
外観 → エクステリア
ナビ → ナビ
オプション名 | 価格 | 分類 | 後付け |
リアパワースライドドア(両側化) | 10万100円 | 安全 | ✕ |
マルチビューカメラ | 7万3,200~ 13万8,600円 |
安全 | ✕ |
フロント& バックカメラ※ |
7万5,900円 | 安全 | ◯ |
ETC2.0 | 1万7,600~ 3万4,100円 |
内装 | ◯ |
LEDルームランプ | 3,850円 | 内装 | ◯ |
ナビ/ ドライブレコーダー あんしんパッケージ |
29万7,000円 | ナビ | ◯ |
エアロセット | 19万1,400~ 32万3,400円 |
外観 | ◯ |
フロアカーペットマット (プレミアム) |
2万7,500円 | 内装 | ◯ |
光のアイテム パッケージ |
3万9,490円 | 内装 | ◯ |
サンシェード内蔵 大型ルーフコンソール |
3万4,650円 | 内装 | ◯ |
合計 | 78万4,790~ 99万8,690円 |
※フロント&バックカメラはマルチビューカメラ搭載車には搭載できません。
N-BOXのオプションカタログ
» N-BOX Honda 純正アクセサリー(メーカーサイト)
新型N-BOXにおすすめのメーカーオプション 後付け不可
それでは各オプションの詳細を見ていきましょう。
最初は後付けができないメーカーオプションから紹介していきます。
メーカーオプションは工場で組み立てるときにしか付けられないオプションなので、後付けはできません。
付ければよかったと後悔も多いので、最低限の必須メーカーオプションはチェックしていきましょう。
パワースライドドアは両側に付けるべき
リアパワースライドドア(両側化)
オプション価格:10万100円
対象グレード:N-BOX,N-BOXファッションスタイル,N-BOXカスタム(他グレードでは標準搭載)
パワースライドドアは絶対に両側スライドドアにしましょう。パワースライドドアになっていれば両手が塞がっているときでも楽にドアを開閉できます。
新型N-BOXの電動パワースライドドアは、左側にしか標準装備されていません。もし右側から荷物を載せたい場合でも、左側に回り込まないとならないのはなかなか面倒です。
セットオプションであるため、価格は10万円超えの高額オプションではありますが、リセールもアップするので運転席側パワースライドドアは必ず付けましょう。
ディーラーオプションでハンズフリードアに
ハンズフリードア
オプション価格:2万9,700円(片側分)
対象グレード:全グレード
ワンタッチスライドドア
オプション価格:1万2,980円(片側分)
対象グレード:全グレード
ディーラーオプションでオートスライドドアをハンズフリードアに変更できます。
完全に両手が塞がってしまった際も、足を車体の下に入れればドアを開けられるようになるので、利便性が格段にアップします。
両側にハンズフリードアとワンタッチドアを付けると8万5,360円と決して安くないので、好みで設置するようにしましょう。
新装備のマルチビューカメラシステムで駐車もラクラク
マルチビューカメラシステム
オプション価格:7万3,200~13万8,600円
対象グレード:N-BOXカスタム,N-BOXカスタムターボ
マルチビューカメラシステムは、前後左右4ヶ所のカメラで撮影した映像を合成し、駐車時に上空から見下ろしたような視点で見れます。
それ以外にも、狭い道や、見通しの悪い交差点でも死角を映せるので、安全性が格段に向上します。
なぜかN-BOXカスタムにしか付けられないので、無印のN-BOXを買うならば、後述するディーラーオプションのフロント&リアカメラを選びましょう。
サイドエアバッグは標準化
サイドエアバッグシステム(前席・後席対応)
オプション価格:0円
対象グレード:全グレード
先代ではオプションであったサイドエアバッグは新型N-BOXでは標準装備になりました。
たしかに、生命を守る装備に追加料金がかかるのはなんとなく納得いかなかったので標準化されたのは嬉しいですね。
新型N-BOXとN-BOXカスタムでおすすめの純正ディーラーオプション 後付け可
メーカーオプションの次はディーラーオプションを選んでいきます。
ディーラーオプションはメーカーオプションとは違い後付けができるオプションなので、契約時に深く悩む必要はありません。
しかし、ディーラーオプションは種類が膨大なため、必要のないオプションを選んでしまわないように注意しましょう。
ETCは標準では付いていないので絶対付けよう
ETC2.0
オプション価格:1万7,600~3万4,100円(取付アタッチメント込み)
対象グレード:全グレード
N-BOXのETCはディーラーオプションとなっています。
国土交通省の調査によると、令和5年7月時点でのETC利用率は94.3%となっており、もはやETCを利用するのが当たり前です。
N-BOXのETCは機能によって金額が違いますが、一番安いETCなら、1万7,600円と決して高くないので付けるようにしましょう。
LEDルームランプで車内を明るく
LEDルームランプ
オプション価格:3,850円
対象グレード:全グレード
ルームランプはLEDルームランプに交換するのがおすすめです。
通常のハロゲンランプは無いよりマシ程度の明るさですが、LEDルームランプの明るさは蛍光灯ほどもあります。
室内を明るくするためにもLEDランプへの交換は必須です。
LEDランプは1,000円程度の社外品も充実していますが、適合外のものだったり、保証をしてもらえなかったりすることもあるので、詳しくないなら純正品を買うのがいいでしょう。
マルチビューカメラを付けられないならフロント&バックカメラをつけよう
リアカメラ de あんしんプラス4
オプション価格:3万9,600円
対象グレード:全グレード
フロントカメラシステム
オプション価格:3万6,300円
対象グレード:全グレード
マルチビューカメラシステムを搭載できない無印N-BOXには、フロントカメラとバックカメラ(リアカメラ)を付けるのがおすすめです。
死角をなくす機能や、バック駐車をサポートする機能が備わっているため、マルチビューカメラシステムほどではありませんが、安全性が向上します。
マルチビューカメラを搭載できるグレードであれば、あえてこちらを搭載する意味はありません。
新型N-BOXのナビは純正ナビ一択!
次は、新型N-BOXのナビについて見ていきましょう。
N-BOXのナビの選択肢は主に2通りあります。
- ディーラーナビ
⇨ 基本的にはこれ一択!機能も充実 - 社外ナビ
⇨ 価格を抑えたいならこれ。使えない機能があるのでおすすめできない。
基本的にはディーラーオプションの「N-BOX専用 9インチ Honda CONNECTナビ」一択
N-BOX専用 9インチ Honda CONNECTナビ
オプション価格:24万6,400円
対象グレード:全グレード
おすすめのナビはディーラーオプションの、N-BOX専用 9インチ Honda CONNECTナビです。
DVDやワンセグ、Bluetoothといった基本的な機能は十分に搭載され、デザインもN-BOX専用なのでインテリアと自然に馴染みます。
また、純正品なので、N-BOXの機能と完全に連携できる点も安心できますね。
HDMIの接続コードもあるので、追加で4,400円かかりますが必要ならば付けましょう。
お得なドライブレコーダーセットがおすすめ
ナビ/ドライブレコーダーあんしんパッケージ
オプション価格:29万7,000円
対象グレード:全グレード
ディーラーナビはドライブレコーダーとセットで付けるのがお得です。
ドライブレコーダーは安価な社外品も多く売っており、取り付けも難しくありません。
しかし、新型N-BOXはホンダセンシングなどレーダーを使う装備があるため、社外品のドライブレコーダーはレーダーと干渉し、ノイズを発生させたり誤作動を起こさせたりすることがあります。
ナビとドライブレコーダーをセットで取り付けると、わずかにお得になります。
社外ナビは安いがオススメできない
社外ナビ&ナビ連動レコーダー
オプション価格:2万円前後~(ナビによる)
対象グレード:全グレード
N-BOXには安い社外ナビを搭載できますが、あまりおすすめはできません。
最近の車は様々な機能が搭載されており、ナビはインターフェースの役割も引き受けています。純正ナビでないと動作しない機能も少なくありません。
また、社外品のナビはホンダセンシングなどのレーダーと干渉をする可能性もあります。純正品は干渉しないように作られているため心配はいりません。
以上のことから価格で社外ナビを選ぶのはおすすめできません。価格を安くしたいなら、値下げ交渉をするのがいいでしょう。
N-BOXにおすすめのアクセサリー・純正オプションパーツ 後付け可
ここまで、N-BOXをより便利にするオプションを見ていきました。
ここからはN-BOXをドレスアップするアクセサリーを見ていきましょう。
純正エアロでNBOXをかっこよく
新型N-BOXには、外装をドレスアップする純正のエアロパーツが用意されています。
純正の外装部品は18種類あります。組み合わせはほぼ無数ですね。
迷うならプレミアムスタイルとモダンカジュアルスタイルの2種類が用意されているので、そこから選ぶといいでしょう。
外装 | 価格 |
フロントグリル | 3万9,600円 |
LEDフォグライト | 5万7,200円 |
リアライセンスガーニッシュ | 2万2,000円 |
ドアハンドルプロテクションカバー | 8,800円 |
サイド&テールゲートガーニッシュ | 3万800円 |
内装 | 価格 |
シートカバー(合皮製) | 5万1,700円 |
インナードアハンドル& ドアポケットイルミネーション |
1万4,300円 |
サイドステップガーニッシュ | 2万3,100円 |
フットライト | 1万7,600円 |
合計 | 26万5,100円 |
https://www.honda.co.jp/Nbox/ |
外装 | 価格 |
デカール(フロント&サイド) | 3万5,200円 |
LEDフォグライト | 5万9,400円 |
ドアミラーカバー | 8,800円 |
14インチ アルミホイール | 2万7,500円 |
内装 | 価格 |
シートカバー(ファブリック) | 3万1,900円 |
フロアカーペットマット (フローリングタイプ) |
2万8,600円 |
合計 | 19万1,400円 |
https://www.honda.co.jp/Nbox/ |
無限パーツでN-BOXをレーシング仕様に
無限はホンダのレーシング用のパーツやエンジンを作っているブランドです。無限パーツを付けることでホンダ車をレーシング仕様にできます。
新型N-BOXにも無限パーツが用意されているのでチェックしていきましょう。
アイテム | 価格 |
フロントグリルガーニッシュ | 3万5,200円 |
フロントアンダースポイラー | 6万6,000円 |
サイドスポイラー | 6万6,000円 |
フロントロアスポイラー | 3万9,600円 |
合計 | 20万6,800円 |
http://www.mugen-power.com/dealer/automobile/products/n-box/ |
アイテム | 価格 |
スタイリングセット フロントアンダースポイラー サイドスポイラー リアアンダースポイラー |
19万8,000円 |
フロントロアスポイラー | 3万9,600円 |
フロントグリルガーニッシュ | 4万1,800円 |
テールゲートスポイラーロアガーニッシュ | 4万4,000円 |
合計 | 32万3,400円 |
http://www.mugen-power.com/dealer/automobile/products/n-box/ |
純正部品で内装をドレスアップ
N-BOXには内装をドレスアップする純正部品もあります。
後付けができる上、似たような社外品もあるので付けなくてもオーケーですが、最低限次のアクセサリーだけはつけましょう。
フロアカーペットマット
フロアカーペットマット(プレミアムタイプ)
オプション価格:2万7,500円
対象グレード:全グレード
まず、車内をきれいに保つために、フロアカーペットマットは必ず付けるようにしましょう。
社外品で似たようなものはありますが、サイズがピッタリ合わなかったり、固定できずにズレてしまったりすることがあります。
そうなると、結局マットの下が汚れてしまいますよね。
少し高いですが、フロアマットは純正品がおすすめです。
光のアイテムパッケージ
光のアイテムパッケージ
オプション価格:3万9,490円
対象グレード:全グレード
イルミネーションセットの光のアイテムパッケージもおすすめです。
イルミネーション類は付けだすとキリがありませんが、これは主に、足元を照らしてくれるイルミネーションのセットです。
イルミネーションがあると車内がきれいになる他にも、夜でも足元が明るければ点灯の危険を減らせます。
価格も4万円程度とさほど高くないので付けたほうがいいでしょう。
ルーフコンソール
サンシェード内蔵大型ルーフコンソール
オプション価格:3万4,650円
対象グレード:全グレード
ルーフコンソールを付けると、N-BOXの天井の高さを最大限活かすことができます。
ルーフコンソールは先代からの人気オプションで、左右合わせて最大1kgの荷物が収納でき、ティッシュボックスもセットできるオプションです。
新型N-BOXではルーフコンソールが進化し、サンシェードを内蔵するようになりました。意外と収納に困るサンシェードも、これなら邪魔になりませんね。
N-BOXにはない装備
最後に、一定の需要はありながらも新型N-BOXには用意されていない装備を紹介します。
サンルーフ
サンルーフは新型N-BOXに用意されていません。最近ほんとに見かけなくなりましたねサンルーフ…
サンルーフがあると車内が開放的になり、太陽光を取り込めるようになるのですが、ガラスが割れたり汚れたりすることも少なくありません。
とはいえ、今でも一定の需要があり、サンルーフを設置してくれる業者があります。
改造行為になるので、気になる方は関連法令等にも注意して、くれぐれも自己責任で行なってください。
スペアタイヤ
スペアタイヤも最近の車にはありません。オプションでも付けられないので注意が必要です。
新型N-BOXには全車種標準で応急パンク修理キットが付いています。パンクをした際はそれで対応しましょう。
ホンダN-BOXでオプション取付け費用を浮かせたいならオプションカプラーが必須
オプションの取付け費用は1時間の作業で8,000円程ディーラーは請求してきます。結構な値段がしますが、もしオプションパーツを自分で付けるならこの費用を抑えることができます。
ただ、取り付ける時は電源をとる必要があるのですが、これがちょっと面倒なんです。そこで便利なのがオプションカプラー。
オプションカプラーは電源を取るためのパーツですが、わからない人はgoogleで「N-BOX オプションカプラー」で検索すると良いです。
「カプラーって何?」
とここで思った人は、絶対に手を出さずにディーラーにお願いしましょう。取付け費用はかかりますが、自分でやって車を壊してしまうよりは全然マシです。
N-BOXのオプションカプラーを購入するなら楽天が良い
出典:https://item.rakuten.co.jp/
オプションカプラーはネットで探せばかなり安く売られています。私が楽天で探してみたら2,000円ぐらいで、こんなものがありました。
オプションカプラーが安物で壊れたという話はあまり聞いたことがないので、楽天やAmazonで安く購入しても品質的には問題ないと思います。
N-BOXを安く購入するコツや注意点は?
新型ホンダNBOXは軽自動車の中でも価格が高い車種なので、購入するときに重要になってくるのは値引き。
ただ、値引きについてはちょっと気を付けてほしいことがあります。それは…
値引き交渉でディーラーに騙されている人が多い
ということです。
この記事を見てくれた人には絶対騙されてほしくないので、実際に新型NBOX/customを購入した人がどうやって騙されずに値引き交渉したのか次の記事でチェックしてみてください。