N-BOX

新型N-BOXのグレード一覧&人気ランキング2024年版!おすすめは?

新型N-BOXはノーマルとカスタムの2タイプが用意されており、グレードも多いため

各グレードを比較すると違いはどうなの?
新型N-BOXの売れ筋やおすすめグレードは?
グレード別の価格はどれくらい?

このあたりは気になるのではないでしょうか?

そこで、当編集部では、新型N-BOXのグレードを独自調査し、装備や価格などを比較しました。

新型N-BOXのおすすめグレードや、人気グレードランキングも紹介しているので、最後までご覧ください。

新型N-BOXのグレードを比較する4つのポイント

ポイント①デザイン(エクステリア)
同じN-BOXでもグレードごとにエクステリアに違いがあります。各グレードの外観デザインやグレードの見分け方をチェックしましょう。
ポイント②内装(インテリア)
エクステリアよりもインテリアの方がグレードごとの違いが顕著です。グレード別に内装の違いを比べました。
ポイント③装備
グレードごとに付いている装備は違います。各グレードごとにどんな装備があるのかや、グレード間の差分をチェックしました。
ポイント④オプション
オプションもグレードによって違います。付けたいオプションがそのグレードで付けられるかはきちんとチェックしましょう。

新型N-BOXグレード人気ランキング!グレード別の販売台数は?

まずは新型N-BOXのグレード人気ランキングを見ていきましょう。

N-BOXのノーマルとN-BOXカスタムの販売台数を分けて集計し、ランキングにしました。

N-BOXノーマルでもっとも売れているグレードはベースグレード

N-BOXノーマルの人気グレードランキングはこの通り。

N-BOX ノーマル
グレード人気ランキング
順位 グレード 台数 割合
1 ベースグレード 83 76.85%
2 ファッションスタイル 25 23.15%
3 スロープ 0 0.00%
合計 108 100%

N-BOXノーマルの今回調査した総販売台数は、合計で108台でした。

N-BOXノーマルの販売台数ランキング1位はベースグレードでした。3/4の人がノーマルのベースグレードを選んでいるようですね。

ファッションスタイルよりベースグレードが売れている理由

ベースグレードとファッションスタイルの違いは、外観のデザインのみ。さらに、その差も一部がホワイトになった程度の違いです。

その割に価格差は10万円もあるので、ベースグレードで十分だと考える人が多いのでしょう。

装備やデザインの比較は下記で行なっていますので、詳しく知りたい方はそちらもご覧ください。

N-BOXカスタムでもベースグレードが売れているがターボも負けていない

続いて、N-BOXカスタムの販売台数からの人気グレードランキングを確認していきましょう。

N-BOX カスタム
グレード人気ランキング
順位 グレード 台数 割合
1 カスタム ベースグレード 152 66.67%
2 カスタム ターボ 45 19.74%
3 カスタム
コーディネートスタイル(2トーン)
12 5.26%
4 カスタム
コーディネートスタイル(モノトーン)
10 4.39%
5 カスタム ターボ
コーディネートスタイル(2トーン)
7 3.07%
6 カスタム ターボ
コーディネートスタイル(モノトーン)
2 0.88%
7 カスタム スロープ 0 0.00%
合計 228 100%

今回調査したN-BOXカスタムの総販売台数は228台N-BOXカスタムはノーマルの2倍以上売れていることがわかりました。

N-BOXカスタムもベースグレードが一番人気

N-BOXカスタムでもベースグレードがもっとも売れています。ベースグレードの販売割合は約68%です。

N-BOXカスタムのベースグレードとコーディネートスタイルの違いも、内装やエクステリアなどのデザイン面のみです。コーディネートスタイルにしか付けられない装備や機能はありません。

その割に価格差は20万円もあり、コーディネートスタイルのコスパは悪いといえます。

カスタムのベースグレードとコーディネートスタイルの比較は以下で行なっているので、詳しく知りたい方はご覧ください。

カスタムターボも人気になっている

カスタムターボも売れており、コーディネートスタイルのターボと合わせると、約24%もの人がN-BOXカスタムのターボを選んでいます

カスタムターボは、エンジンがターボエンジンになるだけではなく、カスタムではメーカーオプションの、両側パワースライドドアと、コンビニフック付きシートバックテーブルが標準装備になります。

ベースグレードにこれらを付ける場合、オプション価格は6万6,000円。カスタムとターボの価格差は20万円ですが、エンジンと装備を考えるとお得かもしれませんね。

カスタムのベースグレードとターボの比較は以下で行なっています。迷っている方は参考にしてみてください。

新型N-BOXグレード別の新車価格一覧!一番高い・一番安いグレードは?

新型N-BOXの人気グレードランキングの次は、グレード別の価格を見ていきましょう。

新型N-BOXのグレード別新車価格一覧はこちら。

新型N-BOX
グレード別価格一覧
グレード 価格 燃費
ノーマル
ベースグレード
164.9万円
~178.2万円
19.4km/L
~21.6km/L
ノーマル
ファッションスタイル
174.8万円
~188.1万円
19.4km/L
~21.6km/L
ノーマル
スロープ
184.4万円
~196.5万円
19.1km/L
~21.1km/L
カスタム
ベースグレード
184.9万円
~198.2万円
19.4km/L
~21.5km/L
カスタム
ターボ
204.9万円
~218.2万円
18.4km/L
~20.3km/L
カスタム
コーディネートスタイル
(2トーン)
212万円
~225.3万円
19.4km/L
~21.5km/L
カスタム
コーディネートスタイル
(モノトーン)
205.9万円
~219.2万円
19.4km/L
~21.5km/L
カスタムターボ
コーディネートスタイル
(2トーン)
223万円
~236.3万円
18.4km/L
~20.3km/L
カスタムターボ
コーディネートスタイル
(モノトーン)
217.万円
~230.2万円
18.4km/L
~20.3km/L
カスタム
スロープ
206.7万円
~218.8万円
19.0km/L
~21.1km/L

新型N-BOXの一番安いグレードは「ノーマル ベースグレード」です。価格は164.9万~178.2万円。

反対に、一番高いグレードは「カスタムターボ コーディネートスタイル(2トーン)」でした。価格は223万~236.3万円です。

価格差は約58万円と、そう大きな価格差ではありません。

しかし、いくら価格差が小さいとはいっても、58万円以上の価値がなければ、あえて高いグレードを買う必要はありませんよね。

はたして、価格差に見合う価値があるのでしょうか?詳しく検証していきましょう。

新型N-BOXのグレードの違いを徹底比較!装備や価格の違いも紹介

続いて、新型N-BOXのグレードごとの、装備や価格などを具体的に見ながら比較していきましょう。

新型N-BOXの装備を以下の4つに分類して、各装備にラベルを付けてご紹介します。

安全 → 安全装備
快適 → 快適装備
内装 → インテリア
外観 → エクステリア

【ノーマル ベース】一番安いながらも十分な装備!価格は165万円から

まずは、エントリーグレードであるN-BOXノーマル ベースグレードを見ていきます。

N-BOXノーマル ベースグレードの価格やポイントはこの通り。

グレード名
N-BOX
価格
2WD 4WD
164.9万円 178.2万円
ノーマルのポイント
  • 軽とは思えない充実した装備
  • エンジンパワーも軽とは思えない
  • 有料オプションも充実
  • 価格は約165万円

ノーマル ベースグレードの価格は164.9万円です。100万円台前半の軽自動車がある中で、新型N-BOXの新車価格はやや高めかもしれませんね。

次はN-BOXノーマル ベースグレードの装備を見ていきます。

新型N-BOX ノーマル
ベースグレードの装備
種別 装備名 備考
安全 Honda SENSING

  • 衝突軽減ブレーキ〈CMBS〉
  • 先行車発進お知らせ機能
  • 歩行者事故低減ステアリング
  • 路外逸脱抑制機能
  • 標識認識機能
  • 渋滞追従機能付
    アダプティブクルーズコントロール〈ACC〉
  • 車線維持支援システム〈LKAS〉
  • オートハイビーム
  • 誤発進抑制機能
  • 後方誤発進抑制機能
  • 近距離衝突軽減ブレーキ
  • パーキングセンサーシステム
安全 プロジェクター式フルLEDヘッドライト

デイタイムランニングランプ付
マニュアルレベリングオートライトコントロール機構付

安全 リア3点式ロードリミッター付プリテンショナー
ELRシートベルト
安全 間欠フロントワイパー
快適 運転席&助手席シートヒーター
有料オプション
快適 パワースライドドア

  • イージーオープンドアハンドル
  • タッチセンサー/挟み込み防止機構付
    リモコン&運転席スイッチ開閉式
リア左側のみ
リア右側は有料
内装 Honda CONNECT for Gathers
+ナビ装着用スペシャルパッケージ
4スピーカー
内装 運転席ハイトアジャスター(高さ調整)
内装 フロントアクセサリーソケット(DC12V)
内装 トリコットシート
グレージュ×グレー
内装 チップアップ&ダイブダウン機構付スライドリアシート
(5:5分割式/リクライニング機構付、コンビニフック付)
内装 左右独立リアセンターアームレスト
有料オプション
内装 助手席側インパネトレー
コルクカラー
内装 リアルームランプ
内装 運転席フロントシートアームレスト
内装 シートバックテーブル
コンビニフック付
有料オプション
内装 コンビニフック

  • 助手席フロント
  • リアルーム左側
内装 サイドポケット
ドリンクホルダー付
外観 カラードアウタードアハンドル
外観 電動格納式リモコンドアミラー
外観 オートリトラミラー
有料オプション
外観 フルLEDリアコンビネーションランプ
外観 LEDライセンスランプ
外観 カラードリアライセンスガーニッシュ
外観 カラードルーフ
外観 N-BOXエンブレム
外観 14インチスチールホイール

新型N-BOX ノーマル ベースグレードではホンダセンシングが標準装備になっています。

新型N-BOXで特筆すべきは、ホンダセンシングが全グレード標準装備である点でしょう。

アダプティブクルーズコントロールや誤発進抑制機能、パーキングセンサーなど、計12種類の安全機能がすべて追加料金無しで標準装備されています。

有料オプションにシートヒーターや両側パワースライドドアも設定

シートヒーターや両側パワースライドドアといった人気の装備も、有料オプションながらN-BOX ノーマル ベースグレードに設定されています。

価格も決して高くなく、セットパッケージのコンフォートパッケージを選択すれば10万900円です。

しかも、コンフォートパッケージには、シートヒーターや両側スライドドアのほかに以下のオプションも含まれています。

コンフォートパッケージのセット一覧

  1. 運転席&助手席ヒートシーター
  2. 右側パワースライドドア
    (左側は標準装備)
  3. 左右独立式リアセンターアームレスト
  4. コンビニフック付きシートバックテーブル
  5. オートリトラミラー

【カスタム ベース】ノーマルとの違いは内外装の高級感!ノーマルとの価格差は20万円

次は、N-BOXノーマルとN-BOXカスタムを比較していきます。こちらでは互いに、ベースグレードで比べていきましょう。

グレード名
N-BOX カスタム
ベースグレード
価格
2WD 4WD
184.9万円 198.2万円
カスタムのポイント
  • ノーマルより内外装がパワーアップ
  • 一部有料オプションが標準装備
  • マルチビューカメラがオプションに追加
  • ノーマルとの価格差は20万円

N-BOXカスタムの価格は、N-BOXノーマルから20万円アップしています。

185万円の軽自動車…ほぼ普通車と変わりませんね…参考までに、ヤリスクロスのエントリーグレードが189.6万円です。

次はN-BOXノーマルから変更された、N-BOXカスタムの装備を確認していきます。

N-BOXカスタムの
ベースグレードにはない装備
種別 装備名 備考
安全 マルチビューカメラシステム
有料オプション
安全 ダイレクトプロジェクション式
フルLEDヘッドライトデイタイムランニングランプ付
マニュアルレベリングオートライトコントロール機構付
安全 車速連動間欠/バリアブル間欠フロントワイパー
快適 運転席&助手席シートヒーター 標準装備
内装 Honda CONNECT for Gathers
+ナビ装着用スペシャルパッケージ
6スピーカー
内装 トリコットシート
ブラック
内装 助手席側インパネトレー
ストーンカラー
内装 シルバー塗装
エアコンスイッチパネルガーニッシュ
内装 クロームメッキ加飾

  • インナードアハンドル〈フロント〉
  • セレクトレバーボタン& カバー
  • エアコンアウトレットノブ&ルーバー
  • エアコンアウトレットダブルリング
内装 ドアオーナメントパネル
ダークヘマタイト塗装
内装 ドアライニングアームレスト(表皮付)
トリコット
内装 ピアノブラック調
ステアリングガーニッシュ
内装 インテリアイルミネーション

  • インパネトレー〈助手席側〉
  • ドリンクホルダー〈運転席〉
  • フット〈運転席/助手席〉
内装 コンビニフック

  • 助手席フロント
  • 助手席背面
  • リアルーム左側
外観 オートリトラミラー 標準装備
外観 シーケンシャルターンシグナルランプ
外観 フルLEDリアコンビネーションランプ
カスタムデザイン
外観 クロームメッキアウタードアハンドル
外観 クロームメッキカスタムデザインフロントグリル
外観 カスタムデザインロアーグリル
外観 フロントアクセサリーLED
外観 カラードサイドシルガーニッシュ
外観 クロームメッキリアライセンスガーニッシュ
外観 カラードテールゲートスポイラー
外観 カスタムデザインバンパー
外観 クロームメッキCUSTOMエンブレム
外観 14インチアルミホイール

N-BOXノーマルに比べて、エクステリアやインテリアなどのデザイン面で変更された点が多いですね。塗装がクロームメッキ中心になり、より豪華な印象になっています。

機能面では、シートヒーターやオートリトラミラーが標準装備になりました。

また、N-BOXノーマルにはなかったマルチビューカメラシステムが、有料オプションに追加されています。安全を確保するならぜひ付けたい装備ですね。

マルチビューカメラを付けたいならカスタムを選択するしかありませんが、コスパだけを考えれば、似たようなカメラシステムを、N-BOXノーマルに後付けするのもいいかもしれません。

【ファッションスタイル】違いは3ヶ所の白塗装のみ…ベースグレードとの価格差は10万円

続いて、ベースグレードとファッションスタイルを比較していきます。

ファッションスタイルは、ベースグレードをファッショナブルにカスタマイズしたモデルです。

カスタムにはファッションスタイルは設定されておらず、かわりカスタムにはコーディネートスタイルが設定されています。

まずはN-BOXノーマルのファッションスタイルから見ていきましょう。

グレード名
N-BOX
ファッションスタイル
価格
2WD 4WD
174.8万円 188.1万円
ファッションスタイルのポイント
  • 3か所がオフホワイト塗装
  • ノーマルに比べ10万円高い

ファッションスタイルの価格はノーマルよりも10万円高くなっています

カスタムとノーマルの価格差よりは小さいですが、果たして価格に見合うだけの違いはあるのでしょうか?

ファッションスタイルの装備を見ていきます。

N-BOXファッションスタイルの
ベースグレードにはない装備
種別 装備名 備考
外観 オフホワイト
アウタードアハンドル
外観 オフホワイト
電動格納式リモコンドアミラー
外観 オフホワイト
14インチアルミホイール

端的にいえば、外のドアハンドル、ミラー、ホイールが白くなっているだけです。それだけです。

それだけに10万円かかります。3ヶ所を白くするのに10万円かかるのはあまりにもコスパが悪いですね。

【カスタム コーディネートスタイル】内外装の高級感がさらにアップ!価格差は20万円

ノーマルのファッションスタイルの次は、N-BOXカスタムのコーディネートスタイルの価格と装備を見ていきます。

グレード名
N-BOX カスタム
コーディネートスタイル
モノトーン&2トーン
価格
2WD 4WD
205.9万円

223万円
219.2万円

236.3万円
コーディネートスタイルのポイント
  • 内外装の高級感がよりアップ
  • 有料オプションが標準装備
  • 価格差は20万円

ベースグレードのN-BOXカスタムとの価格差は約20万円

価格だけ比べても、ファッションスタイルの例もあるのでなんともいえませんね。

では、N-BOXカスタム コーディネートスタイルの装備を見ていきましょう。

N-BOXコーディネートスタイルの
ベースグレードにはない装備
種別 装備名 備考
内装 フルプライムスムースシート
ブラック×カーボン調
グレーステッチ
内装 左右独立式リアセンターアームレスト
内装 ドアオーナメントパネル
ダークヘマタイト塗装
内装 プライムスムース
ドアライニングアームレスト
グレーステッチ
内装 グレーステッチ本革巻きステアリングガーニッシュ
内装 シートバックテーブル
コンビニフック付
標準装備
快適 パワースライドドア

イージーオープンドアハンドル
タッチセンサー/挟み込み防止機構付
リモコン&運転席スイッチ開閉式

両側に標準装備
外観 電動格納式リモコンドアミラー
クリスタルブラック・パール
2トーンのみ
外観 ダーククロームメッキ
アウタードアハンドル
外観 ダーククロームメッキ
カスタムデザインフロントグリル
外観 ダーククロームメッキ
リアライセンスガーニッシュ
外観 クリスタルブラック・パール
テールゲートスポイラー
2トーンのみ
外観 クリスタルブラック・パール
ルーフ
2トーンのみ
外観 ダーククロームメッキN-BOXエンブレム
外観 ダーククロームメッキCUSTOMエンブレム
外観 14インチアルミホイール
ペルリナブラック塗装&切削

コーディネートスタイルはファッションスタイルとは違い、内外装のデザインが大きく違います

エクステリアはダーククロームメッキを基調とした重厚な仕上げに。内装もところどころにグレーステッチがあしらわれており、高級感を感じます。

また、カスタムまでは有料オプションだった、両側パワースライドドアとコンビニフックが標準装備になりました。しかし、有料の装備のみが目当てなら、カスタムにこれらのオプションを付けたほうが安く上がります

ノーマルのファッションスタイルに比べてコスパはずっといいので、カスタムのデザインをより高級感のあるものにしたい場合はコーディネートスタイルを選択しましょう。

【カスタム ターボ】エンジンの他にも内装がやや豪華に!ベースグレードとの価格差は20万円

次は新型N-BOXのターボについて見ていきます。

N-BOXのノーマルにはターボの設定がないため、新型N-BOXカスタムのベースグレードとターボを比較していきましょう。

まずは、N-BOXカスタム ターボの価格やポイントを見ていきます。

グレード名
N-BOX カスタム ターボ
価格
2WD 4WD
204.9万円

223万円
218.2万円

236.3万円
ターボのポイント
  • パワフルなターボエンジンを搭載
  • 装備もやや変化
  • ベースグレードとの価格差は20万円

カスタムのベースグレードとターボの価格差は約20万円

エンジンがNA(自然吸気)からターボになっただけで20万円アップ!…ということではなく、装備もやや変化しています

新型N-BOXカスタム ターボの具体的な装備はこちら。

N-BOXカスタムターボの
ベースグレードにはない装備
種別 装備名 備考
快適 パワースライドドア

イージーオープンドアハンドル
タッチセンサー/挟み込み防止機構付
リモコン&運転席スイッチ開閉式

両側に標準装備
内装 プライムスムース×トリコット(スエード調)
コンビシート
内装 左右独立式リアセンターアームレスト
内装 トリコットドアライニングアームレスト(表皮付) スエード調
内装 シートバックテーブル
コンビニフック付
標準装備
内装 パドルシフト  
外観 15インチアルミホイール
ピューターグレー塗装&切削

N-BOXカスタムターボには、パドルシフトが装備されています。坂道や高速など、加速が必要なときに便利です。

そのほかにも、内外装がやや変わり、ターボ専用のデザインになっています。

しかし、新型N-BOXのエンジンはNA(自然吸気)のパワーも十分あります。街中の坂や幹線道路を走るならターボはオーバースペック気味です。

もしも、山道や高速を走るならターボもいいですが、新型N-BOXは基本的にターボは必要なく、NAで十分といえるでしょう。

【スロープ】有料オプションが何故か廃止されている…ベースグレードとの価格差は20万円

最後に福祉車両である、N-BOXスロープについて見ていきましょう。

N-BOXスロープの価格は以下のようになっています。

グレード名
N-BOX スロープ
N-BOX カスタム スロープ
価格
2WD 4WD
184.4万円

206.7万円
196.5万円

218.8万円
スロープのポイント
  • 車椅子を乗せることを想定した装備を搭載
  • 廃止された有料オプション多数…
  • ベースグレードとの価格差は20万円

N-BOXスロープの価格は、ベースグレードよりも20万円程度高くなっています。

次に装備を確認していきましょう。

N-BOXスロープの
ベースグレードにはない装備
種別 装備名 備考
安全 リア3点式ELRシートベルト
安全 スロープ専用装備

スーパーフレックススロープ
電動ウインチ〈速度調整・進路補正機能付〉
ウインチベルト巻取速度スイッチ〈2段階〉
電動ウインチ用リモコン&カバー〈ベルト付〉
車いす乗員用3点式ELRシートベルト
車いす固定ベルト

内装 アクセサリーソケット(DC12V)
フロント&リア
内装 ダイブダウン機構付リアシート
(5:5分割式/リクライニング機構付)
内装 バックドアランプ
内装 ステップガーニッシュボトルホルダー リア左右
内装 ドリンクホルダー リア左
内装 サイドトレー リア左
内装 サイドポケット リア右
内装 タイダウンフック×4ヶ所
外観 スロープ専用リアバンパー
外観 カラードバックドアハンドル

N-BOXスロープには、ウインチなどをはじめとする、車椅子を乗せることを想定された装備が搭載されています。

しかし、両側パワースライドドアやシートヒーターといった有料オプションが削除されており、追加料金を出しても搭載できなくなってしまっている点に注意が必要です。

おすすめグレードは「N-BOXノーマル ベースグレード」用途に応じてターボも検討

新型N-BOXのおすすめグレードは「N-BOXノーマル ベースグレード」です。理由には以下のようなことが挙げられます。

ノーマル ベースグレードがおすすめの理由
  1. 充実した装備
  2. 他グレードに優るコスパの高さ
  3. 軽らしからぬハイパワー

N-BOXはノーマルのベースグレードでもホンダセンシングが搭載されておりアダプティブクルーズコントロールなどが使える上、追加料金を支払えば、パワースライドドアの両側化もできます。

また、エンジンの評判がよく、軽ながらも加速力とパワーが好評です。

他のグレードはノーマルよりも内外装が豪華ではあるものの、装備はノーマルとあまり変わりないため、装備でノーマルベースグレード以外を選択する意味はあまりありません

以上の理由から、新型N-BOXはノーマル ベースグレードがもっともお買い得であるといえます。

高速や山道を走るなら「N-BOXカスタム ターボ」もあり

高速や山道を走る機会が多いなら「N-BOXカスタム ターボ」を検討しましょう。

N-BOXは力強く走ってはくれますが、それはあくまで軽自動車にしてはパワフルということにすぎません。街乗りでは十分な走行性能がありますが、高速や山道を走るならやや非力。

ターボエンジンを積んだN-BOXカスタムターボなら、力強い走りと大径のホイールでパワフルに走ってくれます

新型N-BOXのグレードの見分け方や調べ方!外装や装備で見分けられる

おすすめグレードの次は、新型N-BOXのグレードを見分け方をご紹介します。

新型N-BOXグレードの見分け方

ノーマルとカスタム
⇨ フロントグリルの形

ノーマルベースグレードとファッションスタイル
⇨ミラーやホイールの色

カスタムベースグレードとコーディネートスタイル
⇨リアセンターアームレストの有無

カスタムベースグレードとカスタムターボ
⇨パドルシフトの有無

まずはフロントグリルでノーマルかカスタムかを見分け、内外装の詳細を見て、細かなグレードを判別するのがいいでしょう。

N-BOXのグレードは車体番号からも調べられる!検索方法を紹介


四輪グレード検索サービス

もしもわかるなら、N-BOXの車台番号や年式から検索したほうが確実にグレードを調べられます。検索は、ホンダグレード検索の公式サイトホンダ四輪グレード検索サービス
」から行なえます。

ホンダ四輪グレード検索サービスは、ホンダの自動車の車台番号からグレードを調べられるサービスです。車台番号は、車検証に書いてあるのでそれを入力しましょう。

余談ですが、年式も車検証からわかります。初年度登録年月が書いてあるため、それが年式に当たります。

新型N-BOXのグレードに関するFAQ

最後に新型N-BOXのグレードに関するよくある質問にお答えします。

新型N-BOXにハイブリッドはある?
新型N-BOXにはハイブリッドの設定はありません。ホンダの開発者も「N-BOXのハイブリッドは考えていない」と発言しているため、今後追加されることもないでしょう。

参考:日本経済新聞|ホンダ「軽ハイブリッド車は造らない」 N-BOX開発者

新型N-BOXの納期は?
新型N-BOXの現在の納期は、最短で1ヶ月、最長で2ヶ月となっています。詳しくはこちらの新型N-BOXの納期をご覧ください。
新型N-BOXに5人乗りグレードはある?
新型N-BOXに5人乗りグレードはありません。軽の定員は4人までと決められています。しかし、子どもは2/3人とカウントするので、子どもを乗せる場合は5人乗りできる場合もあります

N-BOXを安く購入するコツや注意点は?


新型ホンダNBOXは軽自動車の中でも価格が高い車種なので、購入するときに重要になってくるのは値引き。

ただ、値引きについてはちょっと気を付けてほしいことがあります。それは…

値引き交渉でディーラーに騙されている人が多い

ということです。

この記事を見てくれた人には絶対騙されてほしくないので、実際に新型NBOX/customを購入した人がどうやって騙されずに値引き交渉したのか次の記事でチェックしてみてください。

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