「納期はどのくらいかかるのか?」
はトヨタ車を選ぶときにまず気になるポイントだと思います。
人気モデルは注文が集中しやすく、車種によっては半年以上待つことも。逆に1~2か月程度で手に入る車もあるので、車種ごとの納期を知っておくことは車選びでは重要です。
この記事では、主要モデルの納期目安を一覧で比較できるようにし、納期が長くなる背景や、早く納車されやすい車の特徴についても解説ています。

車査定サイトおすすめランキング
トヨタの納期一覧!2025年9月最新版
「短縮」「遅延」は先月との比較です。
車種 |
参考納期 公表情報 |
販売店調査コメント |
---|---|---|
bZ4X | – | オーダーストップ中 |
GRカローラ | – | オーダーストップ中 |
GRスープラ | – | オーダーストップ中 |
GRヤリス | 1〜6ヶ月 | GRヤリスの納期は全体的に1〜2か月が中心ですが、人気グレードや特別オプション選択時は5か月を超えるケースも見られます。 |
RAV4 | 3〜4ヶ月 | RAV4の納期はグレードによって3.5~4.5ヶ月で、PHEV・ハイブリッド・ガソリンいずれも大きな差はなく2025年12月以降納車が目安です。 |
アクア | 1〜3ヶ月 | 9月にマイチェン予定 |
アルファード | 3ヶ月〜 | 地方では、アル/ヴェルどちらも3~4ヵ月で納車できるというケースが目立つ |
カローラ | 4〜7ヶ月 | カローラの2025年9月時点での標準納期はおよそ5〜8ヶ月、グレードやオプションによって6〜11ヶ月と幅があり在庫車を除くとさらに伸びる傾向です。 |
カローラアクシオ | – | 10月に生産終了 |
カローラクロス | – | 全国的にオーダーストップ。再開は未定 |
カローラスポーツ | 2〜3ヶ月 短縮 | カローラスポーツの納期はガソリン車で最短2ヶ月から最長5ヶ月、ハイブリッド車や人気グレードは4~5.5ヶ月かかる場合があります。 |
カローラツーリング | 6〜7ヶ月 遅延 | カローラツーリングの納期は標準グレードで4~6ヶ月、ハイブリッド仕様では5~6.5ヶ月が中心です。 |
カローラフィールダー | – | 10月に生産終了 |
クラウンエステート | 3〜5ヶ月 | クラウンエステートの納期はハイブリッド3ヶ月前後、PHEVは3~4ヶ月が目安で、一部オプションやグレード指定で最大6ヶ月超の事例も確認されています。 |
クラウンクロスオーバー | 4〜5ヶ月 | 今すぐ契約すれば年内に納車となる可能性もある |
クラウンスポーツ | 3〜5ヶ月 | クラウンスポーツの納期はグレードやオプションによって異なりハイブリッドは最短3.5ヵ月でPHEVは最長5ヵ月になるケースもあります。 |
クラウンセダン | 3〜4ヶ月 遅延 | クラウンセダンの納期はFCEVで最短2ヶ月、ハイブリッドは3〜4ヶ月だがグレードとオプションによって変動します。 |
シエンタ | 2〜4ヶ月 | 一部改良を実施。納期は、HEVが3~4ヵ月、ガソリン車は2~3カ月 |
センチュリー | 24ヶ月〜 遅延 | |
センチュリーセダン | 6ヶ月〜 遅延 | |
ノア | – | 今秋に一部改良モデルの発売予定 |
ハイエースワゴン | – | オーダーストップ中 |
ハイラックス | – | オーダーストップ中 |
ハリアー | 1〜4ヶ月 | 納期はHEVは4ヵ月程度、ガソリン車1~2ヶ月、PHEVは3ヵ月程度 |
プリウス | 4〜5ヶ月 遅延 | プリウスの納期は1.8Lモデルで2〜3ヶ月、2.0LやPHEVはグレードやオプションにより4〜6ヶ月近くかかる場合もあります。 |
ミライ | 2〜4ヶ月 | |
ヤリス | – | 新規の注文受付停止中の販売店が多い |
ヤリスクロス | 6ヶ月〜 | HEVは停止、ガソリン車のみ受け付けているというケースも。近々全面的に停止となる可能性も |
ライズ | 2〜3ヶ月 | 納期はガソリン車は2ヶ月程度、HEVは3カ月程度 |
ランドクルーザー | – | オーダーストップ中 |
ランドクルーザー250 | – | オーダーストップ中 |
ランドクルーザー70 | – | オーダーストップ中 |
ルーミー | 1〜2ヶ月 短縮 | 1ヵ月程度で納車が可能。ルーミーとジャスティは2ヶ月程度かかる |
ヴェルファイア | 3ヶ月〜 | 地方では、アル/ヴェルどちらも3~4ヵ月で納車できるというケースが目立つ |
ヴォクシー | – | 今秋に一部改良モデルの発売予定 |
GR86 | 3〜5ヶ月 | GR86の2025年9月時点での納期は主力グレードでおおむね3~4ヶ月、最短3ヶ月・最長4ヶ月が目安であり、グレード間の差は少なく、特にSZは納期が比較的優遇されやすいです。 |
値引き交渉でカンタンに20万円以上安く買う方法

こちらの画像は値引き交渉でディーラーに下取り額をアップしてもらった事例です。
ディーラーでは「かなり走っている」「小傷がある」などと言って安く下取り車を買い叩いてきます。
しかし、高額査定をしてくれるナビクルで査定をしてもらい、
とディーラーに提示するだけで買い叩かれることなく下取り金額を大幅にアップさせることが可能になるんです。
画像のケースでは実際この方法で下取り金額が20万円以上アップしました。やり方も簡単ですし、下取り額アップについてはコスパ最強の方法でしょう。
ただ、車査定の相場が1日で10万円下がることもザラにあるので、できるだけ高く査定してもらうなら今すぐにでもナビクルで無料査定してもらうと良いと思います。査定だけの利用もOKですし査定額も画面ですぐに確認できますよ。
\ディーラーよりも20万円以上高い査定/
今売らずに査定のみの利用もOK!
実際にナビクル車査定を利用した人の口コミがこちらで、利用するのが心配な人は見ておくといいと思います。横にスライドすると他の口コミも見れますよ↓↓
トヨタの納期はなぜ長くなる?【背景と要因】

トヨタの新車納期が長期化する背景には、複数の要因が重なっています。
ただ単に人気があるから時間がかかるというわけではなく、トヨタならではの生産戦略や供給状況も関係しています。ここでは、納期に影響する主な理由を3つ紹介します。
半導体不足や生産制約の影響
世界的な半導体不足は依然として完全には解消されておらず、トヨタでも電子制御系の部品供給に影響が出ています。とくに先進安全装備やナビ・ディスプレイオーディオなどの装着率が高いモデルでは、その影響が顕著です。
また、トヨタは品質を優先した「ジャスト・イン・タイム生産方式」を採用しており、大量の在庫を持たずに最適なタイミングで生産・出荷を行うため、部品が一部でも不足すると生産計画全体にズレが生じます。これが納期に直接響いてくる要因のひとつです。
受注停止やグレード制限の影響
トヨタは車種ごとの需給バランスに応じて、一定の期間、特定モデルの受注を停止したり、一部グレードのみ注文可能とする措置をたびたび行っています。たとえばアルファードやヴォクシーでは、一時的に最上級グレードや4WD仕様の注文受付が停止されたことがありました。
これにより、注文が特定のグレードに集中したり、再開後に注文が殺到することで生産ラインに大きな負荷がかかり、納期がさらに長期化するスパイラルが発生するケースもあります。
人気車種が集中しやすい理由
トヨタ車は国内での信頼性やリセールバリューが高く、もともと人気がありますが、近年は新型アルファード・ヴェルファイアのフルモデルチェンジやSUV市場の拡大なども重なり、特定車種に注文が集中しやすい傾向が続いています。
また、トヨタは全国にディーラー網があり、販売チャネルの広さが供給能力を上回るケースも少なくありません。販売力と供給力のギャップが納期に影響を及ぼす背景として意識しておく必要があります。
トヨタ車で納期が早まるケースには共通点がある

納期が長期化する車がある一方で、納期が早まるケースがトヨタ車に存在します。
それらの車にはいくつかの共通点があり、「少しでも早く新車に乗りたい」という方にとって、有力な選択肢になります。
在庫車・展示車が活用されやすい車種
納期が短い車は、販売店側で在庫車や展示車として確保しやすいモデルであるケースが多く見られます。
たとえば、ヤリスやアクアなどのコンパクトカーや、一部の法人向けグレードは需要の見込みが立てやすく、あらかじめディーラーが一定台数を仕入れていることもあります。
このような車種は「すぐに納車できる在庫があります」と案内されることも多く、注文から納車までがスムーズに進みやすい傾向にあります。
戦略モデルや改良直後のタイミング
トヨタでは、特定のモデルやグレードを“重点車種”として販売・生産体制を強化することがあります。
たとえば「シエンタ」や「ルーミー」などはファミリー層向けとして強く訴求されており、供給が安定している時期は比較的納期が短いこともあります。
また、一部改良(マイナーチェンジ)や仕様変更が実施された直後のタイミングは、在庫切り替えに伴って納期がリセットされることもあるため、納期が読みやすくなる傾向があります。
早く納車されたユーザーの声と傾向
SNSや口コミを確認すると、「思ったより早く納車された」という声が多い車種にはいくつかの共通点があります。
たとえば、
- 人気グレードではない仕様を選んだ
- 装備や色を販売店にある在庫に合わせた
- マイナーチェンジ前に滑り込み注文した
といった工夫により、注文から数週間~1か月程度で納車された事例もあります。
なお、こうした情報は、販売店でのヒアリングに加え、公式サイトの出荷目安情報やX(旧Twitter)、YouTubeなどのリアルな納車報告も参考になります。
特にSNS上では、納車された時期・グレード・注文時期を公開している人も多く、納期の傾向を把握するのに役立ちます。
トヨタの納期が早い車ランキング
今すぐ手に入りやすいトヨタ車をランキング形式でまとめました。納期が1~3か月程度と短めの車種を中心に、販売台数も参考に順位を付けています。
順位 | 車種名 | 参考納期 公表情報 |
販売店調査コメント |
---|---|---|---|
1位 | ルーミー | 約1〜2ヶ月 | 1ヵ月程度で納車が可能。ルーミーとジャスティは2ヶ月程度かかる |
2位 | アクア | 約1〜3ヶ月 | 9月にマイチェン予定 |
3位 | ライズ | 約2〜3ヶ月 | 納期はガソリン車は2ヶ月程度、HEVは3カ月程度 |
4位 | カローラスポーツ | 約2〜3ヶ月 | カローラスポーツの納期はガソリン車で最短2ヶ月から最長5ヶ月、ハイブリッド車や人気グレードは4~5.5ヶ月かかる場合があります。 |
5位 | アルファード | 約3ヶ月〜 | 地方では、アル/ヴェルどちらも3~4ヵ月で納車できるというケースが目立つ |
6位 | ヴェルファイア | 約3ヶ月〜 | 地方では、アル/ヴェルどちらも3~4ヵ月で納車できるというケースが目立つ |
※2025年9月現在時点での調査結果
契約後にトヨタ車の納期を確認する方法

トヨタ車の納期は、車種やグレード、オプション、地域によって異なります。納期の目安を知るためには、以下の方法があります。
販売店に直接問い合わせる
最も確実な方法は、車を購入した販売店に直接問い合わせることです。
販売店は最新の納期情報を把握しており、具体的な納期の目安を教えてくれます。また、注文番号がある場合は、より正確な情報を得ることができます。
トヨタ公式サイトで工場出荷時期の目処を確認する
トヨタの公式サイトでは、車種ごとの工場出荷時期の目処を掲載しています。
こちらを参考にすることで、納期の大まかな目安を知ることができます。
納期照会サービス・ページを利用する
一部の地域や販売店では、独自の納期照会サービスやページを設けている場合があります。
以下はその一例です。特に兵庫トヨタの納期照会サービスは良いシステムなので、他地域のディーラーにも展開されることに期待です。
- 兵庫トヨタ 納期照会サービス
>> 注文した車の照会No.を入力して生産やご納車の時期が確認できる
- 福井トヨタ 納期情報
>> 車種別の納期情報あり - 千葉トヨペット 納期情報
>> 車種別の納期情報あり
これらのページでは、車種ごとの納期目安が掲載されていたり、注文番号で納期を調べることができます。
ただし、情報の更新頻度や詳細度は販売店によって異なるため、最新情報は直接販売店に問い合わせることをおすすめします。
トヨタの納期でよくある質問【納期・注文トラブル編】

トヨタ車の納期に関しては、購入前後にさまざまな疑問や不安を感じる方も多いはずです。
ここでは、実際によくある質問とその対応策を紹介します。
納期が遅れたらキャンセルできる?
基本的に注文後は契約内容に基づいて車両の手配が進むため、簡単にキャンセルはできません。
ただし、納期が大幅に遅延し、契約時と大きく異なる場合は、販売店と相談のうえキャンセルが認められるケースもあります。
トヨタでは納期の確約を行っていないことが多く、「目安」としての提示であることがほとんどです。キャンセルを希望する場合は、契約書の記載内容と、ディーラーの対応方針を確認することが重要です。
納期が早まることはある?
あります。
トヨタ車でも、予想より早く納車されることは珍しくありません。理由としては以下のようなケースがあります。
- 他の注文者がキャンセルし、その分が割り当てられた
- 部品の供給が予定よりも早く整った
- ディーラーが在庫として車両を事前確保していた
特に、グレードやカラーにこだわりが少ない場合、販売店が早期に納車できる在庫を提案してくれる可能性があります。
定期的にディーラーに確認することで、思わぬ早期納車に繋がることもあります。
販売店によって納期が違うのはなぜ?
販売店ごとに割り当てられる台数や仕入れのタイミングが異なるためです。
たとえば、同じトヨタの車種でも、A店では3か月待ち、B店では即納ということもあります。
また、店舗独自の在庫確保や、契約済み車両のキャンセル対応などにより、在庫の有無が変わってくることも納期差の要因です。
購入を検討している場合は、複数の販売店で納期を比較しながら商談すると、よりスムーズな納車に繋がります。