中古車の値引きで気になることといえば、
中古車の値引き交渉のコツは?
中古車の値引き相場はどれくらい?
値引きはそもそもできるの?
といったことではないでしょうか?
こちらでは、中古車の値引き相場や、交渉のやり方やテクニックなどを自動車のプロの目線から紹介しています。
少しでも中古車の値引きをしてほしいと感じている方はもちろん、中古車をよりお得に買いたい方にもご覧いただければ幸いです。
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中古車の値引きは可能!相場は5~10万円程度
中古車も値引き自体は可能です。一般的に中古車の値引きはできない・難しいといわれていますが、このようなデータに基づかない情報はあまりあてになりません。
実際は交渉をした人のうち、4人に3人は中古車の値引きをしてもらっています。
2023年のホンダによる調査によると、中古車を購入する際に値引き交渉をした人は全体のは56.7%いることがわかっています。
さらに、値引き交渉をしたうちの76%もの人が交渉に成功しており、中古車の値引き交渉は、いわれているほど難しくないことがわかりますね。
平均値引き額は10.6万円!値引き割合の平均は7.3%
中古車の平均値引き額は10.6万円であり、値引き割合の平均は7.3%となっています。
同じく2023年のホンダによる調査から、中古車の値引きを実現できた人の平均金額は10.6万円。また、同調査から中古車の平均価格は145.2万円となっているので、値引き割合の平均は7.3%といえます。
よくいわれている、中古車の値引き額は本体価格の3~5%というのは、ややいい加減といわざるを得ませんね。
値引きの目標は5~10万円程度に考えていおくといい
しかし、これらはあくまで平均値なので、例外的な大幅値引きなども含まれてしまっているため、中古車値引きの目標にはなり得ません。
ホンダの調査では、5~10万円の値引きがもっとも多くなっており、全体の22.8%となっているので、5~10万円を中古車値引きの目標とするといいでしょう。
なかには、30万円以上の大幅値引きを獲得した例もありますが、全体の5.5%しかいないため、こちらも目標にはなりえません。
支払い総額が最初の提示額より大きく増えた場合は値引き交渉するべき
このように、中古車の値引きは狙える金額も少ないので、手間を考えるとやらない選択肢も見えてきますが、値引き交渉を絶対にしたほうがいいケースもあります。
それは、支払い総額が最初の提示額より大きく超えた場合です。
中古車を選ぶ際は、チラシや中古車情報サイトを見て店舗に足を運ぶのが一般的な流れです。
その中にはたまに、見かけだけが安く、契約になったら高額なオプションなどを勧められ、支払い総額が何十万も高くなったというケースもあります。
そのような場合は必ず値引き交渉をするといいでしょう。できれば、なぜ上がったのか、外せないオプションなのかを尋ね、値上げの根拠も聞くようにしてください。
また、このような見かけだけ安い販売をしているお店は信頼できないので避けるのもありでしょう。
値引きも保証もしっかりしているお店は?
交渉不要?ズバット車販売だと安く良い状態の車が買える
中古車がgooネットやカーセンサーに掲載されていますが、これらの車に対し交渉してさらに安く・・・というのが実は難しいです。ネットに掲載されているのは元々安いので。
そこでおすすめしたいのは、ズバット車販売を利用することです。
ズバット車販売ではプロが希望する車種の良い状態の中古車を探してくれるので、値引き交渉しなくても希望する価格の車が手に入ります。
また中古車では珍しく最長10年保証もやっていますから、購入後も安心して乗ることができます。
\ほしい中古車が必ず見つかる/
中古車の値引き方法やテクニック8選!
次は具体的な中古車の値引き交渉の方法やテクニックを紹介していきます。
中古車値引きのやり方のポイントは以下の8つです。
- 今日購入することを伝える
- 予算は少なめに伝えておく
- オプション値引き獲得する
- 下取りアップを狙う
- ローンを検討する
- 長期在庫品を狙う
- 値引きしたくなる客になる
- 走行距離が長いものを選ぶ
新車の値引き交渉とは違う点も多いので、詳しく見ていきましょう。
今日購入することを伝える
今日購入する意思があることは最初に伝えましょう。
そもそも、中古車はじっくり商談を重ねて決めるような買い方は、あまりディーラーに喜ばれません。店頭在庫を多く抱える中古車店にとっては、即日即決するような買い方が望まれます。
そのため、即決の意思を示せば、多少の値下げなら応じてくれる可能性があります。
しかし、新車と違い大きな値下げは望めないので「端数を切ってくれれば即決する」程度にしておきましょう。
予算は少なめに伝えておく
中古車販売店に伝える予算は、実際の予算より少なめに伝えるといいでしょう。
「それだと、ランクの下がる中古車しか買えないんじゃないの?」
こう思うかも知れませんが、そのときは「これよりワンランクアップするとどれくらいになる?」と営業に尋ねましょう。
そして、本来の予算内の中古車と、先に紹介された予算より下の中古車で悩んでいる素振りを見せ「もう少し安くしてくれたら高いほうが買えるんだけど…」といえば、そこに交渉の余地が生まれます。
オプション値引き獲得する(タイヤ交換やカーコティングなど)
無償のタイヤ交換や、カーコティングなどのオプション値引きを獲得するのも有効な手段です。
新車に比べて中古車の値引きが少ない理由の一つに、中古車の利幅の小ささがあります。
カーセンサーやグーネットといったサイトに中古車を掲載するときに、できるだけ表示価格を安くしておかないと来店してもらえません。そのため、中古車の利益はごくわずかとなっています。
しかし、オプションは中古車店が自由に価格設定をしているため、値引きをしても十分な利益を獲得できます。
支払い総額を下げることばかりにこだわらず、無料オプションの獲得などでお得に中古車を買えるようにしましょう。
下取りアップを狙う
今乗っている車の下取り額をアップしてもらえば、実質的な値引きに繋がります。
下取り額をアップするには中古車買い取り専門店に見積もりをとり、いくらで買ってくれるかを事前にリサーチしておくのが効果的。
わかりやすいのがこれ。ディーラーが査定した10年落ちのヴィッツの下取りがたったの6万円でした。
ちょっと安すぎると思ってネットでよく見るナビクル査定を使ってみたら査定額は26万円!ディーラーと全然ちがいます
ディーラーにこの査定額を見せて
と言ってみたら支払いがグッと下がりました!
タップして拡大表示↓↓
これはおそらく、最初の査定はウソだったんでしょうね。ディーラーの査定はちょっと怪しいと思ってはいたんですが・・・。
査定額はディーラーを信じずにナビクルでチェックしておくべきですね。ナビクルは簡単な入力ですぐ画面で査定額が確認できます。
\ディーラーよりも20万円以上高い査定/
今売らずに査定のみの利用もOK!
ローンを検討する
値引きの観点でいえば、中古車はキャッシュ一括よりローンを組んだほうが値引きを獲得しやすくなります。
「普通、キャッシュで購入したほうが値引きしてもらいやすいのでは?」
と、お金に詳しい人ほどこう考えるかと思いますが、中古車に限ってはキャッシュよりローンのほうが喜ばれます。
中古車店は、提携ローンを組んで車を買ってもらうと、手数料をもらえる仕組みです。ローンの手数料で十分に利益が確保できれば、本体を多少値引いてもらうこともできます。
長期在庫の中古車を狙う
長期在庫の中古車は値引きしてもらえる可能性が高いでしょう。
中古車販売店が想定する中古車の賞味期限は、ユーザーが思っているより短く、30~90日程度で売れないと長期在庫扱いにします。
長期在庫の中古車はオークションに出品されますが、ほとんどが赤字。中古車販売店も赤い字でオークションに出品するくらいなら、はやくお客さんに売ってしまいたいと考えるはずです。
なかには、価値が落ちづらい車なので在庫として抱えているということも少なくありませんが、長期在庫の中古車であれば、値下げの余地があると考えていいでしょう。
値引きしたくなるお客さんになる
そもそも、自分自身が値引きしたくなるお客さんにならなければ、相手も値引きをしてくれません。
商談は、駆け引きではなく人と人との対話です。営業と信頼関係を構築し「この人なら値引きをしてあげたい」と思ってもらわなければ、中古車の値引き交渉は難航します。
値引きしたくなる客になるためには、高圧的な態度を取らないといった基本的なことはもちろん、予算を明確し、希望も具体的に伝えることも大切です。
走行距離が長いものを選ぶ
走行距離が長い中古車も狙い目です。
かつて、車の寿命は10年10万kmというのが定説でした。しかし、現在では車の耐久性が上がっているため、メンテナンスが行き届いていれば10万kmを超えた車でも十分乗れます。
大きな値落ちのタイミングはおよそ3万km、5万km、7万km、10万kmです。
5万km前後であれば、値落ち幅が大きく故障のリスクも少ないため、狙い目といえるでしょう。
値引き交渉以外で中古車のコストを下げる方法
ここまでは、値引き交渉によって中古車の価格を下げる方法を紹介してきました。
次は交渉以外で中古車のコストを下げる方法を見ていきましょう。
- 諸費用を下げる
- 無料サービスやおまけの獲得を目指す
- 車検が残っている中古車を選ぶ
諸費用を下げる
本体の値引きだけではなく、諸費用を下げても中古車の支払い総額を抑えられます。
中古車の諸費用を下げる方法は、法定手続きをできる限り自分で行なうこと。こういった手続きは中古車販売店が有料で代行してくれています。
なかでも、車庫証明の申請は、警察署でできる簡単な手続きなので自分で挑戦してみるといいでしょう。
無料サービスやおまけの獲得を目指す
無料サービスやおまけを獲得できれば、その分得ができるので、間接的に中古車の購入コストを下げられます。
たとえば納車時のガソリン満タンや、無料のタイヤ交換などです。こういった消耗品をおまけしてもらえば、車の維持コストを下げることができるので、実質的な値引きになります。
車検が残っている中古車を選ぶ
なるべく車検が残っている中古車を選ぶのも大切です。
車検の期間は、中古車販売店からそのまま引き継ぐので、車検が間近だとその分実質的な支払い総額が増えてしまいます。
しかし、車検が当分先なら、その分中古車の実質コストは安く抑えられます。
正規ディーラーの中古車は値引きできる?
まず、ディーラー系の中古車販売店で値引き交渉の余地があるかという点ですが、ディーラー中古車の値引きは非常に難しくなっています。
ここは、ディーラー中古車は品質がいいけれど高い。と諦めるべきでしょう。
しかし、ディーラー系の中古車店で難しいのはあくまで本体値引きです。ポイントさえ押さえれば、実質的な値引きやトータルコストとして得をすることも可能です。
ディーラー中古車店は、一般的な中古車店と利益を上げる仕組みが違うので、そこを狙えばトータルで値引きを獲得することもむずかしくありません。
詳しい情報はこちらで紹介しているので、気になる方は参考にしてみてください。
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大手の中古車販売の値引きはどうなのか?
ガリバーやビッグモーターといった大手中古車販売店であれば値引きを獲得できます。
ただし中古車の値引きが可能かどうかは、会社によってだいぶ方針が違うので、値引き可能な店舗かどうかを事前に調べましょう。
大手中古車販売店の値引きについてはこちらでも紹介しています。大手中古車販売店での購入を検討をしている方は覗いてみてください。
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外車や輸入車の中古車は値引きできるの?
フォルクスワーゲンやメルセデスといった、外車や輸入車の中古車を値引きしてもらうのも難しいといえます。
個人で経営しているような、外車専門の中古車の場合は値引きに応じてくれる場合もあるそうです。
しかし、ヤナセやシュテルンといった、外車の認定中古車を扱う店での値引きは不可能だと考えていいでしょう。これは、現地法人と代理店の取り決めの影響です。
外車や輸入車の値引きについて、詳しくは以下の記事をご覧ください。
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中古車を値引きしてもらいやすい時期はいつ?4つのタイミングを紹介
中古車は値引きをしてもらいやすいタイミングや時期があります。
値引き交渉のテクニックだけではなく、時期も考えて購入するのが中古車を安くコツです。
- モデルチェンジ後
- 年式が落ちたあと
- 決算期(中間決算や年度末)
- 店ごとのセール
時期についても、新車の値引きの場合と違う点もあるので確認してみてください。
モデルチェンジ後
モデルチャンジ後は中古車の値引きがしやすくなっています。
新車の場合は、余った在庫を売り切るために、モデルチャンジ前が値引きしやすくなりますが、中古車は逆です。
モデルチェンジを過ぎると、中古の現行車は型落ちとなるため、値引きがしやすくなります。モデルチャンジが過ぎた中古車は新しくないだけで、最新のものより悪いというわけではありません。
狙うならフルモデルチェンジ後の車種がいいでしょう。マイナーチェンジでも値引きがしやすくなりますが、フルモデルチェンジ後はより値引き交渉がしやすくなります。
年式が落ちたあと
年式が落ちた直後の中古車も狙い目といえます。
中古車の年式の判断基準は、初年度登録(新車として買ったとき)から何年が過ぎたかです。そのため、初年度登録から12ヶ月ごとの年式落ちのタイミングでは値引き交渉がしやすくなります。
おすすめは3~5年落ち程度の中古車です。このくらいならまだ新しい部類に入りますし、故障や不具合も少ないでしょう。
決算期(中間決算や年度末)
決算期の9月と3月も中古車値引きがしやすい時期です。
決算期は売上が確定するため、どの営業担当も少しでも成績を伸ばそうと努力をします。また、決算期をまたいで保有しておきたくない中古車も値引きされやすい傾向にあります。
急に車が壊れてしまい新しい車が必要など、特段の事情がない限りは9月や3月の決算期を待ったほうがいいでしょう。
中古車店独自のセール
中古車店によっては店独自のセールを実施するところもあります。たとえば、年末年始といった年中行事や、店ごとの周年記念などにセールなどですね。
セールの時期は店ごとにまちまちなので、近所の中古車店の動向は追っておきましょう。
オンライン商談やメールで値引きをする際の注意点4つ
ここまでは、中古車を対面で購入する場合の値引きの方法について見てきました。最後に、オンライン商談やメールで中古車を値引きする際の注意点を見ていきましょう。
- 具体的な希望額を伝える
- 交渉期間は1週間程度で
- 誠意ある対応をする
- 一度店舗に訪れる
前提として実際に顔を合わせて交渉するのがベスト
まず、覚えておいてほしいのが、中古車を買う際は、実際に顔を合わせて交渉するのがベストであるということです。
中古車に限らず値引き交渉はお互いに信頼関係を築いて、初めて交渉ができるようになります。メールやオンライン商談でも信頼関係を築けますが、やはり顔を合わせて交渉するほどの深い関係は築けません。
遠方や県外に住んでいるなど特別な事情がない限りは、オンラインやメールでの値引き交渉は極力避けたほうがいいでしょう。
具体的な希望額を伝える
希望額は具体的なものを伝えるようにしましょう。
先に希望額を伝えたら、そこまでしか値引きをしてもらえないんじゃないか?と考えてしまうかも知れませんが逆です。
中古車販売店も希望額がわからなければ、このお客さんはどれくらい値引きをしたら買ってくれるのかわからなくなってしまい、慎重な値引きしか引き出せなくなってしまいます。
それがオンラインやメールならばなおさらです。
大胆な値引きを引き出したいのであればこそ、希望金額は先に伝えておきましょう。
・交渉期間は1週間程度で
交渉期間は1週間が限界と考えてください。
交渉期間を引き伸ばしても、値引き額が大きくなることはありませんし、むしろ中古車販売店に悪い印象を抱かせて、サービスを受けられなくなる危険性もあります。
中古車値引きの交渉期間は1週間が限度と考えて、できるだけ短くするようにしましょう。
誠意ある対応をする
もっとも重要なのが、誠意ある対応をすることです。
交渉というとどうしても身構えてしまい、舐められたら足元を見られる…と思ってしまいますよね。だからといって高圧的な態度を取ってしまえば、営業に嫌われてしまい、値引きを引き出せなくなってしまいます。
とくにオンラインやメールの場合は、相手の顔が見えない分、より誠意のある対応が必要です。
こっちは客だ!と横柄にならずに、あくまで丁寧に対応しましょう。
やはり一度店舗に訪れるべき
遠方や県外の場合でも、やはり一度は店舗を訪れるようにするのがベスト。
先ほどもいった通り中古車販売店や営業担当と信頼関係を築くという面でも、一度店舗を訪れるべきですが、それ以上に、中古車は品質がマチマチなので一回現車を確認するのがおすすめです。
納車前に中古車の実物を確認し、写真と違うところがないかや、実際にエンジンを掛けてみて異音はしないか、エアコンは効くか、機能は正常に働くかなどをチェックするようにしましょう
交渉せずに安く良い状態の車を探すのもアリ
中古車の値引き交渉は新車より難しいので、ぶっちゃけると交渉しなくても安くて状態の良い車を探した方が手っ取り早いです。
そこでおすすめしたいのは、ズバット車販売を利用することです。
ズバット車販売ではプロが希望する車種の良い状態の中古車を探してくれるので、値引き交渉しなくても希望する価格の車が手に入ります。
また中古車では珍しく最長10年保証もやっていますから、購入後も安心して乗ることができます。
\ほしい中古車が必ず見つかる/