トヨタ新型カローラクロスの新車を購入するときに気になるのが
「実際どのぐらい値引きしてもらえたのか?」
ということだと思います。
実際にカローラクロスの見積りの取得をやってみたので、このページでは
- カローラクロスの見積・実例(値引き込見積書)
- カローラクロスの交渉方法やポイント
- カローラクロスを見積もりシュミレーションする方法
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トヨタ新型カローラクロスのセルフ見積もりをやってみた!新車支払い総額は170万円〜
まずは、トヨタのホームページで無料のセルフ見積もりシミュレーションをやってみました。
対象のグレードは人気のハイブリッドZと、Z。
エンジンは違いますが、どちらも装備はほぼ同じです。
グレード | ハイブリッドZ | Z |
新車価格 | 299万円 | 264万円 |
型式 | 6AA-ZVG11 | 3BA-ZSG10 |
駆動方式 | FF | FF |
動力 | ガソリン+モーター | ガソリン |
全長 全幅 全高 |
4490mm 1825mm 1620mm |
4490mm 1825mm 1620mm |
車両重量 | 1410kg | 1350kg |
排気量 | 1797 cc | 1797 cc |
最高エンジン出力 (kW[PS]/rpm) |
72[98]/5200 | 103[140]/6200 |
最高フロントモーター出力 (kW[PS]) |
53[72] | – |
WLCTモード | 26.2 km/L | 14.4 km/L |
ハイブリッドZの見積りシミュレーション結果
まずは人気のハイブリッドZの方からです。
支払総額は331万円。
SUVのハイブリッド車で330万超えですが、LEDシーケンシャルターンランプや運転席パワーシート、ハンズフリーパワーバックドアなど標準装備は充実しています。
標準装備でもかなり揃っていますが、9インチディスプレイオーディオとブラインドスポットモニターをメーカーオプションで選択しています。ナビは大きい画面で使いたいですし、車線変更時の死角による事故を抑えてくれるので。
ハイブリッドZディーラーオプション
フロアマット(デラックスタイプ) | 20,900 円 |
エントリーナビキット | 70,400 円 |
ETC車載器(ビルトイン) ボイス・ナビキット連動タイプ |
22,000 円 |
合計: | 113,300円 |
ディーラーオプションで選択したのはこの3点。
ディーラーオプションでは必要なものはフロアマットとエントリーナビキット、ETC車載器くらいでした。ナビは信頼性の高さと保証の長さを考慮して、純正エントリーナビキットを選んでいます。
これより高いナビキットもありますが、ナビ機能を使う分にはエントリーナビキットで十分だと思います。
諸経費
諸経費は合計約11万円と安い費用。
その要因は、自動車税環境性能割や自動車重量税がエコカー減税の対象だからです。
- 自動車税環境性能割 約¥73,300(優遇)
- 自動車重量税 約¥22,500(減税)
自動車税環境性能割は約7万円、自動車重量税は約2万円もの減税という恩恵を受けており、この2つ合わせて0円という費用に抑えられています。
Zのオンライン見積もりシュミレーション結果
続いてはZのweb見積もりシミュレーション結果です。
見積もり額は313万円。
オプションはハイブリッドZと同じにしましたが、ZではハイブリッドZに装着されていた装備から、
- 車両接近通報装置
- ドライブモードセレクト(エコ)
- 盗難防止システム(オートアラーム機能)
これらが外されています。
ただ、これらがなくても快適性や安全性、内外装に違いはほぼないので、ガソリンエンジンでもよければZが良い選択肢になるでしょう。車両価格もハイブリッドに比べると抑えられます。
トヨタでハイブリッドZの値引き込みの見積を出してもらった!総額315万円〜
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オンラインの見積もりシュミレーションでは値引きがなかったので、ディーラーに値引き込みの見積書を出してもらいました。
乗り出し価格は315万円
見積はディーラーと何度も値引き交渉を行い約26万円の値引き提示がありました。
ディーラーからはメンテナンスパスポート8万円はサービスで付けると言っていたので、26万円の内訳は
- 本体価格15万円引き
- オプション値引き 3万円(20%OFF)
- メンテナスパスポート 8万円
これぐらいでしょうね。
実際の見積書にはディーラーのサービスが追加される
ディーラーが出してくれた見積ではシュミレーションにはなかった、以下のものが追加されています。
- ETCセットアップ
- メンテナンスパスポート
これはシミュレーションでは選べないもので、ディーラーのサービスとして販売しているものです。
また、メンテナンスパスポートもディーラーのサービス扱いになります。見積りから外すことはできますが、必要なものなのでカットするのは避けたほうが良いでしょう。
カローラクロスの値引き交渉でやったこと
今回交渉したのは2021年9月。
この時点の新車値引き相場は本体価格から15万円が目標でした。新しく発売される車種のこともあり、厳しい状況。
そんな中、どうやって総額26万円もの値引きが引き出せたのか公開したいと思います。
ヴェゼル、キックスと競合を何度もする
ライバルとの競合は必須。
ポイントはコンパクトクラスのSUVで売れている車同士であることです。
売れているヴェゼルやキックス、CX-30であればトヨタディーラーも意識しているので、競合させるとかなり効果があります。
カローラクロス同士の競合
トヨタ新型カローラクロス同士を競合させるのも効果的です。今回の値引き交渉でもかなり効果がありました。
やり方はちょっとコツがあって、トヨタディーラーの別会社同士で競合させる必要があります。
下の画像の例だとトヨタモビリティ店とトヨペット店は近くにあるんですが、社名が違うのでこの2店舗は競合が可能です。
都市部など自動車販売店が多い地域はやりやすいですが、田舎では隣県まで行く必要があるのでちょっと大変かもしれません。