クラウンセダンのリセールバリューは悪い？リセール予想と中古車の残価率を紹介

クラウンセダンから乗り換える時には

クラウンセダンを高く売りたい。

ですよね。

そこで重要なのがリセールバリュー（中古車として売るときの価値）。

リセールバリューは年式や走行距離はもちろん、グレードの人気や、付けているオプション、ボディのカラーなどによって変わります。

今回は、クラウンセダンのリセールバリューを年式別、グレード別に公開します。

また、ライバル車種であるクラウンスポーツやクラウンクロスオーバーとのリセールの違いについてもデータを公開しているので、車選びの参考にもしてみてください。

※リセール率、リセールバリューについては毎月更新しています

クラウンセダンのリセールをチェック

クラウンセダンのリセールバリューは悪い？リセール率をグレードごとに紹介

まずはクラウンセダンのリセールバリューとリセール率（残価率）を見ていきましょう。

リセール率（残価率）とは、新車価格に対して中古車価格がどれだけの金額になるかの比率を表したものです。

クラウンセダンの平均リセール率をまとめると以下のようになります。

【年式別】クラウンのリセール率

年式	リセール率（残価率）
3年落ち (2021年〜)	80.9 ～83.6%
5年落ち (2019年〜2020年)	56.2 ～56.2%
7年落ち (2016年〜2018年)	16.1 ～49.4%
10年落ち (〜2015年)	1.3 ～45.5%

具体的な中古車価格や、グレードごとのリセール率はこのあとに紹介していますので、あわせてご覧ください。

クラウンセダンの3年落ちの中古相場と残価率（リセール率）

クラウンセダンの3年後のリセールバリューは以下の通りです。

クラウン 3年落ち（2021年〜）
リセールバリューと残価率

グレード	新車価格	買取相場	残価率
Ｚ	730万円 〜730万円	584.3万円 〜723.7万円	80.9% 〜100.0%

クラウン 3年落ちのモデルは全体として非常に高い残価率（平均89.5%）を保持しており、売却時に有利です。

最もリセールの良いＺグレードの平均残価率は89.45%、逆に最も悪いのはＺグレードで、平均残価率は89.45%です。

この2つのグレード間では約0%の残価率に差があります。

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クラウンセダンの5年落ちの中古相場と残価率（リセール率）

クラウンセダンの新車から5年後のリセールバリューは以下の通りです。

クラウン 5年落ち（2019年〜2020年）
リセールバリューと残価率

グレード	新車価格	買取相場	残価率
ＲＳ	509.9万円 〜528万円	202.4万円 〜293.0万円	40.5% 〜56.3%
ＲＳ アドバンス	575.9万円 〜575.9万円	283.8万円 〜358.6万円	50.1% 〜63.1%
ＲＳ リミテッド	516.9万円 〜516.9万円	242.9万円 〜249.6万円	47.8% 〜49.1%
Ｓ エレガンススタイルⅡ	506.3万円 〜506.3万円	212.1万円 〜212.1万円	42.7% 〜42.7%

クラウン 5年落ちのモデルは全体として残価率が低めです（平均48%）。特定のグレードに注目し、慎重に選択することが推奨されます。

最もリセールの良いＲＳ アドバンスグレードの平均残価率は55.6%、逆に最も悪いのはＳ エレガンススタイルⅡグレードで、平均残価率は41.7%です。

この2つのグレード間では約13.9%の残価率に差があります。

クラウンセダンの7年落ちの中古相場と残価率（リセール率）

クラウンセダンの新車から7年後のリセールバリューは以下の通りです。

クラウン 7年落ち（2016年〜2018年）
リセールバリューと残価率

グレード	新車価格	買取相場	残価率
アスリートＧ	618.3万円 〜618.3万円	114.8万円 〜253.3万円	19.4% 〜41.8%
アスリートＳ－Ｔ	458.4万円 〜458.4万円	107.8万円 〜199.5万円	24.3% 〜44.3%
アスリートＳ－Ｔ Ｊ－フロンティアリミテッド	454.6万円 〜454.6万円	79.6万円 〜217.4万円	18.3% 〜48.6%
ＲＳ	518.4万円 〜518.4万円	190.2万円 〜246.2万円	37.5% 〜48.3%
ＲＳ アドバンス	559.4万円 〜559.4万円	208.0万円 〜272.9万円	38.0% 〜49.6%

クラウン 7年落ちのモデルは全体として残価率が低めです（平均36%）。特定のグレードに注目し、慎重に選択することが推奨されます。

最もリセールの良いＲＳ アドバンスグレードの平均残価率は42.8%、逆に最も悪いのはアスリートＧグレードで、平均残価率は29.6%です。

この2つのグレード間では約13.2%の残価率に差があります。

クラウンセダンの10年落ちの中古相場と残価率（リセール率）

クラウンセダンの新車から10年後のリセールバリューは以下の通りです。

クラウン 10年落ち（〜2015年）
リセールバリューと残価率

グレード	新車価格	買取相場	残価率
アスリートＳ	413万円 〜511.2万円	34.0万円 〜194.7万円	9.0% 〜38.9%
ロイヤルサルーンＧ	410万円 〜528万円	4.3万円 〜120.9万円	1.8% 〜23.7%

クラウン 10年落ちのモデルは全体として残価率が低めです（平均17.4%）。特定のグレードに注目し、慎重に選択することが推奨されます。

最もリセールの良いアスリートＳグレードの平均残価率は22.95%、逆に最も悪いのはロイヤルサルーンＧグレードで、平均残価率は11.75%です。

この2つのグレード間では約11.2%の残価率に差があります。

クラウンセダンのリセールを上げてくれるオプション1選

次はクラウンセダンのリセールバリューを上げてくれるオプションを紹介していきます。

リセールの高いオプションは以下の1点です。

このオプションは、後付けできないメーカーオプションです。中古車を買うときに改めてつけることができないため、メーカーオプションがリセールバリューに及ぼす影響は大きくなっています。

以上のオプションは、リセールバリューを意識するならつけた方がいい装備でしょう。

クラウンセダンのリセールを上げてくれる色2選

リセールの高いオプションの次は、リセールの高い色を見ていきましょう。

クラウンセダンでリセールの高い色は以下の2つです。

ホワイト系とブラック系のカラーは、性別や年代を問わず人気のある色です。

もちろん、好きなカラーを選ぶのもいいですが、リセールを意識するなら、ホワイトやブラックのカラーを選ぶのがいいでしょう。

クラウンスポーツやクラウンクロスオーバーとのリセールバリューを比較！

ここまでは、クラウンセダンだけのリセールバリューを検討してきましたが、ここでは他の車種とのリセールバリューと比較していきます。

良く比較される、同じクラウンリーズに属するクラウンスポーツとクラウンクロスオーバーのリセールバリューと比べてみましょう。

クラウンスポーツとクラウンクロスオーバー
クラウンとのリセール比較

車種	残価率
クラウン	79.90%～82.60%
クラウンスポーツ	76.80%～86.40%
クラウンクロスオーバー	52.90%～73.10%

3年落ちまでの範囲だとクラウンの最小残価率が高く、どのグレードを選んでも79.90%の残価率があります。

また、クラウンスポーツは最大の残価率が高く、グレードによっては86.40%と高い残価率がでています。

※条件は、①3年落ち　②走行距離 1万km～

まとめ：クラウンセダンのリセールを最大化するには？

最後にクラウンセダンのリセールを最大化する方法を考えてみましょう。

ここまでの情報をまとめてみます。

最も高く売れるのは人気のグレードやカラー選び、3年落ちまでに売却するケースになります。

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