タントから乗り換えや売却を考えている人は
タントを高く売りたい。
ですよね。
そこで重要なのがリセールバリュー(中古車として売るときの価値)。
リセールバリューは年式や走行距離はもちろん、グレードやカスタムタイプ、ボディカラーなどによって変わります。
今回は、タントのリセールバリューを年式別、グレード別に公開します。
また、ライバル車種であるN-BOXやスペーシアとのリセールの違いについてもデータを公開しているので、車選びの参考にもしてみてください。
※リセール率、リセールバリューについては毎月更新しています
- 1~3年落ちのリセールは良い
- 10年落ちになると大きく下がる
- リセールの良いグレードはカスタムX
- リセールの良い色は白、黒
- N-BOXやスペーシアとリセールはあまり変わらない
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タントグレード別のリセールバリュー!カスタムRSのリセール率は?
まずはタントのリセールバリューとリセール率(残価率)を見ていきましょう。
リセール率(残価率)とは、新車価格に対して中古車価格がどれだけの金額になるかの比率を表したものです。
タントの平均リセール率をまとめると以下のようになります。
| 年式 | リセール率(残価率) |
| 3年落ち (2022年〜) |
29.2 ~76.7% |
| 5年落ち (2020年〜2021年) |
11.1 ~66.2% |
| 7年落ち (2017年〜2019年) |
6.6 ~59.6% |
| 10年落ち (〜2016年) |
1.6 ~47.3% |
具体的な中古車価格や、グレードごとのリセール率はこのあとに紹介していますので、あわせてご覧ください。
タントの3年落ちの中古相場と残価率(リセール率)
タントの3年後のリセールバリューは以下の通りです。
| グレード | 新車価格 | 買取相場 | 残価率 |
| カスタムRS | 187万円 〜208.4万円 |
35.4万円 〜158.8万円 |
19.4% 〜76.7% |
| カスタムRS eco IDLE非装着車 | 183.7万円 〜195.8万円 |
29.3万円 〜147.5万円 |
16.4% 〜75.8% |
| カスタムX | 178.2万円 〜190.3万円 |
72.1万円 〜214.7万円 |
40.9% 〜113.3% |
| ファンクロスターボ | 180.9万円 〜193万円 |
93.1万円 〜144.4万円 |
51.9% 〜75.3% |
| X | 154万円 〜173.8万円 |
43.4万円 〜117.8万円 |
28.5% 〜68.2% |
タント 3年落ちのモデルは全体として良好な残価率(平均55.6%)を示していますが、選択するグレードによって差が出ます。
最もリセールの良いカスタムXグレードの平均残価率は76.1%、逆に最も悪いのはカスタムRS eco IDLE非装着車グレードで、平均残価率は45.1%です。
この2つのグレード間では約31%の残価率に差があります。
タント 3年落ちのリセールバリュー例
| グレード名 | カスタムRS | |
|---|---|---|
| カラー | 白 | |
| 年式 | 2022年式 | |
| 走行距離 | 1 km | |
| 査定時期 | 2024年8月 | |
| 査定地域 | 道東・釧路十勝 | |
| 査定額 | 144万円 | |
参考:ガリバー
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タントの5年落ちの中古相場と残価率(リセール率)
タントの新車から5年後のリセールバリューは以下の通りです。
| グレード | 新車価格 | 買取相場 | 残価率 |
| カスタムRS | 185.3万円 〜199.6万円 |
64.6万円 〜129.1万円 |
35.3% 〜65.2% |
| カスタムRSスタイルセレクション | 188.1万円 〜202.4万円 |
20.0万円 〜133.0万円 |
11.1% 〜66.2% |
| カスタムX | 172.1万円 〜184.2万円 |
2.0万円 〜124.8万円 |
1.6% 〜68.2% |
| カスタムXスタイルセレクション | 174.9万円 〜187万円 |
33.2万円 〜119.2万円 |
19.4% 〜64.2% |
| X | 149万円 〜161.7万円 |
16.0万円 〜98.3万円 |
11.1% 〜61.2% |
タント 5年落ちのモデルは全体として残価率が低めです(平均39.4%)。特定のグレードに注目し、慎重に選択することが推奨されます。
最もリセールの良いカスタムRSグレードの平均残価率は49.25%、逆に最も悪いのはカスタムXグレードで、平均残価率は33.9%です。
この2つのグレード間では約15.4%の残価率に差があります。
タント 5年落ちのリセールバリュー例
| グレード名 | カスタムXセレクション | |
|---|---|---|
| カラー | 白 | |
| 年式 | 2020年式 | |
| 走行距離 | 4 km | |
| 査定時期 | 2024年12月 | |
| 査定地域 | 道南・函館 | |
| 査定額 | 122万円 | |
参考:ガリバー
タントの7年落ちの中古相場と残価率(リセール率)
タントの新車から7年後のリセールバリューは以下の通りです。
| グレード | 新車価格 | 買取相場 | 残価率 |
| カスタムRS | 174.9万円 〜190.8万円 |
29.2万円 〜114.9万円 |
17.1% 〜60.7% |
| カスタムRS トップエディションSAⅢ | 174.9万円 〜187.3万円 |
9.7万円 〜93.9万円 |
6.0% 〜50.6% |
| カスタムRSセレクション | 185.3万円 〜197.4万円 |
13.8万円 〜118.1万円 |
7.9% 〜60.3% |
| カスタムXセレクション | 172.1万円 〜184.2万円 |
24.1万円 〜110.4万円 |
14.4% 〜60.4% |
| Xセレクション | 149万円 〜161.7万円 |
3.1万円 〜103.0万円 |
2.4% 〜64.1% |
タント 7年落ちのモデルは全体として残価率が低めです(平均33.4%)。特定のグレードに注目し、慎重に選択することが推奨されます。
最もリセールの良いカスタムRSグレードの平均残価率は37.9%、逆に最も悪いのはカスタムRS トップエディションSAⅢグレードで、平均残価率は27.3%です。
この2つのグレード間では約10.6%の残価率に差があります。
タント 7年落ちのリセールバリュー例
| グレード名 | カスタムRS トップエディションSAⅢ | |
|---|---|---|
| カラー | 黒 | |
| 年式 | 2018年式 | |
| 走行距離 | 4 km | |
| 査定時期 | 2025年2月 | |
| 査定地域 | 道北・旭川 | |
| 査定額 | 105万円 | |
参考:ガリバー
タントの10年落ちの中古相場と残価率(リセール率)
タントの新車から10年後のリセールバリューは以下の通りです。
| グレード | 新車価格 | 買取相場 | 残価率 |
| カスタムRS | 153.3万円 〜176.5万円 |
1.9万円 〜58.7万円 |
1.6% 〜33.7% |
| カスタムRS SA | 163万円 〜180.9万円 |
4.1万円 〜74.6万円 |
2.9% 〜41.7% |
| カスタムX | 131.2万円 〜167.1万円 |
1.8万円 〜58.3万円 |
1.6% 〜35.3% |
| L | 105万円 〜135万円 |
1.8万円 〜48.1万円 |
1.8% 〜35.9% |
| X | 113万円 〜147.9万円 |
1.8万円 〜50.8万円 |
1.7% 〜34.7% |
タント 10年落ちのモデルは全体として残価率が低めです(平均18.1%)。特定のグレードに注目し、慎重に選択することが推奨されます。
最もリセールの良いカスタムRS SAグレードの平均残価率は21.3%、逆に最も悪いのはカスタムRSグレードで、平均残価率は16.65%です。
この2つのグレード間では約4.7%の残価率に差があります。
タント 10年落ちのリセールバリュー例
| グレード名 | カスタムRS SA | |
|---|---|---|
| カラー | パール | |
| 年式 | 2015年式 | |
| 走行距離 | 3 km | |
| 査定時期 | 2025年9月 | |
| 査定地域 | 長野県 | |
| 査定額 | 74万円 | |
参考:ガリバー
タントのリセールを上げてくれるオプション2選
次はタントのリセールバリューを上げてくれるオプションを紹介していきます。
リセールの高いオプションは以下の2点です。
- 右側パワースライドドア
- 9インチスマホ連携ディスプレイオーディオ
このオプションは、後付けできないメーカーオプションです。中古車を買うときに改めてつけることができないため、メーカーオプションがリセールバリューに及ぼす影響は大きくなっています。
以上のオプションは、リセールバリューを意識するならつけた方がいい装備でしょう。
タントのオプションについて、以下の記事で詳しく解説しています。その他おすすめの装備を知りたい方はぜひご覧ください。
タントのリセールを上げてくれる色2選
リセールの高いオプションの次は、リセールの高い色を見ていきましょう。
タントでリセールの高い色は以下の2つです。
- シャイニングホワイトパール
- ブラックマイカメタリック
ホワイト系とブラック系のカラーは、性別や年代を問わず人気のある色です。
もちろん、好きなカラーを選ぶのもいいですが、リセールを意識するなら、ホワイトやブラックのカラーを選ぶのがいいでしょう。
タントのカラーについて、以下の記事で詳しく解説しています。その他のカラーについても知りたい方はぜひご覧ください。
N-BOXやスペーシアとのリセールバリューを比較!
ここまでは、タントだけのリセールバリューを検討してきましたが、ここでは他の車種とのリセールバリューと比較していきます。
良くリセールが比較されるN-BOXやスペーシアのリセールバリューと比べてみましょう。
| 車種 | 残価率 |
| タント | 28.20%~75.70% |
| N-BOX | 43.00%~74.00% |
| スペーシア | 44.40%~73.90% |
3年落ちまでの範囲だとスペーシアの最小残価率が高く、どのグレードを選んでも44.40%の残価率があります。
また、タントは最大の残価率が高く、グレードによっては75.70%と高い残価率がでています。
※条件は、①3年落ち ②走行距離 1万km~
まとめ:タントのリセールを最大化するには?
最後にタントとタントカスタムRSのリセールを最大化する方法を考えてみましょう。
ここまでの情報をまとめてみます。
- 1~3年落ちのリセールは良い
- 10年落ちになると大きく下がる
- リセールの良いグレードはカスタムX
- リセールの良い色は白、黒
- N-BOXやスペーシアとリセールはあまり変わらない
最も高く売れるのは人気のグレードやカラー選び、3年落ちまでに売却するケースになります。
タントを安く買うには下取りが重要!
タントを安く買うには値引きだけでなく下取りもが重要です。
ただ、下取りはディーラーが安く査定してくることが多いので、騙されないよう査定額を事前にネットで確認しておくのがオススメ。
ネットで確認した査定額をディーラーに伝えたらこんなことに・・・w
面倒な査定もナビクル査定だと1~2分で確認できます。
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もしいきなり使うのが不安であれば、
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