N-BOXやN-BOXカスタムから乗り換える時には
N-BOXやN-BOXカスタムを高く売りたい。
ですよね。
そこで重要なのがリセールバリュー(中古車として売るときの価値)。
リセールバリューは年式や走行距離はもちろん、グレードの人気や、付けているオプション、ボディのカラーなどによって変わります。
今回は、N-BOXとN-BOXカスタムのリセールバリューを年式別、グレード別に公開します。
また、ライバル車種であるタントやスペーシアとのリセールの違いについてもデータを公開しているので、車選びの参考にもしてみてください。
※リセール率、リセールバリューについては毎月更新しています
- ノーマルよりカスタムの方がリセール率が高い
- 1~3年落ちのリセールは良い
- 10年落ちになると大きく下がる
- リセールの良いグレードはベースグレード
- リセールの良い色は白、黒
- タントやスペーシアよりリセールが良い
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N-BOXのリセールのリセールをチェック
N-BOXとカスタムのリセールバリューとリセール率予想!グレードごとに紹介
まずはN-BOXのリセールバリューとリセール率(残価率)を見ていきましょう。
リセール率(残価率)とは、新車価格に対して中古車価格がどれだけの金額になるかの比率を表したものです。
N-BOXのリセール率をまとめると以下で、全体としてノーマルのN-BOXよりもカスタムの方がリセール率が良いです。
年式 | リセール率(残価率) |
3年落ち (2021年〜) |
47.6 ~77.2% |
5年落ち (2019年〜2020年) |
17.1 ~68.7% |
7年落ち (2016年〜2018年) |
3.7 ~66.4% |
10年落ち (〜2015年) |
1.8 ~46.6% |
3年落ち (2022年〜) |
52.5 ~69.9% |
5年落ち (2020年〜2021年) |
15.1 ~67.3% |
7年落ち (2017年〜2019年) |
1.6 ~58.9% |
10年落ち (〜2016年) |
1.7 ~38.6% |
年式 | リセール率(残価率) |
3年落ち (2021年〜) |
26.2 ~81.4% |
5年落ち (2019年〜2020年) |
13.2 ~71.7% |
7年落ち (2016年〜2018年) |
5.5 ~64.9% |
10年落ち (〜2015年) |
1.7 ~48.8% |
3年落ち (2022年〜) |
49.7 ~68.9% |
5年落ち (2020年〜2021年) |
23.6 ~80.3% |
7年落ち (2017年〜2019年) |
8.8 ~64.3% |
10年落ち (〜2016年) |
1.7 ~41.9% |
具体的な中古車価格や、グレードごとのリセール率はこのあとに紹介していますので、あわせてご覧ください。
N-BOX&カスタムの3年落ちの中古相場と残価率(リセール率)
N-BOXの3年後のリセールバリューは以下の通りです。
グレード | 新車価格 | 買取相場 | 残価率 |
ファッションスタイル | 174.7万円 〜188.1万円 |
103.2万円 〜144.3万円 |
59.5% 〜77.2% |
ベースグレード | 164.8万円 〜182.2万円 |
76.5万円 〜152.8万円 |
46.8% 〜84.3% |
G | 146.8万円 〜146.8万円 |
59.4万円 〜98.0万円 |
40.8% 〜67.1% |
L | 159.9万円 〜173.2万円 |
75.5万円 〜122.9万円 |
47.6% 〜71.4% |
L・ターボ | 193.1万円 〜193.1万円 |
125.0万円 〜129.2万円 |
65.2% 〜67.4% |
N-BOX 3年落ちのモデルは全体として良好な残価率(平均61.7%)を示していますが、選択するグレードによって差が出ます。
最もリセールの良いファッションスタイルグレードの平均残価率は67.35%、逆に最も悪いのはGグレードで、平均残価率は52.95%です。
この2つのグレード間では約14.4%の残価率に差があります。
グレード | 新車価格 | 買取相場 | 残価率 |
ターボ | 204.9万円 〜218.2万円 |
114.5万円 〜176.4万円 |
56.4% 〜81.4% |
ターボコーディネートスタイル(2トーン) | 222.9万円 〜236.2万円 |
125.4万円 〜185.9万円 |
56.8% 〜79.3% |
ベースグレード | 184.9万円 〜198.2万円 |
94.0万円 〜164.7万円 |
51.3% 〜83.6% |
L | 182.4万円 〜195.8万円 |
59.4万円 〜149.4万円 |
33.0% 〜76.8% |
Lターボ | 202.4万円 〜215.7万円 |
89.9万円 〜163.6万円 |
44.9% 〜76.4% |
N-BOXカスタム 3年落ちのモデルは全体として良好な残価率(平均63%)を示していますが、選択するグレードによって差が出ます。
最もリセールの良いターボグレードの平均残価率は67.9%、逆に最も悪いのはLグレードで、平均残価率は53.9%です。
この2つのグレード間では約14%の残価率に差があります。
N-BOX 3年落ちのリセールバリュー例
グレード名 | L・ターボコーディネートスタイル | |
---|---|---|
カラー | アイボリーⅡ | |
年式 | 2022年式 | |
走行距離 | 1 km | |
査定時期 | 2024年9月 | |
査定地域 | 埼玉県 | |
査定額 | 121万円 |
参考:ガリバー
N-BOX&カスタムの5年落ちの中古相場と残価率(リセール率)
N-BOXの新車から5年後のリセールバリューは以下の通りです。
グレード | 新車価格 | 買取相場 | 残価率 |
EX | 165.8万円 〜181.1万円 |
41.5万円 〜111.5万円 |
25.4% 〜62.0% |
EX・ターボ | 180.9万円 〜182.9万円 |
82.0万円 〜104.3万円 |
45.8% 〜57.5% |
G | 142.8万円 〜158.1万円 |
19.7万円 〜103.6万円 |
14.1% 〜65.9% |
L | 155.9万円 〜171.2万円 |
14.6万円 〜126.3万円 |
9.7% 〜74.2% |
L・ターボ | 175.8万円 〜191.1万円 |
54.8万円 〜127.7万円 |
31.6% 〜67.3% |
N-BOX 5年落ちのモデルは全体として残価率が低めです(平均44.4%)。特定のグレードに注目し、慎重に選択することが推奨されます。
最もリセールの良いEX・ターボグレードの平均残価率は50.65%、逆に最も悪いのはGグレードで、平均残価率は39%です。
この2つのグレード間では約11.7%の残価率に差があります。
グレード | 新車価格 | 買取相場 | 残価率 |
EXターボ | 201.9万円 〜217.2万円 |
54.9万円 〜151.5万円 |
27.7% 〜70.3% |
L | 176.9万円 〜192.2万円 |
50.0万円 〜147.6万円 |
28.7% 〜77.3% |
Lターボ | 196.9万円 〜212.1万円 |
25.0万円 〜169.2万円 |
13.2% 〜80.3% |
Lターボ特別仕様車スタイル+ブラック | 205.7万円 〜219万円 |
81.8万円 〜165.7万円 |
40.3% 〜76.2% |
L特別仕様車スタイル+ブラック | 192.9万円 〜206.2万円 |
44.6万円 〜147.8万円 |
23.6% 〜72.2% |
N-BOXカスタム 5年落ちのモデルは全体として残価率が低めです(平均50%)。特定のグレードに注目し、慎重に選択することが推奨されます。
最もリセールの良いLターボ特別仕様車スタイル+ブラックグレードの平均残価率は57.25%、逆に最も悪いのはLターボグレードで、平均残価率は45.75%です。
この2つのグレード間では約11.5%の残価率に差があります。
N-BOX 5年落ちのリセールバリュー例
グレード名 | G・Lターボホンダセンシング | |
---|---|---|
カラー | 黒 | |
年式 | 2020年式 | |
走行距離 | 5 km | |
査定時期 | 2024年8月 | |
査定地域 | 青森県 | |
査定額 | 109万円 |
参考:ガリバー
N-BOX&カスタムの7年落ちの中古相場と残価率(リセール率)
N-BOXの新車から7年後のリセールバリューは以下の通りです。
グレード | 新車価格 | 買取相場 | 残価率 |
Gホンダセンシング | 138.5万円 〜154.4万円 |
6.1万円 〜97.0万円 |
4.7% 〜63.2% |
G・EXターボホンダセンシング | 174.9万円 〜192.6万円 |
23.9万円 〜116.9万円 |
14.1% 〜61.2% |
G・EXホンダセンシング | 159.6万円 〜177.5万円 |
12.3万円 〜105.9万円 |
8.1% 〜60.1% |
G・Lターボホンダセンシング | 169.5万円 〜187.1万円 |
11.3万円 〜112.7万円 |
7.1% 〜60.7% |
G・Lホンダセンシング | 149.9万円 〜167.6万円 |
5.0万円 〜110.6万円 |
3.7% 〜66.4% |
N-BOX 7年落ちのモデルは全体として残価率が低めです(平均33.9%)。特定のグレードに注目し、慎重に選択することが推奨されます。
最もリセールの良いG・EXターボホンダセンシンググレードの平均残価率は36.65%、逆に最も悪いのはG・Lターボホンダセンシンググレードで、平均残価率は32.9%です。
この2つのグレード間では約3.8%の残価率に差があります。
グレード | 新車価格 | 買取相場 | 残価率 |
G・EXターボホンダセンシング | 194.9万円 〜212.9万円 |
10.7万円 〜129.0万円 |
6.0% 〜61.1% |
G・EXホンダセンシング | 175.2万円 〜188.3万円 |
30.3万円 〜113.4万円 |
17.7% 〜60.7% |
G・L | 159.6万円 〜172.6万円 |
6.1万円 〜97.3万円 |
4.2% 〜56.8% |
G・Lターボホンダセンシング | 189.5万円 〜207.4万円 |
9.5万円 〜144.3万円 |
5.5% 〜70.1% |
G・Lホンダセンシング | 169.8万円 〜187.9万円 |
7.1万円 〜128.0万円 |
4.6% 〜68.6% |
N-BOXカスタム 7年落ちのモデルは全体として残価率が低めです(平均34.5%)。特定のグレードに注目し、慎重に選択することが推奨されます。
最もリセールの良いG・EXホンダセンシンググレードの平均残価率は38.2%、逆に最も悪いのはG・Lグレードで、平均残価率は29.5%です。
この2つのグレード間では約8.7%の残価率に差があります。
7年落ちのリセールバリュー例
No car resale prices found for the specified criteria.
N-BOX&カスタムの10年落ちの中古相場と残価率(リセール率)
N-BOXの新車から10年後のリセールバリューは以下の通りです。
グレード | 新車価格 | 買取相場 | 残価率 |
G | 123.9万円 〜140万円 |
2.0万円 〜53.1万円 |
1.8% 〜38.2% |
G・ターボパッケージ | 146万円 〜158万円 |
3.0万円 〜49.3万円 |
2.4% 〜31.6% |
G・ターボLパッケージ | 145.9万円 〜162.5万円 |
2.5万円 〜63.4万円 |
2.0% 〜39.4% |
G・Lパッケージ | 133.9万円 〜150.1万円 |
1.9万円 〜76.0万円 |
1.7% 〜51.0% |
G特別仕様車SSパッケージ | 139万円 〜159万円 |
2.0万円 〜74.5万円 |
1.7% 〜47.2% |
N-BOX 10年落ちのモデルは全体として残価率が低めです(平均20.7%)。特定のグレードに注目し、慎重に選択することが推奨されます。
最もリセールの良いG・Lパッケージグレードの平均残価率は25.35%、逆に最も悪いのはG・ターボパッケージグレードで、平均残価率は16%です。
この2つのグレード間では約9.4%の残価率に差があります。
グレード | 新車価格 | 買取相場 | 残価率 |
G | 144万円 〜162.5万円 |
2.2万円 〜114.6万円 |
1.8% 〜70.9% |
G・ターボパッケージ | 166万円 〜178万円 |
2.0万円 〜52.6万円 |
1.6% 〜30.0% |
G・ターボLパッケージ | 167万円 〜180万円 |
2.3万円 〜95.7万円 |
1.8% 〜53.6% |
G・Lパッケージ | 155万円 〜169万円 |
1.9万円 〜81.8万円 |
1.6% 〜48.8% |
G特別仕様車ターボSSパッケージ | 168万円 〜188万円 |
4.0万円 〜94.4万円 |
2.8% 〜50.7% |
N-BOXカスタム 10年落ちのモデルは全体として残価率が低めです(平均25.4%)。特定のグレードに注目し、慎重に選択することが推奨されます。
最もリセールの良いGグレードの平均残価率は35.35%、逆に最も悪いのはG・ターボパッケージグレードで、平均残価率は14.8%です。
この2つのグレード間では約20.6%の残価率に差があります。
N-BOX 10年落ちのリセールバリュー例
グレード名 | G・ターボLパッケージ | |
---|---|---|
カラー | パール | |
年式 | 2015年式 | |
走行距離 | 3 km | |
査定時期 | 2024年3月 | |
査定地域 | 福島県 | |
査定額 | 66万円 |
参考:ガリバー
N-BOX&カスタムのリセールを上げてくれるオプション1選
次はN-BOXのリセールバリューを上げてくれるオプションを紹介していきます。
リセールの高いオプションは以下の1点です。
- リアパワースライドドア
このオプションは、後付けできないメーカーオプションです。中古車を買うときに改めてつけることができないため、メーカーオプションがリセールバリューに及ぼす影響は大きくなっています。
以上のオプションは、リセールバリューを意識するならつけた方がいい装備でしょう。
N-BOXのオプションについて、以下の記事で詳しく解説しています。その他おすすめの装備を知りたい方はぜひご覧ください。
N-BOX&カスタムのリセールを上げてくれる色2選
リセールの高いオプションの次は、リセールの高い色を見ていきましょう。
N-BOXでリセールの高い色は以下の2つです。
- プラチナホワイト・パール
- クリスタルブラック・パール
ホワイト系とブラック系のカラーは、性別や年代を問わず人気のある色です。
もちろん、好きなカラーを選ぶのもいいですが、リセールを意識するなら、ホワイトやブラックのカラーを選ぶのがいいでしょう。
N-BOXのカラーについて、以下の記事で詳しく解説しています。その他のカラーについても知りたい方はぜひご覧ください。
タントやスペーシアとのリセールバリューを比較!
ここまでは、N-BOXだけのリセールバリューを検討してきましたが、ここでは他の車種とのリセールバリューと比較していきます。
良く比較される、同じレ軽自動車のスーパーハイトワゴンに属するタントやスペーシアのリセールバリューと比べてみましょう。
車種 | 残価率 |
N-BOX | 46.60%~76.20% |
タント | 37.80%~80.40% |
スペーシア | 12.90%~78.30% |
3年落ちまでの範囲だとN-BOXの最小残価率が高く、どのグレードを選んでも46.60%の残価率があります。
また、タントは最大の残価率が高く、グレードによっては80.40%と高い残価率がでています。
※条件は、①3年落ち ②走行距離 1万km~
まとめ:N-BOXのリセールを最大化するには?
最後にN-BOXのリセールを最大化する方法を考えてみましょう。
ここまでの情報をまとめてみます。
- ノーマルよりカスタムの方がリセール率が高い
- 1~3年落ちのリセールは良い
- 10年落ちになると大きく下がる
- リセールの良いグレードはベースグレード
- リセールの良い色は白、黒
- タントやスペーシアよりリセールが良い
最も高く売れるのは人気のグレードやカラー選び、3年落ちまでに売却するケースになります。
N-BOXを安く買うには下取りが重要!
N-BOXを安く買うには値引きだけでなく下取りも重要です。
ただ、下取りはディーラーが安く査定してくることが多いので、騙されないよう査定額を事前にネットで確認しておくのがオススメ。
ネットで確認した査定額をディーラーに伝えたらこんなことに・・・w
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