N-BOXやN-BOXカスタムから乗り換える時には
N-BOXやN-BOXカスタムを高く売りたい。
ですよね。
そこで重要なのがリセールバリュー(中古車として売るときの価値)。
リセールバリューは年式や走行距離はもちろん、グレードの人気や、付けているオプション、ボディのカラーなどによって変わります。
今回は、N-BOXとN-BOXカスタムのリセールバリューを年式別、グレード別に公開します。
また、ライバル車種であるタントやスペーシアとのリセールの違いについてもデータを公開しているので、車選びの参考にもしてみてください。
※リセール率、リセールバリューについては毎月更新しています
- ノーマルよりカスタムの方がリセール率が高い
- 1~3年落ちのリセールは良い
- 10年落ちになると大きく下がる
- リセールの良いグレードはベースグレード
- リセールの良い色は白、黒
- タントやスペーシアよりリセールが良い
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N-BOXとカスタムのリセールバリューとリセール率予想!グレードごとに紹介

まずはN-BOXのリセールバリューとリセール率(残価率)を見ていきましょう。
リセール率(残価率)とは、新車価格に対して中古車価格がどれだけの金額になるかの比率を表したものです。
N-BOXのリセール率をまとめると以下で、全体としてノーマルのN-BOXよりもカスタムの方がリセール率が良いです。
年式 | リセール率(残価率) |
3年落ち (2022年〜) |
52.6 ~66.3% |
5年落ち (2020年〜2021年) |
29.6 ~62.4% |
7年落ち (2017年〜2019年) |
3.0 ~55.9% |
10年落ち (〜2016年) |
1.7 ~41.3% |
年式 | リセール率(残価率) |
3年落ち (2022年〜) |
3.8 ~69.3% |
5年落ち (2020年〜2021年) |
23.4 ~63.9% |
7年落ち (2017年〜2019年) |
5.5 ~59.8% |
10年落ち (〜2016年) |
1.6 ~40.8% |
具体的な中古車価格や、グレードごとのリセール率はこのあとに紹介していますので、あわせてご覧ください。
N-BOX&カスタムの3年落ちの中古相場と残価率(リセール率)
N-BOXの3年後のリセールバリューは以下の通りです。
グレード | 新車価格 | 買取相場 | 残価率 |
ファッションスタイル | 174.7万円 〜174.7万円 |
101.3万円 〜113.5万円 |
58.4% 〜65.4% |
ベースグレード | 164.8万円 〜182.2万円 |
83.7万円 〜139.1万円 |
51.2% 〜76.8% |
G | 146.8万円 〜160.1万円 |
76.6万円 〜87.8万円 |
52.5% 〜55.2% |
L | 159.9万円 〜173.2万円 |
81.7万円 〜113.6万円 |
51.5% 〜66.0% |
L・ターボ | 179.8万円 〜179.8万円 |
99.0万円 〜107.3万円 |
55.5% 〜60.1% |
N-BOX 3年落ちのモデルは全体として良好な残価率(平均58.3%)を示していますが、選択するグレードによって差が出ます。
最もリセールの良いベースグレードグレードの平均残価率は63%、逆に最も悪いのはGグレードで、平均残価率は52.85%です。
この2つのグレード間では約10.2%の残価率に差があります。
グレード | 新車価格 | 買取相場 | 残価率 |
ターボ | 204.9万円 〜220.2万円 |
28.3万円 〜160.9万円 |
14.3% 〜73.6% |
ターボコーディネートスタイル(2トーン) | 222.9万円 〜238.2万円 |
110.7万円 〜165.1万円 |
50.2% 〜69.9% |
ベースグレード | 184.9万円 〜200.2万円 |
6.2万円 〜139.3万円 |
3.8% 〜70.1% |
L | 182.4万円 〜195.8万円 |
88.7万円 〜135.1万円 |
49.1% 〜69.5% |
Lターボ | 202.4万円 〜215.7万円 |
79.5万円 〜145.3万円 |
39.8% 〜67.9% |
N-BOXカスタム 3年落ちのモデルは全体として残価率が低めです(平均49.8%)。特定のグレードに注目し、慎重に選択することが推奨されます。
最もリセールの良いターボコーディネートスタイル(2トーン)グレードの平均残価率は59.05%、逆に最も悪いのはベースグレードグレードで、平均残価率は35.95%です。
この2つのグレード間では約23.1%の残価率に差があります。
N-BOX 3年落ちのリセールバリュー例
グレード名 | L・ターボコーディネートスタイル | |
---|---|---|
カラー | アイボリーⅡ | |
年式 | 2022年式 | |
走行距離 | 1 km | |
査定時期 | 2024年9月 | |
査定地域 | 埼玉県 | |
査定額 | 121万円 |
参考:ガリバー
N-BOX&カスタムの5年落ちの中古相場と残価率(リセール率)
N-BOXの新車から5年後のリセールバリューは以下の通りです。
グレード | 新車価格 | 買取相場 | 残価率 |
EX | 165.8万円 〜167.8万円 |
48.1万円 〜101.3万円 |
29.4% 〜60.8% |
EX・ターボ | 180.9万円 〜196.2万円 |
69.6万円 〜98.3万円 |
38.9% 〜50.6% |
N-BOX 5年落ちのモデルは全体として残価率が低めです(平均43.9%)。特定のグレードに注目し、慎重に選択することが推奨されます。
最もリセールの良いEXグレードの平均残価率は44.1%、逆に最も悪いのはEX・ターボグレードで、平均残価率は43.75%です。
この2つのグレード間では約0.3%の残価率に差があります。
グレード | 新車価格 | 買取相場 | 残価率 |
EXターボ | 201.9万円 〜217.2万円 |
52.5万円 〜138.7万円 |
26.5% 〜64.4% |
L | 176.9万円 〜192.2万円 |
50.0万円 〜126.7万円 |
28.7% 〜66.4% |
Lターボ | 196.9万円 〜212.1万円 |
45.1万円 〜169.2万円 |
23.4% 〜80.3% |
Lターボ特別仕様車スタイル+ブラック | 205.7万円 〜219万円 |
70.5万円 〜152.5万円 |
34.8% 〜70.2% |
L特別仕様車スタイル+ブラック | 192.9万円 〜206.2万円 |
44.6万円 〜135.6万円 |
23.6% 〜66.3% |
N-BOXカスタム 5年落ちのモデルは全体として残価率が低めです(平均47.5%)。特定のグレードに注目し、慎重に選択することが推奨されます。
最もリセールの良いLターボ特別仕様車スタイル+ブラックグレードの平均残価率は51.5%、逆に最も悪いのはL特別仕様車スタイル+ブラックグレードで、平均残価率は43.95%です。
この2つのグレード間では約7.6%の残価率に差があります。
N-BOX 5年落ちのリセールバリュー例
グレード名 | G・Lターボホンダセンシング | |
---|---|---|
カラー | 黒 | |
年式 | 2020年式 | |
走行距離 | 5 km | |
査定時期 | 2024年8月 | |
査定地域 | 青森県 | |
査定額 | 109万円 |
参考:ガリバー
N-BOX&カスタムの7年落ちの中古相場と残価率(リセール率)
N-BOXの新車から7年後のリセールバリューは以下の通りです。
グレード | 新車価格 | 買取相場 | 残価率 |
G・EXターボホンダセンシング | 174.9万円 〜188万円 |
20.9万円 〜95.9万円 |
12.4% 〜51.5% |
G・Lターボホンダセンシング | 169.5万円 〜187.1万円 |
11.5万円 〜100.0万円 |
7.2% 〜53.9% |
N-BOX 7年落ちのモデルは全体として残価率が低めです(平均30.3%)。特定のグレードに注目し、慎重に選択することが推奨されます。
最もリセールの良いG・EXターボホンダセンシンググレードの平均残価率は30.95%、逆に最も悪いのはG・Lターボホンダセンシンググレードで、平均残価率は29.55%です。
この2つのグレード間では約1.4%の残価率に差があります。
グレード | 新車価格 | 買取相場 | 残価率 |
G・EXターボホンダセンシング | 194.9万円 〜212.9万円 |
13.5万円 〜124.3万円 |
7.4% 〜58.9% |
G・EXホンダセンシング | 175.2万円 〜188.3万円 |
16.9万円 〜107.8万円 |
10.1% 〜57.7% |
G・L | 159.6万円 〜172.6万円 |
19.0万円 〜92.7万円 |
12.3% 〜54.1% |
G・Lターボホンダセンシング | 189.5万円 〜207.4万円 |
9.5万円 〜129.2万円 |
5.5% 〜62.8% |
G・Lホンダセンシング | 169.8万円 〜187.9万円 |
3.0万円 〜119.9万円 |
2.2% 〜64.3% |
N-BOXカスタム 7年落ちのモデルは全体として残価率が低めです(平均32.5%)。特定のグレードに注目し、慎重に選択することが推奨されます。
最もリセールの良いG・Lターボホンダセンシンググレードの平均残価率は33.15%、逆に最も悪いのはG・EXターボホンダセンシンググレードで、平均残価率は32.15%です。
この2つのグレード間では約1%の残価率に差があります。
7年落ちのリセールバリュー例
No car resale prices found for the specified criteria.
N-BOX&カスタムの10年落ちの中古相場と残価率(リセール率)
N-BOXの新車から10年後のリセールバリューは以下の通りです。
グレード | 新車価格 | 買取相場 | 残価率 |
G・ターボLパッケージ | 145.9万円 〜162.5万円 |
2.0万円 〜53.3万円 |
1.7% 〜33.2% |
G特別仕様車ターボSSパッケージ | 159万円 〜175万円 |
2.1万円 〜56.6万円 |
1.7% 〜32.8% |
N-BOX 10年落ちのモデルは全体として残価率が低めです(平均16.4%)。特定のグレードに注目し、慎重に選択することが推奨されます。
最もリセールの良いG・ターボLパッケージグレードの平均残価率は16.45%、逆に最も悪いのはG特別仕様車ターボSSパッケージグレードで、平均残価率は16.25%です。
この2つのグレード間では約0.2%の残価率に差があります。
グレード | 新車価格 | 買取相場 | 残価率 |
G・Aパッケージ | 156.9万円 〜173.8万円 |
1.9万円 〜64.6万円 |
1.6% 〜37.6% |
G特別仕様車ターボSSパッケージ | 168万円 〜188万円 |
2.0万円 〜77.9万円 |
1.6% 〜41.9% |
N-BOXカスタム 10年落ちのモデルは全体として残価率が低めです(平均19.7%)。特定のグレードに注目し、慎重に選択することが推奨されます。
最もリセールの良いG特別仕様車ターボSSパッケージグレードの平均残価率は20.75%、逆に最も悪いのはG・Aパッケージグレードで、平均残価率は18.6%です。
この2つのグレード間では約2.2%の残価率に差があります。
N-BOX 10年落ちのリセールバリュー例
グレード名 | G・ターボLパッケージ | |
---|---|---|
カラー | パール | |
年式 | 2015年式 | |
走行距離 | 3 km | |
査定時期 | 2024年3月 | |
査定地域 | 福島県 | |
査定額 | 66万円 |
参考:ガリバー
N-BOX&カスタムのリセールを上げてくれるオプション1選

次はN-BOXのリセールバリューを上げてくれるオプションを紹介していきます。
リセールの高いオプションは以下の1点です。
- リアパワースライドドア
このオプションは、後付けできないメーカーオプションです。中古車を買うときに改めてつけることができないため、メーカーオプションがリセールバリューに及ぼす影響は大きくなっています。
以上のオプションは、リセールバリューを意識するならつけた方がいい装備でしょう。
N-BOXのオプションについて、以下の記事で詳しく解説しています。その他おすすめの装備を知りたい方はぜひご覧ください。

N-BOX&カスタムのリセールを上げてくれる色2選

リセールの高いオプションの次は、リセールの高い色を見ていきましょう。
N-BOXでリセールの高い色は以下の2つです。
- プラチナホワイト・パール
- クリスタルブラック・パール
ホワイト系とブラック系のカラーは、性別や年代を問わず人気のある色です。
もちろん、好きなカラーを選ぶのもいいですが、リセールを意識するなら、ホワイトやブラックのカラーを選ぶのがいいでしょう。
N-BOXのカラーについて、以下の記事で詳しく解説しています。その他のカラーについても知りたい方はぜひご覧ください。

タントやスペーシアとのリセールバリューを比較!

ここまでは、N-BOXだけのリセールバリューを検討してきましたが、ここでは他の車種とのリセールバリューと比較していきます。
良く比較される、同じレ軽自動車のスーパーハイトワゴンに属するタントやスペーシアのリセールバリューと比べてみましょう。
車種 | 残価率 |
N-BOX | 51.60%~65.30% |
タント | 26.50%~71.40% |
スペーシア | 53.60%~66.90% |
3年落ちまでの範囲だとスペーシアの最小残価率が高く、どのグレードを選んでも53.60%の残価率があります。
また、タントは最大の残価率が高く、グレードによっては71.40%と高い残価率がでています。
※条件は、①3年落ち ②走行距離 1万km~
まとめ:N-BOXのリセールを最大化するには?
最後にN-BOXのリセールを最大化する方法を考えてみましょう。
ここまでの情報をまとめてみます。
- ノーマルよりカスタムの方がリセール率が高い
- 1~3年落ちのリセールは良い
- 10年落ちになると大きく下がる
- リセールの良いグレードはベースグレード
- リセールの良い色は白、黒
- タントやスペーシアよりリセールが良い
最も高く売れるのは人気のグレードやカラー選び、3年落ちまでに売却するケースになります。
N-BOXを安く買うには下取りが重要!

N-BOXを安く買うには値引きだけでなく下取りも重要です。
ただ、下取りはディーラーが安く査定してくることが多いので、騙されないよう査定額を事前にネットで確認しておくのがオススメ。
ネットで確認した査定額をディーラーに伝えたらこんなことに・・・w
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