アクアを購入するなら特別仕様車は外せません。
装備は充実していますし、価格も抑えらえていますからお得感がかなりあります。ですが、ここで気になるのは値引きではないでしょうか。
「特別仕様車だと値引きが少ないのでは?」
と考えるのは当然のことで、私も同じように考えていました。
ですが、これ実は思い込みなんです。実際は普通のアクアと同じぐらい値引きしてもらえますし、それどころか、交渉次第でそれ以上の値引きも可能。
そこで、アクアの特別仕様車、クロスオーバーグラム、S”Style Blackについて
- そもそもどれだけお得なのか
- 最新の値引き額
- どんな値引き交渉が有効なのか
この3つについて、この記事では迫っていきたいと思います。
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アクアの特別仕様車はめちゃくちゃお得!?
ちょっとここで特別仕様車で気を付けてほしいことがあります。
それは特別仕様車というのは名ばかりで、実は全然お得じゃないケースがあるということです。装飾系の装備ばかり追加されていて、肝心の安全装備や便利な装備がついていないことって結構あるんですよ。
アクアクロスオーバーグラムはお得ではない?
クロスオーバーグラムはと通常のクロスオーバーの差額は71,280円
この差額でついてくる装備は以下の4つ
項目 | 費用 |
安全 インテリジェントクリアランスソナー | 28,080円 |
エクステリア ボディカラーオリーブマイカメタリック | 0円 |
インテリア インテリアカラーブラウンブラック | 0円 |
コンフォート スマートエントリー&スタートシステム | 43,200円 |
合計 | 71,280円 |
偶然なのか、神のいたずらなのか、装備の合計金額は通常のクロスオーバーとの差額と一致するんです。なので、実はグラムを買ってもお得感というのはありません。逆に損もありませんけどね。
ただ、ボディカラーやインテリアカラーはグラムでしか選択できないものなので、
「絶対この色がいい!」
という人は買いでしょうね。
S”Style Blackはめちゃくちゃお得
続いてはS“Style Black”。ベースのSグレードとの差額は92,880円
安全装備や便利な装備をチェックしてみると
項目 | 費用 |
インテリジェントクリアランスソナー (パーキングサポートブレーキ) |
28,080円 |
Toyota Safety Sense +先行車発進告知機能 |
43,200円 |
スマートエントリー | 43,200円 |
合計 | 114,480円 |
合計114,480円。これだけでもお得ですが、この他に外観にはメッキが施され、内装にも革やピアノブラックなどで装飾があり高級感があります。
また、フロントドアのガラスはIRカット機能付になるので、日差しのジリジリも和らぎます。これは地味にうれしい。
これら全てをざっくり見積もってみても、20万円はくだらない装備が付いているので、S”Style Blackのコスパは相当高いです。
アクアをお得に買いたいなら、S”Style Blackで間違いないでしょう。
アクア特別仕様車の最新値引き
いくら特別仕様車がお得でも、値引きが少なかったら元も子もありません。
そこで、特別仕様車だけに絞ってここ最近の値引き状況を調べてみました。
アクアクロスオーバーグラムもS”Style Blackも本体価格の値引き額は20万円以上可能
ここ最近の特別仕様車を購入している人の多くは、車両本体価格から20万円以上の値引きをしてもらっている人が多いです。
とあるディーラーの直近の販売データを見てもそれは明らかで
グレード | 販売月 | 車両値引き額 |
アクアクロスオーバーグラム | 2019年3月 | 27万円 |
アクアクロスオーバーグラム | 2019年3月 | 22万円 |
S”Style Black | 2019年3月 | 23万円 |
S”Style Black | 2019年2月 | 25万円 |
アクアクロスオーバーグラム | 2019年2月 | 24万円 |
アクアクロスオーバーグラム | 2019年2月 | 20万円 |
S”Style Black | 2019年2月 | 24万円 |
S”Style Black | 2019年2月 | 25万円 |
S”Style Black | 2019年1月 | 21万円 |
アクアクロスオーバーグラム | 2019年1月 | 22万円 |
バラつきはあるものの、20万円以上の値引きはしてもらえそうな状況です。
中には本体価格から27万円引きというデータもありますが、10件中1件なので、これは超レアケース。25万円あたりで、値引きの上限があるようなので、そのあたりを目安に値引き交渉をすることになるでしょう。
そして実はこの値引き額、ノーマルのアクアとほぼ同じなんです。
特別仕様車だから値引きが渋いなんてことはないので、もし営業マンが
「元々お得な車なので、値引きはちょっと・・・」
みたいな反応をしてきたら、ウソをついているのでしょうね。
アクアクロスオーバーグラムもS”Style Blackも発売直後は値引きが渋かった
ただ、
「特別仕様車だから値引きがあまりできない」
というのは、全部ウソというわけでもありません。
特別仕様車は後から発売になったので、さすがに発売直後は値引きが渋い時期がありました。
特別仕様車 | 発売日 |
アクアクロスオーバーグラム | 2018年9月4日 |
S”Style Black | 2016年5月12日 |
ですが、アクアクロスオーバーグラム、S”Style Blackともに発売日からかなり時間が経過しているので、現在ではノーマルのアクアと同じように値引きは行われています。
値引き交渉ではライバル車との競合でちょっと工夫がいる
さて、値引で一番大事なのは交渉です。値引き相場を知っていても、交渉できなければ話になりませんからね。
アクアの場合、フィットやノートなどと競合させれば、そこそこ値引きはしてもらえるのですが、特別仕様車の場合はちょっと工夫が必要です。
フィットやノートにも特別仕様車と同等のオプションを付けて競合させる
普通にアクアの営業マンにフィットやノートの見積を見せても
「こちらは特別仕様車なので、同じような値引きは出来ません。」
と言われることがあるので、フィットやノートも同じように特別仕様車っぽくオプションをモリモリつけてあげる必要があります。
もし、フィットやノートにも似たような特別仕様車があれば、それと競合させるのもアリでしょうね。
そうすることで、営業マンは「こちらは特別仕様車なので・・・」とは言いにくくなるので、値引き交渉を有利に進めることができるようになります。
値引き交渉のやり方はノーマルのアクアと同じ
工夫というのは実はこれだけで、値引き交渉そのものはノーマルのアクアと同じです。
特別仕様車だからと言って、何かスペシャルなことしなければならないということはありません。
具体的な交渉の仕方や、他の人がどうやって大きな値引きをしてもらっているのかは、こちらの記事でガッツリまとめてあるので、参考にしてみてください。