2023年に発売された新型ヴェルファイアのグレードには、Zプレミアとエグゼクティブラウンジの2種類があります。
グレードを選ぶ際、
グレード間の違いは何なの?
価格はどれくらい違うの?
アルファードとの違いは?
などの疑問があるのではないでしょうか?
そこで今回は、現行の40系ヴェルファイアのグレードを編集部が独自に調査し、価格や装備などの比較を行ないました。
新型アルファードとの違いや、おすすめグレードも紹介してます。ヴェルファイアのグレードの違いを知りたい方はもちろん、アルファードとの違いがよくわからない方にもご覧いただければ幸いです。
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- 新型アルファードのグレードを比較する4つのポイント
- 新型ヴェルファイア人気グレードランキング!人気の売れ筋グレードはどれ?
- 新型ヴェルファイアの新車価格をカタログ一覧で紹介!一番安いのは?
- 新型ヴェルファイアのグレードを比較!内装や装備の違いは?
- 【Zプレミア】ターボエンジンでパワフルな走り!価格は655万円から
- 【エグゼクティブラウンジ】Zプレミアとの価格差は200万円以上!大きな違いは外装とセカンドシート
- 新型ヴェルファイアとアルファードはどっちのほうが上?違いを比較してみた
- おすすすめグレードは「Zプレミア 2WD ターボガソリン」!アルファードも選択肢に入る
- 新型ヴェルファイアのモデリスタパーツでかっこよくカスタマイズ!
- 新型ヴェルファイアのグレードに関するFAQ
- ヴェルファイアを安く買うには?
新型アルファードのグレードを比較する4つのポイント
ポイント①デザイン(エクステリア) 同じヴェルファイアでもグレードごとにエクステリアに違いがあります。各グレードの外観デザインやグレードの見分け方をチェックしましょう。 |
|
ポイント②内装(インテリア) エクステリアよりもインテリアの方がグレードごとの違いが顕著です。グレード別に内装の違いを比べました。 |
|
ポイント③装備 グレードごとに付いている装備は違います。各グレードごとにどんな装備があるのかや、グレード間の差分をチェックしました。 |
|
ポイント④オプション オプションもグレードによって違います。付けたいオプションがそのグレードで付けられるかはきちんとチェックしましょう。 |
新型ヴェルファイア人気グレードランキング!人気の売れ筋グレードはどれ?
まずは、新型ヴェルファイアの人気グレードランキングを紹介していきます。結果は以下のようになりました。
順位 | 車種名 | 台数 | 割合 |
1位 | Zプレミア ターボガソリン 2WD |
390 | 59% |
2位 | Zプレミア ハイブリッド 2WD |
77 | 12% |
3位 | エグゼクティブラウンジ ハイブリッド 4WD |
87 | 13% |
4位 | エグゼクティブラウンジ ハイブリッド 2WD |
62 | 9% |
5位 | Zプレミア ターボガソリン 4WD |
38 | 6% |
6位 | Zプレミア ハイブリッド 4WD |
11 | 2% |
合計 | 665 | 100% |
もっとも人気だったのは「Zプレミア ターボガソリン 2WD」でした。割合で見ると59%。新型ヴェルファイアを買ったおよそ6割もの人が「Zプレミア ターボガソリン 2WD」を選んでいることになります。
駆動方式や燃料は除き、グレードのみで分けると、Zプレミアの台数は516台で72%、エグゼクティブラウンジの台数は149台で22%です。圧倒的にZプレミアのほうが人気ですね。
新型ヴェルファイアは、Zプレミアのコスパがいいため人気が出たものと考えられます。
新型ヴェルファイアの新車価格をカタログ一覧で紹介!一番安いのは?
ランキングの次は新型ヴェルファイアの新車価格をグレードごとに確認していきましょう。
下記のグレードカタログは、上が一番安いグレード、下が一番高いグレードとなっています。
グレード | 価格 | 燃費 |
Zプレミア 2WD ターボガソリン |
655万円 | 10.3km/L |
Zプレミア 4WD ターボガソリン |
674.8万円 | 10.2km/L |
Zプレミア 2WD ハイブリッド |
690万円 | 17.7km/L |
Zプレミア E-four ハイブリッド |
712万円 | 16.7km/L |
エグゼクティブ ラウンジ 2WD ハイブリッド |
870万円 | 17.5km/L |
エグゼクティブ ラウンジ E-four ハイブリッド |
892万円 | 16.5km/L |
一番安いグレードが、「Zプレミア 2WD ターボガソリン」の655万円です。一番高いクレードは「エグゼクティブラウンジ E-four ハイブリッド」の892万円となっています。
価格差は200万円以上と、かなり大きな差があることがわかります。そもそも新型ヴェルファイアが高いので、簡単に買える金額ではありませんね。
果たして、新型ヴェルファイアの価格はどうしてこんなに高いのでしょうか?これから考えていきましょう。
新型ヴェルファイアのグレードを比較!内装や装備の違いは?
グレードランキングとグレードカタログ・新車価格一覧の次は、グレードごとの詳細な比較をしていきます。
新型ヴェルファイアの装備を以下の4つに分類して、各装備にラベルを付けました。
安全 → 安全装備
快適 → 快適装備
内装 → インテリア
外観 → エクステリア
【Zプレミア】ターボエンジンでパワフルな走り!価格は655万円から
まずは、Zプレミアの装備や価格について詳しく見ていきましょう。
Zプレミアの価格やポイントは以下のようになっています。
グレード名 | |||
Zプレミア ターボガソリン 2WD Zプレミア ターボガソリン 4WD Zプレミア ハイブリッド 2WD Z プレミアハイブリッド E-Four |
|||
価格 | |||
ガソリン 2WD |
ガソリン 4WD |
HV 2WD |
HV E-Four |
655万円 | 674.8万円 | 690万円 | 712万円 |
Zのポイント | |||
|
Zプレミアの価格は655万~712万円となっています。本体価格だけで600万超えはかなりの高級車です。
また、ガソリン車のエンジンは、自然吸気ではなくターボエンジンが搭載されています。これによって、燃料の使用を抑えつつ、馬力を上げることに成功しました。
具体的な装備は以下のようになっています。
種別 | 装備名 | 備考 |
安全 | スペアタイヤ | 有料オプション |
安全 | LEDヘッドライト | |
安全 | LEDリヤフォグランプ | 有料オプション |
安全 | デジタルインナーミラー | 有料オプション |
安全 | バックカメラ洗浄機能 | |
安全 | Toyota Safety Sense | |
安全 | 緊急時操舵支援 | |
安全 | ブラインドスポットモニター[BSM] +安心降車アシスト (ドアオープン制御付)[SEA] +後方車両接近告知 +周辺車両接近時サポート (通報提案機能) +後方車両への接近警報 +セカンダリーコリジョンブレーキ (停車中後突対応) |
|
安全 | 車両接近通報装置 | ハイブリッドのみ |
安全 | プラスサポート (急アクセル時加速抑制) |
有料オプション |
安全 | ITS Connect | 有料オプション |
安全 | アドバンスト パーク +パーキングサポートブレーキ (周囲静止物) |
|
安全 | アドバンスト ドライブ (渋滞時支援) |
|
安全 | パーキングサポートブレーキ (前後方静止物 +後方接近車両 +後方歩行者) |
|
安全 | パノラミックビューモニター (床下透過表示機能付) |
|
快適 | UVカット&IRカット機能付 ウインドシールドガラス (グリーン合わせ・高遮音性ガラス) |
|
快適 | UVカットフロントクォーター グリーンガラス |
|
快適 | スーパーUVカット& IRカット& 撥水機能付フロントドアグリーンガラス |
|
快適 | UVカット機能付プライバシーガラス | |
快適 | ステアリングヒーター | |
快適 | スマートエントリー | |
快適 | 前後左右席独立温度コントロール フルオートエアコン |
|
快適 | 快適温熱シート +ベンチレーションシート (運転席・助手席) |
|
快適 | 助手席肩口パワーシートスイッチ (シートスライド&リクライニング) |
|
快適 |
デッキサイドセカンドパワーシート操作スイッチ
|
|
快適 |
セカンドシート
(エグゼクティブパワーシート)〈機能〉 ●ロングスライド ●パワーリクライニング 〈装備〉 ●パワーオットマン ●上下調整式大型ヘッドレスト ●大型アームレスト (カップホルダー各席 1 個+ポケット付) ●快適温熱シート+ベンチレーションシート ●折りたたみ式サイドテーブル |
|
快適 |
サードシート
(5:5分割 2ポジションスペースアップシート)〈機能〉 ●跳ね上げアシスト機構 ●スライド ●リクライニング〈装備〉 ●ヘッドレスト(全席) ●回転式センターアームレスト |
|
内装 | 左右独立ムーンルーフ (電動シェード&挟み込み防止機能付) |
有料オプション |
内装 | アイドリングストップ機能 | |
内装 | 12.3インチTFTカラーメーター +マルチインフォメーションディスプレイ (メーター照度コントロール付) |
|
内装 | カラーヘッドアップディスプレイ | |
内装 |
ダークブラウン本革巻き3本スポークステアリングホイール
|
|
内装 | タッチトレーサーオペレーション | |
内装 | ステアリングスイッチ | 静電式 |
内装 | エレクトロシフトマチック +パドルシフト |
|
内装 | シーケンシャルシフトマチック | |
内装 |
マイコンプリセットドライビングポジションシステム
(ステアリング・シート・ドアミラー/3メモリー付) |
|
内装 | EVドライブモード | ハイブリッドのみ |
内装 | デュアルパワースライドドア (デュアルイージークローザー・ 挟み込み防止機能・ ワンタッチシーソースイッチ付) |
|
内装 | パワースライドドア ・パワーバックドア予約ロック機能 |
|
内装 | パワーバックドア (バックドアイージークローザー・ 挟み込み防止機能・ 停止位置メモリー機能・ パワーバックドアスイッチ 〈車両サイド・バックドア下端〉付) |
|
内装 | 後席用パワーサイドサンシェード (スライドドアガラス・ リヤクォーターガラス) |
|
内装 | ユニバーサルステップ | 有料オプション |
内装 | 蓄冷エバポレーター(フロント) | |
内装 | イルミネーテッドエントリーシステム | |
内装 |
LEDフロントパーソナルランプ(静電スイッチ)
+LEDフロントドームランプ |
|
内装 | LEDルーフカラーイルミネーション (色替え+調光機能付) |
|
内装 | 後席用 LED ドームランプ | |
内装 | プレミアムナッパ本革シート | |
内装 | 運転席 8 ウェイパワーシート | |
内装 | 助手席 4 ウェイパワーシート | |
内装 | 後席用アシストグリップ | |
内装 | アクセサリーコンセント (AC100V・100W/センターコンソール後部1個) |
ガソリン車のみ |
内装 | アクセサリーコンセント (AC100V・1500W/ 非常時給電システム付/ センターコンソール後部1個・ラゲージルーム右側1個) |
ハイブリッドのみ |
内装 |
充電用 USB 端子
(Type-C/ センターコンソールボックス:前部1個・内部1個、 セカンドシート:各1個、リヤクォータートリムトレイ:各1個) |
|
内装 | センターコンソールボックス (両側オープン/照明付) |
|
内装 | グローブボックス(照明付) | |
内装 | シートバックポケット (運転席・助手席) |
|
内装 | 天井収納ボックス | |
内装 | 後席ディスプレイ | 有料オプション |
内装 | HDMI端子 | |
内装 | 14インチナビ | |
内装 | スマートフォン連携 (Apple CarPlay,Android Auto,Miracast) |
|
内装 | T-Connect | |
内装 | ETC2.0 + 光ビーコン |
|
外観 | 19インチアルミホイール | ブラックスパッタリング塗装 |
外観 | フロントグリル/ ヘッドランプカバー |
艶あり黒塗装 |
外観 | フロントバンパーガーニッシュ | 艶あり黒塗装 |
外観 | グリルモール | 漆黒メッキ |
外観 | フォグカバーモール/ バックドアガーニッシュモール/ ドアウインドゥフレームモール/ リヤスポイラーモール |
漆黒メッキ |
外観 | フロントバンパーモール/ サイドモール/ リヤバンパーモール |
スモークメッキ |
外観 | アウトサイドドアハンドル | カラード |
600万を超えているだけあって、装備はどれをとっても一級品です。当然のようにパワードアが標準で搭載されており、シートは三列目シート以外にシートヒーターが搭載されています。
また、エクステリアも様々な加飾がされているため、オプションパーツを付けずとも迫力ある見た目になっています。
【エグゼクティブラウンジ】Zプレミアとの価格差は200万円以上!大きな違いは外装とセカンドシート
次は新型ヴェルファイアの最高グレードである、エグゼクティブラウンジの詳細を確認していきましょう。
グレード名 | |||
エグゼクティブラウンジ ハイブリッド 2WD エグゼクティブラウンジ ハイブリッド E-Four |
|||
価格 | |||
HV 2WD |
HV E-Four |
||
870万円 | 892万円 | ||
エグゼクティブラウンジのポイント | |||
|
新型ヴェルファイアには、ターボガソリン車の用意はありません。ハイブリッドの2WDとE-fourの2種類のみです。
価格は2WDでも870万円、E-fourになると892万円にもなります。ほぼ1,000万円といっても差し支えないかもしれませんね。
Zプレミアから追加されたエグゼクティブラウンジの装備をピックアップしたので確認してみましょう。
種別 | 装備名 | 備考 |
快適 | 高遮音性ガラス | |
快適 |
セカンドシート
(エグゼクティブラウンジシート)〈機能〉 ●パワーロングスライド ●リフレッシュシート ●パワーリクライニング ●メモリー機能 (パワーリクライニング・ パワーオットマン・ チルトアジャスター) 〈装備〉 ●パワーオットマン(伸縮機構付) ●上下調整式大型ヘッドレスト ●大型アームレスト (カップホルダー各席 1 個+小物入れ 2 個付) ●マニュアルウォークインレバー ●快適温熱シート (オットマン &アームレストヒーター付) +ベンチレーションシート ●回転格納式テーブル (防汚処理付バニティミラー付 / 各席1個) ●リヤマルチオペレーションパネル(脱着式) ●ファイルホルダー (物落ち防止スペーサー付) |
|
内装 | アクセサリーコンセント (AC100V・1500W/ 非常時給電システム付/ センターコンソール後部1個・ ラゲージルーム右側1個) |
|
内装 | 14インチリヤシート エンターテインメントシステム |
|
内装 |
HDMI入力端子
(センターコンソールボックス内部・後部 各1個) |
|
内装 | JBL プレミアムサウンドシステム | |
外観 | 17インチアルミホイール (切削光輝+ブラック塗装) |
|
外観 | フロントグリル/ ヘッドランプカバー |
ガンメタ塗装 |
外観 | フロントバンパーガーニッシュ |
艶ありガンメタ塗装
|
外観 | グリルモール | スモークメッキ |
外観 | フォグカバーモール/ バックドアガーニッシュモール/ ドアウインドゥフレームモール/ リヤスポイラーモール |
メッキ |
外観 | フロントバンパーモール/ サイドモール/ リヤバンパーモール |
メッキ |
外観 | アウトサイドドアハンドル | |
外観 | グレードエンブレム |
Zプレミアから増えた装備はそう多くありません。新型ヴェルファイアのZプレミアとエグゼクティブラウンジで変化が大きいのは、エクステリアではフロントグリル、内装ではセカンドシートの2つです。
フロントグリルは、装備自体は変わっていませんが、塗装がより高級感のあるものに。Zプレミアとは一味ちがったエクステリアが目を引きます。
セカンドシートはエグゼクティブパワーシートからエグゼクティブラウンジシートに変更。パワーオットマンやリヤマルチオペレーションパネルといった、セカンドシートに乗る人の快適性と利便性が向上する装備が増えました。
しかし、運転が楽になったり安全性が向上したりする装備は増えていません。やはりエグゼクティブラウンジはセカンドシートに乗る人のための車ということでしょう。
新型ヴェルファイアとアルファードはどっちのほうが上?違いを比較してみた
ヴェルファイアはアルファードの上位モデルに位置する車種です。今回のアルファードとヴェルファイアは一体何が違うのでしょうか?
ここでは主に、ヴェルファイアのZプレミアとアルファードのZの比較をしていきます。
新型ヴェルファイアとアルファードの違いは以下の通りです。
- ヴェルファイアのほうが装備が豪華
- ヴェルファイアのほうがエンジン性能が上
- ヴェルファイアのほうが高額
新型ヴェルファイアのほうがより装備が豪華
まずは、比較的わかりやすい装備の違いから見ていきましょう。装備は、アルファードのZのよりヴェルファイアのZプレミアのほうがより豪華になっています。
具体的な違いは以下のとおりです。
種別 | 装備名 | 備考 |
安全 | 緊急時操舵支援 |
ヴェルファイアは標準装備
|
安全 | アドバンスト パーク +パーキングサポートブレーキ (周囲静止物) |
ヴェルファイアは標準装備
|
安全 | アドバンスト ドライブ (渋滞時支援) |
ヴェルファイアは標準装備
|
内装 | アイドリングストップ機能 |
ヴェルファイアのみ
|
内装 | カラーヘッドアップディスプレイ |
ヴェルファイアは標準装備
|
内装 | ステアリングスイッチ |
ヴェルファイアは静電式
|
内装 | エレクトロシフトマチック +パドルシフト |
ヴェルファイアは標準装備
|
内装 | 蓄冷エバポレーター(フロント) |
ヴェルファイアのみ
|
外観 | フロントグリル/ ヘッドランプカバー |
ヴェルファイア専用
|
外観 | フロントバンパーガーニッシュ |
ヴェルファイア専用
|
外観 | グリルモール |
ヴェルファイア専用
|
外観 | フォグカバーモール/ バックドアガーニッシュモール/ ドアウインドゥフレームモール/ リヤスポイラーモール |
ヴェルファイア専用
|
外観 | フロントバンパーモール/ サイドモール/ リヤバンパーモール |
ヴェルファイア専用
|
外観 | アウトサイドドアハンドル |
ヴェルファイア専用
|
アルファードだと有料オプションである安全装備や内装が、ヴェルファイアのZのプレミアでは標準装備です。
また、エクステリアもフロントグリルを中心に、ヴェルファイア専用のものに置き換わっています。内装でも外装でも、アルファードよりヴェルファイアのほうが豪華な印象を受けるでしょう。
新型ヴェルファイアにはターボエンジンが搭載
新型ヴェルファイアは見えない部分もこだわられています。
ガソリン車を見てみると、アルファードZのエンジンは自然吸気でエンジンです。対してヴェルファイアのエンジンはターボエンジンが搭載されています。アルファードとヴェルファイア、燃費は同程度ですが、ヴェルファイアはよりパワフルな走りを実現。
また、ヴェルファイアは、ボディの骨組みに「フロントパフォーマンスブレース」と呼ばれるつっかえ棒が取り付けられています。それによってハンドリングや乗り心地が向上しました。こんなところでも、ヴェルファイアには見えない工夫がなされていますね。
フロントパフォーマンスブレース
アルファードのほうが値段が安いため人気
ヴェルファイアはアルファードより値段が高額です。具体的な価格差は、エグゼクティブラウンジでは20万円、ZとZプレミアのハイブリッド車では70万円、ガソリン車では115万円となっています。そのため、人気はアルファードのほうが上です。
先代でもヴェルファイアはアルファードより人気がなく、今回のフルモデルチェンジでは廃止がウワサされるほどでした。今回のフルモデルチェンジでも、アルファードのほうが売れています。
「一般社団法人日本自動車販売協会連合会」の調査によると、2023年7月のアルファードの売上台数は約3,100台、対して、ヴェルファイアの売上台数は約1,600台とほぼ2倍の差があります。やはり価格のより安いアルファードのほうが人気のようですね。
参考:一般社団法人日本自動車販売協会連合会|乗用車ブランド通称名別順位
おすすすめグレードは「Zプレミア 2WD ターボガソリン」!アルファードも選択肢に入る
おすすめグレードは「Zプレミア 2WD ターボガソリン」です。理由は以下の3点です。
- アルファード以上の高級感
- パワフルな走り
- 売却したときの価格が高い
Zプレミアは、アルファードのZとエグゼクティブラウンジの中間に位置するグレードです。Zの高級感では少し物足りないけど、エグゼクティブラウンジほどハイクラスでなくてもいいなら、まさに最適なグレードといえるでしょう。
また、ターボエンジンモデルはアルファードには用意されていないため、よりパワフルな走りを求める人にもおすすめできます。
アルファードZもコスパがいい
そもそも、Zプレミアほどの高級感や装備がいらなくて、パワフルな走りにも興味がなければ、素直に新型アルファードのZを購入しましょう。装備や高級感は少しグレードダウンするものの、必要十分以上のものは揃っています。
価格が540万円~と、ヴェルファイアに比べれば手が出しやすいのがアルファードの一番の魅力です。
新型アルファードのグレードについての詳細を知りたい方は下記の記事も参考にしてみてください。
新型ヴェルファイアのモデリスタパーツでかっこよくカスタマイズ!
新型ヴェルファイアにはモデリスタパーツが用意されています。付けられるパーツがグレードによって違うので注意して選択しましょう。
BEAST RAZOR STYLE
⇨ エグゼクティブラウンジ
BEAST RAZOR STYLE for Z Premier
⇨ Zプレミア
COOL SHINE KIT
⇨Zプレミア・エグゼクティブラウンジ
モデリスタパーツをつけるとかっこよくなる以外にも、リセールバリューが上がったり、空気抵抗が下がり燃費や走りが良くなったりする効果もあるので、余裕があれば検討してみましょう。
新型ヴェルファイアのグレードに関するFAQ
最後に新型ヴェルファイアのグレードに関するFAQ(よくある質問)をご紹介します。
- 2023年の新型ヴェルファイアの発売日はいつ?
- 新型ヴェルファイアは2023年6月21日に新型アルファードとともに発売されました。およそ8年ぶりのフルモデルチェンジです。
- 新型ヴェルファイアに追加グレードはあるの?
- 新型ヴェルファイアには、Zより下のグレード、Gの追加が予想されています。福祉車両のベースにもなっているグレードなので、通常のグレードにもラインナップされる可能性があります。
ヴェルファイアを安く買うには?
ヴェルファイアを安く購入するには値引きが重要になってきます。
ヴェルファイアは本体価格が高いので値引きも大きくなることが多いのですが、ちょっと気を付けてほしいことがあります。それは…
値引き交渉でディーラーに騙されている人が多い
ということです。
この記事を見てくれた人には絶対騙されてほしくないので、実際にヴェルファイアを購入した人がどうやって騙されずに値引き交渉したのか、次の記事でチェックしてみてください。