トヨタ新型ノアのグレード選びでは
- S-GにすべきかS-Zにすべきか?
- Xグレードはどうなのか?
- 売れ筋グレードはどれが?
このあたりが気になるところではないでしょうか。
そこでこの記事ではノアの各グレードの違いや、おすすめグレードを紹介したいと思います。
また、独自調査した売れ筋グレードランキングも合わせて紹介していきます。
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新型ノア/ハイブリッドで売れている人気グレードはどれ?ランキングを発表!
まず、売れ筋グレードを確認しましょう。
中古車やSNSなどの市場データから調べた、売れ筋の人気グレードのランキングを発表したいと思います。
調査した台数は62台。少ないように感じますが、傾向を見るには十分な数字です。
新型ノアで売れているのはS-Zとハイブリッド
グレードランキングの発表です。
順位 | グレード | 販売台数 | 割合 |
1位 | ハイブリッドS-Z | 25台 | 40% |
2位 | S-Z | 12台 | 19% |
3位 | X | 10台 | 16% |
4位 | ハイブリッドS-G | 9台 | 15% |
5位 | ハイブリッドZ | 3台 | 3% |
6位 | ハイブリッドX | 2台 | 3% |
7位 | Z | 1台 | 1% |
8位 | ハイブリッドG | 1台 | 1% |
9位 | S-G | 1台 | 1% |
10位 | G | 1台 | 1% |
ハイブリッドもガソリン車ともにS-Zが売れています。ノーマルモデルよりエアロモデルの方が人気です。
またエントリーグレードであるXも安さゆえに人気があります。
エンジン別で見るとハイブリッドが6割、ガソリン車が3割。燃費の良いハイブリッドが売れています。
トヨタ新型ノアのグレード一覧!S-Zの価格は332万円~
トヨタ新型ノア/ハイブリッドのグレードの一覧表です。
ノアのグレード一覧 | |
グレード | 価格[税込] |
X | 2,670,000円 |
G | 2,970,000円 |
Z | 3,240,000円 |
S-G | 3,040,000円 |
S-Z | 3,320,000円 |
ハイブリッドX | 3,050,000円 |
ハイブリッドG | 3,320,000円 |
ハイブリッドZ | 3,590,000円 |
ハイブリッドS-G | 3,390,000円 |
ハイブリッドS-Z | 3,670,000円 |
※4WDは除く
新型ノアの価格帯は約267万円〜367万円。ライバルのセレナやステップワゴンより少し高い価格設定です。
また、ハイブリッド車はガソリン車に比べて35万円価格が高くなります。
新型ノアのS-GとS-Zの違いを徹底比較
人気のS-GとS-Z。どちらが買いなのか比較するために
- 装備の違い
- メーカーオプションの違い
この2つを比較しました。
ちなみにハイブリッドの場合も付いている装備は同じ。ガソリンとハイブリッドの違いが気になる人はコチラをチェックしておけば良いと思います。
S-GとS-Z 装備の違いは?
車を買うなら安いに越したことはありませんよね。そこで価格の安いS-Gの装備でも満足できそうかチェックしてみました。
S-GとS-Z見た目の違いはどこ?
左がS-Gで右がS-Zです。
<外装の装備>
外装の装備 | S-G | S-Z |
アルミホイール | 16インチ | 17インチ |
ドアベルトモールディング | ◯ | ステンレス |
プロジェクター式LEDヘッドランプ | – | ●(※) |
※オプション設定
外観はぱっと見同じですが、よく見ると違いがあります。
プロジェクター式ヘッドランプはS-Zのみオプション選択可能で、3眼ヘッドライトになると見た目もお洒落に。
17インチアルミホイールはS-Zにのみ装備。S-Gの16インチでも悪くはないのですが、17インチを履くS-Zの方が見栄えが良いです。
また、ドアベルトモールディングもS-Zはステンレスのため高級感が出ています。
S-Gの快適装備に足りないものは?
<快適・安全装備>
快適・安全装備 | S-G | S-Z |
プリクラッシュセーフティ | ◯ | ◯ |
アダプティブハイビームシステム | – | ●(1※) |
バックガイドモニター | ●(1※) | ◯ |
マルチインフォメーション ディスプレイ |
4.2インチ | 7インチ |
ワンタッチスイッチ付 パワースライドドア (挟み込み防止機能付) |
助手席側 ●(2※) |
両側 |
バックドアイージークローザー | – | ◯ |
快適温熱シート (運転席・助手席) |
●(1※) | ◯ |
左右独立温度コントロール フルオートエアコン+ リヤオートエアコン |
●(1※) | ◯ |
フロントオートエアコン+ リヤクーラー |
◯ | – |
ドライビングサポートパッケージ (3※) |
– | ●(1※) |
1※オプション設定
2※オプションで両側パワースライドドアに変更可能
3※内容はカラーヘッドアップディスプレイとデジタルインナーミラー
快適・安全装備はS-Zの方が圧倒的に良いです。
大きいのはエアコン。S-Zだと左右独立温度コントロールフルオートエアコンですが、S-Gは左右独立で調整不可でリヤはオートではないです。
また、カラーヘッドアップディスプレイやデジタルインナーミラーといった安全装備もS-Gに装備することは不可能で、欲しい場合はS-Zを選んでオプションでつけるしかありません。
バックガイドモニターや両側パワースライドドア、快適温熱シートなどはS-Gでもオプションで補うことは可能です。
S-GとS-Zは内装の質感がかなり違う
<内装の装備>
内装の装備 | S-G | S-Z |
シート表皮 | 上級ファブリック | 合成皮革+ ファブリック |
インパネアッパーオーナメント | ◯ | 合成皮革巻き |
インサイドドアハンドル (フロント・リヤ) |
◯ | シルバー塗装 |
ドアトリムオーナメント (フロントドア・スライドドア) |
◯ | ソフトレザー |
フロントドアアームレスト | ソフトレザー | ソフトレザー+ ステッチ |
センターコンソールボックス 独立型 (フロント・リヤボックス付) |
●(1※) | ◯ |
1※オプション設定
内装はS-Zの質感がすごく高いです。
上がS-Gで、下がS-Zの内装。内装色はどちらもブラックですが、S-Zは合成皮革シートで、S-Gは上級ファブリック。S-Zは合成皮革シートのため質感が高いです。
その他、S-Zはインサイドドアハンドルがシルバー塗装であったり、インパネアッパーオーナメントが合成皮革になっていたりと、全体的に内装に高級感が出ています。
さらに、センターコンソールボックス以外はS-Zの装備をオプションで補うことも不可能です。
新型ノアのおすすめグレードはS-Z
新型ノアのS-GとS-Zを比較した結果、
買いなのはS-Z
だと思います。
- 17インチアルミホイール(2WD)
- 左右独立温度コントロールフルオートエアコン
- 内装の質感
特にこのあたりはS-Zの良さがありますね。
S-Gでも左右独立温度コントロールフルオートエアコンはオプションで追加することはできますが、¥178,200もするので手が出しにくいと思います。
こういう高価なオプションを付けるんだったら、はじめからS-Zの方を選んだ方がコスパ的にも良いですね。
Xはおすすめできない?価格の安さは魅力
ノアにはヴォクシーにはないエントリーモデルのXがあります。価格はかなり安いので気になるところですが、正直あまりおすすめできません。
なぜなら装備はしょぼいですし、安全装備をオプションで追加できないからです。
一つ上のGグレードと装備を比較してみました。
装備 | G | X |
16インチアルミホイール | ◯ | スチール ホイール |
ブラインドスポットモニター+ 安心降車アシスト |
● | – |
パーキングサポートブレーキ (後方接近車両) |
● | – |
パノラミックビューモニター+ パーキングサポートブレーキ |
● | – |
フロントドアアームレスト | ソフトレザー | ◯ |
インパネセンタークラスター | シルバー塗装モール付 | ◯ |
3本スポークステアリング | 本革巻き | ウレタン |
ワンタッチスイッチ付 パワースライドドア (挟み込み防止機能付) |
助手席側 | ● |
シート表皮 | 上級 ファブリック |
ファブリック |
快適温熱シート (運転席・助手席) |
● | – |
○標準装備 ●オプション設定
XとGの大きな違いはホイール。
Gの16インチアルミホイールと比べて、Xはスチールホイールのため、かなり安っぽい印象。
内装もシート表皮がファブリックだったり、ステアリングがウレタンだったりと内装の加飾がないなど、商用車のような雰囲気です。
安全運転するのに効果的なブラインドスポットモニターといった装備も、Xはオプションで選択することができません。
価格は安いですが、ファミリーで使うのにはおすすめできないです。
トヨタ新型ノアを安く買うには?
新型ノアを安く購入するには値引きが重要になってきます。ただ、値引きについてはちょっと気を付けてほしいことがあります。それは…
値引き交渉でディーラーに騙されている人が多い
ということです。
この記事を見てくれた人には絶対騙されてほしくないので、実際にトヨタノアを購入した人がどうやって騙されずに値引き交渉したのか、次の記事でチェックしてみてください。