アルトのリセールバリュー！ワークスやターボRSは10年落ちのリセールが良い？

アルトやアルトワークス、アルトターボRSからの乗り換えや売却を考えている人は

アルトを高く売りたい。

ですよね。

そこで重要なのがリセールバリュー（中古車として売るときの価値）。

リセールバリューは年式や走行距離はもちろん、グレードの人気や、付けているオプション、ボディのカラーなどによって変わります。

今回は、アルトのリセールバリューを年式別、グレード別に公開します。

また、ライバル車種であるミライースやマツダキャロルとのリセールの違いについてもデータを公開しているので、車選びの参考にもしてみてください。

※リセール率、リセールバリューについては毎月更新しています

アルトのリセールをチェック

アルト＆ワークスのリセールバリューとリセール率！グレードごとに紹介

まずはアルトのリセールバリューとリセール率（残価率）を見ていきましょう。

リセール率（残価率）とは、新車価格に対して中古車価格がどれだけの金額になるかの比率を表したものです。

アルトの平均リセール率をまとめると以下のようになります。

【年式別】アルトのリセール率

年式	リセール率（残価率）
3年落ち (2021年〜)	35.6 ～71.6%
5年落ち (2019年〜2020年)	11.3 ～60.8%
7年落ち (2016年〜2018年)	7.0 ～34.0%
10年落ち (〜2015年)	1.9 ～39.0%

【年式別】アルトワークスのリセール率

年式	リセール率（残価率）
5年落ち (2019年〜2020年)	45.1 ～92.3%
7年落ち (2016年〜2018年)	53.9 ～76.2%
10年落ち (〜2015年)	5.3 ～65.2%

【年式別】アルトターボＲＳのリセール率

年式	リセール率（残価率）
7年落ち (2016年〜2018年)	25.9 ～25.9%
10年落ち (〜2015年)	33.0 ～61.0%

具体的な中古車価格や、グレードごとのリセール率はこのあとに紹介していますので、あわせてご覧ください。

アルト＆アルトワークスの3年落ちの中古相場と残価率（リセール率）

アルトとアルトワークスの3年後のリセールバリューは以下の通りです。

アルト 3年落ち（2021年〜）
リセールバリューと残価率

グレード	新車価格	買取相場	残価率
ハイブリッドＳ	109.7万円 〜121.8万円	61.3万円 〜89.5万円	56.0% 〜73.7%
ハイブリッドＸ（全方位モニター付ディスプレイオーディオ装着車）	137.1万円 〜149.2万円	40.3万円 〜96.5万円	29.7% 〜65.0%
Ａ	94.3万円 〜107.5万円	50.6万円 〜72.2万円	53.6% 〜67.2%
Ｌ	99.8万円 〜112.9万円	20.0万円 〜80.7万円	20.0% 〜71.6%
Ｌ（アップグレードパッケージ装着車）	113万円 〜113万円	50.6万円 〜70.5万円	44.9% 〜62.5%

アルト 3年落ちのモデルは全体として良好な残価率（平均53.4%）を示していますが、選択するグレードによって差が出ます。

最もリセールの良いハイブリッドＳグレードの平均残価率は63.85%、逆に最も悪いのはＬグレードで、平均残価率は44.8%です。

この2つのグレード間では約19.1%の残価率に差があります。

また、ハイブリッドは、ガソリン車と比較して平均で2.8%高い残価率を示しており、ここでも残価率に差が見られます。

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アルト＆アルトワークスの5年落ちの中古相場と残価率（リセール率）

アルトとアルトワークスの新車から5年後のリセールバリューは以下の通りです。

アルト 5年落ち（2019年〜2020年）
リセールバリューと残価率

グレード	新車価格	買取相場	残価率
Ｆ	86.3万円 〜97.1万円	11.0万円 〜65.6万円	12.6% 〜67.5%
Ｌ	91万円 〜101.8万円	4.1万円 〜44.0万円	4.4% 〜43.2%
Ｌリミテッド	95.5万円 〜108.3万円	14.0万円 〜46.6万円	14.6% 〜43.1%
Ｌ（スズキセーフティサポート装着車）	97.1万円 〜107.9万円	11.0万円 〜63.2万円	11.3% 〜58.6%
ＶＰ	73.7万円 〜81.9万円	6.1万円 〜41.4万円	7.9% 〜50.3%

アルト 5年落ちのモデルは全体として残価率が低めです（平均30.4%）。特定のグレードに注目し、慎重に選択することが推奨されます。

最もリセールの良いＦグレードの平均残価率は39.05%、逆に最も悪いのはＬグレードで、平均残価率は22.8%です。

この2つのグレード間では約16.3%の残価率に差があります。

アルトワークス 5年落ち（2019年〜2020年）
リセールバリューと残価率

グレード	新車価格	買取相場	残価率
ベースグレード	153.7万円 〜168.6万円	47.6万円 〜172.8万円	31.3% 〜102.9%

アルトワークス 5年落ちのモデルは全体として良好な残価率（平均66.1%）を示していますが、選択するグレードによって差が出ます。

最もリセールの良いベースグレードグレードの平均残価率は66.1%、逆に最も悪いのはベースグレードグレードで、平均残価率は66.1%です。

この2つのグレード間では約0%の残価率に差があります。

アルト＆アルトワークスの7年落ちの中古相場と残価率（リセール率）

アルトとアルトワークスの新車から7年後のリセールバリューは以下の通りです。

アルト 7年落ち（2016年〜2018年）
リセールバリューと残価率

グレード	新車価格	買取相場	残価率
Ｌ	89.4万円 〜100万円	2.5万円 〜47.6万円	2.7% 〜47.6%
Ｌ（スズキセーフティサポート装着車）	95.3万円 〜105.9万円	11.5万円 〜39.2万円	12.0% 〜37.1%
Ｌ（レーダーブレーキサポート装着車）	91.5万円 〜102.1万円	4.1万円 〜43.4万円	4.4% 〜42.5%
Ｓ（レーダーブレーキサポート装着車）	102.3万円 〜112.4万円	7.1万円 〜37.6万円	7.0% 〜33.6%
Ｘ	113.4万円 〜126.6万円	7.1万円 〜36.4万円	6.4% 〜29.0%

アルト 7年落ちのモデルは全体として残価率が低めです（平均21.2%）。特定のグレードに注目し、慎重に選択することが推奨されます。

最もリセールの良いＬグレードの平均残価率は24.15%、逆に最も悪いのはＸグレードで、平均残価率は16.7%です。

この2つのグレード間では約7.5%の残価率に差があります。

アルトワークス 7年落ち（2016年〜2018年）
リセールバリューと残価率

グレード	新車価格	買取相場	残価率
ベースグレード	150.9万円 〜165.5万円	25.0万円 〜143.7万円	16.9% 〜87.2%

アルトワークス 7年落ちのモデルは全体として良好な残価率（平均51.1%）を示していますが、選択するグレードによって差が出ます。

最もリセールの良いベースグレードグレードの平均残価率は51.05%、逆に最も悪いのはベースグレードグレードで、平均残価率は51.05%です。

この2つのグレード間では約0%の残価率に差があります。

アルトターボＲＳ 7年落ち（2016年〜2018年）
リセールバリューと残価率

グレード	新車価格	買取相場	残価率
ベースグレード	129.3万円 〜140.5万円	10.2万円 〜87.7万円	8.1% 〜62.7%

アルトターボＲＳ 7年落ちのモデルは全体として残価率が低めです（平均34.4%）。特定のグレードに注目し、慎重に選択することが推奨されます。

最もリセールの良いベースグレードグレードの平均残価率は34.4%、逆に最も悪いのはベースグレードグレードで、平均残価率は34.4%です。

この2つのグレード間では約0%の残価率に差があります。

アルト＆アルトワークスの10年落ちの中古相場と残価率（リセール率）

アルトとアルトワークスの新車から10年後のリセールバリューは以下の通りです。

アルト 10年落ち（〜2015年）
リセールバリューと残価率

グレード	新車価格	買取相場	残価率
Ｆ	80.8万円 〜99.4万円	1.7万円 〜38.8万円	1.9% 〜39.0%
Ｇ	78.7万円 〜107.8万円	1.7万円 〜11.7万円	1.9% 〜10.9%
Ｌ（レーダーブレーキサポート装着車）	91.5万円 〜102.1万円	3.7万円 〜25.5万円	4.0% 〜25.0%
ＶＰ	66.6万円 〜88.5万円	1.8万円 〜26.4万円	2.2% 〜29.7%
Ｘ	94.5万円 〜122.9万円	1.9万円 〜47.0万円	2.0% 〜38.4%

アルト 10年落ちのモデルは全体として残価率が低めです（平均14.5%）。特定のグレードに注目し、慎重に選択することが推奨されます。

最もリセールの良いＦグレードの平均残価率は19.45%、逆に最も悪いのはＧグレードで、平均残価率は5.4%です。

この2つのグレード間では約14.1%の残価率に差があります。

アルトワークス 10年落ち（〜2015年）
リセールバリューと残価率

グレード	新車価格	買取相場	残価率
スズキスポーツリミテッド	107.3万円 〜107.3万円	10.9万円 〜10.9万円	10.2% 〜10.2%
ターボｉ．ｅ．	99.1万円 〜99.1万円	15.3万円 〜15.3万円	15.4% 〜15.4%
ベースグレード	150.9万円 〜161.7万円	7.0万円 〜122.9万円	5.0% 〜76.4%
ＲＳ／Ｚ	110万円 〜120.7万円	2.0万円 〜22.5万円	1.9% 〜18.8%

アルトワークス 10年落ちのモデルは全体として残価率が低めです（平均18.2%）。特定のグレードに注目し、慎重に選択することが推奨されます。

最もリセールの良いベースグレードグレードの平均残価率は39.7%、逆に最も悪いのはスズキスポーツリミテッドグレードで、平均残価率は9.2%です。

この2つのグレード間では約30.5%の残価率に差があります。

アルトターボＲＳ 10年落ち（〜2015年）
リセールバリューと残価率

グレード	新車価格	買取相場	残価率
ベースグレード	129.3万円 〜140.5万円	10.7万円 〜88.7万円	8.5% 〜63.4%

アルトターボＲＳ 10年落ちのモデルは全体として残価率が低めです（平均35%）。特定のグレードに注目し、慎重に選択することが推奨されます。

最もリセールの良いベースグレードグレードの平均残価率は34.95%、逆に最も悪いのはベースグレードグレードで、平均残価率は34.95%です。

この2つのグレード間では約0%の残価率に差があります。

アルトのリセールを上げてくれるオプション3選

次はアルトのリセールバリューを上げてくれるオプションを紹介していきます。

リセールの高いオプションは以下の3点です。

このオプションは、後付けできないメーカーオプションです。中古車を買うときに改めてつけることができないため、メーカーオプションがリセールバリューに及ぼす影響は大きくなっています。

以上のオプションは、リセールバリューを意識するならつけた方がいい装備でしょう。

アルトのリセールを上げてくれる色2選

リセールの高いオプションの次は、リセールの高い色を見ていきましょう。

アルトでリセールの高い色は以下の2つです。

ホワイト系とブラック系のカラーは、性別や年代を問わず人気のある色です。

もちろん、好きなカラーを選ぶのもいいですが、リセールを意識するなら、ホワイトやブラックのカラーを選ぶのがいいでしょう。

ミライースやマツダキャロルとのリセールバリューを比較！

ここまでは、アルトだけのリセールバリューを検討してきましたが、ここでは他の車種とのリセールバリューと比較していきます。

良くリセールが比較されるミライースやマツダキャロルのリセールバリューと比べてみましょう。

ミライースとキャロル
アルトとのリセール比較

車種	残価率
アルト	34.60%～70.60%
ミライース	51.30%～51.30%
キャロル	61.60%～71.60%

3年落ちまでの範囲だと残価率が最も高い車種はキャロルで、その残価率は61.60%～71.60%です。

リセール狙いであればキャロルがおすすめです。

※条件は、①3年落ち　②走行距離 1万km～

まとめ：アルト＆ワークスのリセールを最大化するには？

最後にアルトとのリセールを最大化する方法を考えてみましょう。

ここまでの情報をまとめてみます。

最も高く売れるのは人気のグレードやカラー選び、3年落ちまでに売却するケースになります。

アルトを安く買うには下取りが重要！

アルトを安く買うには値引きだけでなく下取りもが重要です。