2019年9月にフルモデルチェンジしたトヨタの新型カローラツーリング。ガソリン車とハイブリッドがあり、価格帯が201万円〜300万円とグレードの価格が幅広いので購入する時に
など色々考えてしまうのではないでしょうか。ステーションワゴンも350万円ぐらいするので、失敗はしたくないですよね。
そこでこの記事では、新型カローラツーリングのどのグレードがおすすめなのか紹介したいと思います。
結果を先に言ってしまうと、おすすめなのはハイブリッドW×B(2WD)です。
ハイブリッドの乗り心地・静粛性が良い
ハイブリッドのコスパが高い
W×Bは見た目・内装の質感が高い
Sグレードだと見た目・内装の質感がイマイチ
理由はまとめるとこの4つ。詳しく知りたい人は記事の中でチェックしてもらえればと思います。
その他、独自調査した人気グレードのランキングも紹介しているので参考にしてみてください。
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- 難しいグレード選び。トヨタ新型カローラツーリングのグレード比較をしてみた
- 新型カローラツーリングのグレード選びでは売れ筋人気ランキングも参考にした
- 違いはどこ?新型カローラツーリングのハイブリッドSとハイブリッドW×Bを徹底比較
- ハイブリッドG-Xは装備がしょぼすぎる
- 4WDと2WDとを比較!2WDは軽快で燃費が良い
- 新型カローラツーリングのガソリン車とハイブリッド車の違いを徹底比較
- 新型カローラツーリングの走りを比較。ハイブリッドの方が良い
- 燃費は通勤で利用するならハイブリッドが有利
- ガソリン車は価格が魅力。装備はハイブリッドの方が充実
- 新型カローラツーリングはハイブリッド車が買い!
- 新型カローラツーリングを安く買うには?
難しいグレード選び。トヨタ新型カローラツーリングのグレード比較をしてみた
私がグレード選びで失敗しないためにやったことは比較です。
結局グレードごとの違いがどこにあるのかわからないと、比べようがないですからね。雑誌とかネットにこれがオススメみたいなことが書いてありますが、やっぱり自分でやってみないと失敗すると思うんです。
たとえば、アルミホイール。実はG-Xグレードの場合、アルミホイールではなくスチールホイールです。オプション設定もなし!
ちなみに、S以上の全グレードはアルミホイールです。こんなのじっくりカタログ読み込まないと見落としますよね・・・。
新型カローラツーリングのグレード別価格一覧。ハイブリッドは248万円から
新型カローラツーリングのグレード別の新車価格一覧です。
<カローラツーリングの価格一覧表>
ガソリン(2WD) | |
グレード | 価格(税込) |
G-X[1.8Lガソリン・CVT] | ¥2,013,000 |
S[1.8Lガソリン・CVT] | ¥2,216,500 |
W×B[1.8Lガソリン・CVT] | ¥2,365,000 |
W×B[1.2Lガソリンターボ・6MT] | ¥2,473,900 |
ハイブリッド(2WD) | |
グレード | 価格(税込) |
ハイブリッドG-X | ¥2,480,500 |
ハイブリッドS | ¥2,651,000 |
ハイブリッドW×B | ¥2,799,500 |
1※ガソリン車は4WDの設定なし
2※ハイブリッドの4WDは約20万円高
ステーションワゴンでガソリン車は201万円から、ハイブリッドの価格は248万円からという平均的な価格設定。ライバルと比べてみると、
インプレッサスポーツ:200万円〜293万円
シャトル:181万円〜277万円
これくらいの差があります。カローラツーリングの場合、最低価格は200万円からとシャトルよりは高いもののインプレッサスポーツと同等程度。ハイブリッドの上級グレード同士で比べてもシャトルより約20万円高いものの、インプレッサスポーツとは同じくらいなのでこのクラスでは平均並といったところです。
ただし高い買い物であることには変わりないので、まずはハイブリッドにすべきかガソリン車にすべきか、しっかり比較が必要だと思います。費用は少しでも抑えたいところですし。
グレードも全部で7つと多いので、グレードを比較してどれが買いなのか吟味する必要がありそうですね。
新型カローラツーリングのグレード選びでは売れ筋人気ランキングも参考にした
カローラツーリングのグレード選びをする前に、まずは
どのグレードが人気なのか?
ここがものすごく気になりました。人気なのは何かしら理由があるはずですからね。
ハイブリッド・ガソリン車どちらも人気、グレードはW×Bが売れている
新型カローラツーリングのグレードランキングです。メーカーではこういうデータを発表していないので、ここは独自で調査しました。
順位 | グレード | 販売台数 | 割合 |
1位 | ハイブリッドW×B | 69台 | 37% |
2位 | 1.8S | 38台 | 20% |
3位 | ハイブリッドS | 35台 | 19% |
4位 | 1.8W×B | 32台 | 17% |
5位 | 1.8G-X | 6台 | 3% |
6位 | ハイブリッドG-X | 4台 | 2% |
7位 | 1.2W×B | 3台 | 2% |
※新車の市場データを独自調査
売れているのはハイブリッドW×B。2位はガソリン車の1.8Sで3位はハイブリッドのSです。
パッと見はハイブリッドの方が人気はあるようですが、しっかり見てみないことにはハイブリッドが買いなのかわかりません。
ハイブリッドとガソリンの違いを比較し、人気のSを基準にグレード選びをやってみました。
また、1.2Lガソリンターボを搭載したスポーティグレードの1.2W×Bもありましたが、MT車のみの設定で人気もないため、今回の比較からは外しています。
違いはどこ?新型カローラツーリングのハイブリッドSとハイブリッドW×Bを徹底比較
カローラツーリングで人気のハイブリッドSとハイブリッドW×Bの比較です。
購入費用を抑えるのにハイブリッドSを選びたくなりますが、おすすめはハイブリッドW×Bの方です。
- 外装
- 快適装備・安全装備
- 内装
この3点をオプション込みで比較すると違いがハッキリ見えてきます。
ハイブリッドSの見た目だと不満に感じそう
まずは見た目の比較です。左がハイブリッドSで右がハイブリッドW×Bです。
<外装>
外装 | ハイブリッドS | ハイブリッドW×B |
アルミホイール | 16インチ(1※) | 17インチ |
グリルシャッター | ◯(2※) | – |
ルーフレール | ●(3※) [シルバーメタリック塗装] |
●(3※) [ダークグレーメタリック塗装] |
フロントロアグリル フレーム部 |
グレーメタリック塗装 +ブラック |
メッキ+ブラック 艶あり塗装 |
リヤバンパー | ◯ | バンパーロア (メッキ加飾) |
LEDフォグランプ | ●(3※) | メッキベゼル付 |
ウインドシールドガラス (合わせ) |
◯ | 高遮音性ガラス |
1※オプションで17インチに変更可能
2※17インチアルミホイールにするとグリルシャッターは非装着
3※オプション設定
主な外観装備の違いは7点。一目見てハイブリッドW×Bの方がスポーティでカッコいいです。
W×Bの方は17インチアルミホイールが装備されていたり、フロントロアグリルのフレーム部にメッキやブラックの艶あり塗装が施されていたりしていて、存在感があります。
一方のハイブリッドSは16インチアルミホイールでフォグランプの装備もなく、フロントロアグリルのフレーム部にメッキ加飾がないため、いたって無難な印象。悪くもないですが、カッコいいという感じはありません。
17インチアルミホイールはハイブリッドSでもオプションで追加可能なものの、見た目がこれだけ大きく違うならハイブリッドSでは不満に感じそうですね。
ハイブリッドSの安全装備でも満足できそう
次は快適・安全装備の比較です。
<快適・安全装備>
快適・安全装備 | ハイブリッドS | ハイブリッドW×B |
トヨタセーフティセンス | ◯ | ◯ |
7インチディスプレイ オーディオ |
◯ (1※) |
◯ (1※) |
オプティトロンメーター +7.0インチTFTカラー マルチインフォメーション ディスプレイ |
アナログメーター +4.2インチTFTカラー (2※) |
◯ |
カラーヘッドアップ ディスプレイ |
– | ●(3※) |
おくだけ充電 | – | ●(3※) |
1※オプションで9インチディスプレイに変更可能
2※オプションでオプティトロンメーター+7インチマルチインフォメーションディスプレイに変更可能
3※オプション設定
主な快適・安全装備の違いは3点。ハイブリッドSでもトヨタセーフティセンスや7インチディスプレイオーディオは標準でついてくるので、快適・安全装備は不安に感じることはなさそうでしたね。
大きな違いはメーターとマルチインフォーメーションディスプレイで、ハイブリッドW×Bの方は先進的なオプティトロンメーターに大画面の7インチTFTカラー液晶が備わっています。
Sではアナログメーターに4.2インチディスプレイと、少し古臭い印象。ですが、安全運転する分には不安に感じることはなさそうです。
また、Sにはオプション設定のないカラーヘッドアップディスプレイはフロントガラスに車速やナビ案内を投影し、視線移動を抑えられるものですが、これは視線の邪魔になるという声もあるため、必須な装備とはいえません。
なので、ハイブリッドSの快適・安全装備でも満足できそうですね。
ハイブリッドSの内装だと不満に感じそう
続いては内装の比較です。主な内装装備の違いはこの7点。
<内装装備>
内装装備 | ハイブリッドS |
ハイブリッドW×B |
シート表皮 [合成皮革+レザテック/ブラック] |
ファブリック (ブラック) |
◯(1※) |
フロントシート | ノーマル(上級) | スポーティ |
合成皮革巻き インストルメントパネル アッパー部&パッド部 (ソフトタイプ・ステッチ付) |
パッド部のみ | ◯ |
ドアアームレスト表皮 | ファブリック | ステッチ付 合成皮革巻き (ソフトタイプ) |
ドアトリムガーニッシュ | シルバー塗装 | スモークシルバー メタリック塗装+ ピアノブラック加飾 |
センターコンソールボックス (リヤボックス付) |
ファブリック巻 | ステッチ付 合成皮革巻き |
イルミネーテッド エントリーシステム (フロントコンソールトレイ+ フロントカップホルダーランプ) |
– | ●(2※) |
1※オプションでホワイトレザーに変更可能
2※オプション設定
内装は圧倒的にハイブリッドW×Bの方が高級感があって上質です。
フロントシートの表皮は合成皮革でスポーティシートになっており、ドアトリムにもメタリック塗装やピアノブラック加飾が施されているため落ち着いた大人の雰囲気があります。さらには、オプションでお洒落なホワイトシートへの変更も可能。
一方のハイブリッドSはシート表皮はファブリックですし、シートデザインもノーマルです。ドアアームレスト等も合成皮革ではなくファブリックになっているため、質感は普通といった印象。
ハイブリッドSはオプションでW×Bの装備に変更することもできないので、Sの内装だと購入後に不満に感じそうですね。
新型カローラツーリングでおすすめグレードはハイブリッドW×B
総合評価 | ハイブリッドS |
ハイブリッドW×B |
見た目 | △ | ◯ |
快適・安全装備 | ◯ | ◯ |
内装 | △ | ◯ |
カローラツーリングのハイブリッドSとハイブリッドW×Bの装備を比較しましたが、おすすめだと思ったのはハイブリッドW×Bです。
ハイブリッドW×Bだと標準で17インチアルミホイールやLEDフォグランプ、高級感ある合成皮革を利用したシートやインストルメントパネルなどが装着されています。
ハイブリッドSはオプションで一部のものを追加することは可能なんですが、少し追加しただけでW×Bが買える費用になってしまいます…。1つくらいの追加であれば、費用も抑えられて良いとは思いますが、それ以外の場合なら最初からW×Bを購入した方が良いでしょうね。
しかし、W×Bの見た目や内装に魅力を感じないのであれば、ハイブリッドSでも満足できると思います。快適・安全装備はSでも充実していますからね。
ハイブリッドG-Xは装備がしょぼすぎる
価格はなるべく安いに越したことはないですよね。なので、廉価グレードのハイブリッドG-Xと一つ上のハイブリッドSを比べてみたんです。
率直に言ってハイブリッドG-Xの装備はショボすぎたので、選択肢から外しました。
<装備比較>
装備 | ハイブリッドG-X | ハイブリッドS |
16インチ アルミホイール |
15インチ スチールホイール |
◯ |
エアスパッツ (フロント・リヤ) |
– | ◯ |
サイドターンランプ付 カラードドアミラー (オート電動格納式 リモコン[ヒーター付]) |
– (電動格納式) |
◯ |
UVカットフロント ドアガラス |
◯ | 撥水機能付 |
インテリジェント クリアランスソナー |
●(※) | ◯ |
本革巻ステアリング ホイール |
ウレタン | – |
バックガイドモニター | ●(※) | ◯ |
ドアトリムショルダー | ◯ | 合成皮革巻・ソフトタイプ ステッチ付 |
※オプション設定
主な装備の差はこのくらいありました。特に気になったのは15インチスチールホイール。今時、軽でもアルミホイールがついてくるのに、ステーションワゴンでスチールホイールはショボすぎます…・
さらにハンドルもウレタンだったり、バックガイドモニターやインテリジェントクリアランスソナーといった安全装備がオプションに。
その他にもいろいろ気になる点があるんですが、営業車のような装備内容だったので、ハイブリッドG-Xは選択肢から外しました。
4WDと2WDとを比較!2WDは軽快で燃費が良い
項目 | ハイブリッドS | |
駆動方式 | 2WD | 4WD |
車両重量 | 1,370kg | 1,430kg |
カタログ燃費 [WLTC] |
29.0km/L | 26.8km/L |
価格差: | – | +20万円 |
カローラツーリングのハイブリッドには4WDがありますが、2WDがオススメです。4WDの場合は価格が20万円も高くなる上に、カタログ燃費は2.2km/L悪化します。
積雪量の多い雪国に住んでいる方や、ウインタースポーツをやりによく雪道を走るのであれば4WDの方がいいとは思いますが、それ以外の用途であれば2WD車で事足りるでしょう。
新型カローラツーリングのガソリン車とハイブリッド車の違いを徹底比較
<スペックの比較>
スペック | 1.8Lガソリン車 [S・2WD] |
1.8Lハイブリッド [S・2WD] |
車両重量 | 1,310kg | 1,370kg |
エンジン最高出力 | 140馬力 | 98馬力 |
モーター最高出力 | – | 72馬力(フロント) |
1.8Lガソリン車とハイブリッド車のどちらにするか悩みどころですよね。
結論を先に言うとハイブリッド車がオススメ。その理由は走りがよく、コスパも良いからです。
この結論にたどり着くために行った比較は以下の3つです。
- 走りはどう違うのか?
- 実際の燃費はどっちがいいのか?
- 標準装備がいいのはどっち?
面倒な比較ですが、これだけやっておけば後悔をすることはないんじゃないかなと思います。高い買い物なので、慎重に選択した方が絶対に良いですからね。
新型カローラツーリングの走りを比較。ハイブリッドの方が良い
最初に比較したのは走り。ガソリン車のSとハイブリッドSそれぞれに試乗して比較してみました。どちらも2WDです。
比較ポイントは
- パワー
- コーナリング
- 足回り
- 静粛性
この4点。
これ結論から言えば、ハイブリッドの方が良いです。
遠出ならハイブリッド、近場ならガソリン車だと思いますね。
ガソリン車は静粛性は低いものの運転しやすい
1.8Lガソリン車(2WD)の評価 | |
パワー | ◯ |
コーナリング | ◯ |
足回り | ◯ |
静粛性 | △ |
まずはガソリン車の1.8Sからの試乗です。
ガソリン車では
「加速やパワーは必要十分にあるのか?」
ということが特に気になっていました。
実際に動かしてみたんですが、必要十分な加速を見せてくれました。低速域から高速域まで粘りを感じさせるガソリンエンジンの印象でしたね。
この他に気になったメリットとデメリットを整理しました。全体的に良かったんですが、エンジン音はちょっと気になりましたね。
【メリット】動きが素直で運転がしやすい
1.8Lガソリン車は交差点を曲がる時やカーブを曲がる際に、素直で軽快に動いてくれるので運転しやすい感じがありました。ハイブリッドより60kgも軽いことが影響しているのでしょう。
【メリット】先代のカローラフィールダーより格段に良い乗り心地
先代のカローラフィールダーとは異なり、乗り心地が格段に上がっており快適そのものでした。固い感じもなく、しなやかに吸収してくれるような感じだったので欧州車のようなレベルに近づいた印象でしたね。
【デメリット】エンジン音とロードノイズは大きい
エンジン音とロードノイズに関してはけっこう入ってくる印象でした。このあたりはエンジンのみのガソリン車では、しょうがないところではあると思います。近場では問題なさそうですが、長距離となるとうるさくて少し疲れそうな印象はありましたね。
ただし、同じクラスのステーションワゴンと比べて静粛性が悪いという感じはしませんでした。
ハイブリッドは低速域の加速が良い。静粛性が高い
1.8Lハイブリッド(2WD)の評価 | |
パワー | ◯ |
コーナリング | ◯ |
足回り | ◯ |
静粛性 | ◯ |
次に乗ったのはハイブリッドSの2WD車。ハイブリッドでは
「ガソリン車より加速はパワフルなのか?」
ということが特に気になっていました。実際アクセルを踏んで加速させてみたんですが、ガソリン車とほぼ変わりませんでした。高速域はむしろガソリン車より劣る感じでしたね。
しかし、低速域はモーターのおかげで立ち上がりが早く、ガソリン車より良かった印象でした。パワフルさはないものの、高速合流時や追い越し時にパワーが足りない感じではありません。
この他に気になったことは、メリットとデメリットとして整理しました。
【メリット】コーナリング性能はガソリン車と同等
カーブを曲がる時の安定性はガソリン車と同じくらいで、思ったとおりにカーブを曲がってくれる感じでした。重量増の影響はあるのかもしれませんが、一般的な速度域では違いはさほど感じられないくらいだと思いますね。
【メリット】乗り心地は欧州車にも劣らないほど快適
乗り心地はガソリン車よりも上質といった印象を受けました。重量増がドッシリとした感じを出しているのかもしれません。突き上げやロールも抑えられていながらも、足回りが固い感じはありませんでした。
【メリット】静粛性はかなり高い
静粛性ではガソリン車より優れており、EV走行もあるためかエンジン音やロードノイズの遮音もガソリン車より上のように感じました。モーター走行時はワンクラス上の車にも思えてくるほど。
アクセルを思い切り踏んだ時にエンジンが唸りを上げると少し音は気になりますが、ガソリン車より抑えられている感じでした。長距離走行であれば、ハイブリッドの方が疲れはなさそうかなぁという印象ですね。
ハイブリッドの方が走りは良い
チェック項目 | 1.8Lガソリン(2WD) | 1.8Lハイブリッド(2WD) |
パワー | ◯ | ◯ |
コーナリング | ◯ | ◯ |
足回り | ◯ | ◯ |
静粛性 | △ | ◯ |
比べてみてかなり迷うところですね…。どちらも総合的にバランスが良かったのすが、走りはハイブリッドの方が良いと感じました。
- 1.8Lガソリン車
⇒軽快な動きで運転がしやすく、高速域の加速の伸びが良い - ハイブリッド
⇒低速域の加速が良く、静粛性が高い
というのが正直が意見ですね。どちらも同じくらい出来が良いのでかなり迷うところですが、静粛性が高く上質な乗り心地のハイブリッドの方が私は良いかなぁという感じです。
ガソリン車は軽快で思い通りに動いてくれて確かに惹かれるところはあるんですが、エンジン音やロードノイズがうるさくて長距離運転が辛そうだなぁと思いました。
燃費は通勤で利用するならハイブリッドが有利
続いて燃料費にどれぐらいの差があるのか比較してみました。
燃費 | 1.8Lガソリン (2WD) |
1.8Lハイブリッド (2WD) |
カタログ燃費 [WLTC] |
14.6km/L | 29.0km/L |
実燃費(平均) | 12.3km/L | 21.3km/L |
燃費達成率 | 84.5% | 73.4% |
新型カローラツーリングではハイブリッドが9km/L、1.8Lガソリン車より実燃費が優れています。
年間10,000km程度走る人は10年のればハイブリッドで、約48万円ガソリン代を節約可能です。
片道30分程度の通勤に使用するなら十分達成できる距離ですよね。
本体価格の差が約43〜47万円であることを考えても、コスパ的にもハイブリッド車が元を取ることは十分可能です。長距離を頻繁に走る人なら10年以下でも元が取れるでしょうね。
ガソリン車は価格が魅力。装備はハイブリッドの方が充実
新車価格と装備の比較です。
<本体価格の差>
グレード(2WD) | 価格[税込] |
1.8S[1.8Lガソリン] | ¥2,216,500 |
ハイブリッドS | ¥2,651,000 |
<装備の差額(推定)>
装備 | 1.8S(2WD) | ハイブリッドS(2WD) |
ばね上制振制御 | – | ◯ |
グリルシャッター | – | ◯(1※) |
オートエアコン (シングルモード) |
◯ | S-FLOW/電動インバーター コンプレッサー付 |
アクセサリーコンセント (AC100V・1500Wコンセント2個) |
– | ●(2※) |
寒冷地仕様 | ●(2※) | ●(2※) [PTCヒーター付] |
装備の価格差(推定): | – | +20万円 |
1※17インチアルミホイール装着の場合、グリルシャッターは非装着
2※オプション設定
Sグレード同士で比較してみるとオプション装備の違いは多少あるものの、標準装備で見てみるとほとんど変わりません。3つのみ。
ただ重要そうなのはあって、それはばね上制振制御。道路の凹凸に応じて車体の揺れを抑制してくれる装備ですが、これがあると乗り心地がなめらかになり、上質な乗り心地を実現してくれるんです。
ただ、他の装備を見てみるとガソリン車と大差はないので、ガソリン車の装備とほぼ一緒と言っていい内容だと思いますね。
新型カローラツーリングはハイブリッド車が買い!
いろいろ比べたので、比較結果をまとめてみました。
比較項目 | 1.8Lガソリン | 1.8Lハイブリッド |
走り | △ | ◯ |
燃費 | × | ◯ |
価格 | ◯ | × |
装備 | ◯ | ◯ |
どちらも良いところはありますが、
買いなのはハイブリッド車だと思います。
ハイブリッドは価格が高いんですが、燃費が良いのでコスパが良さそうなんです。装備はS同士の場合どちらもほぼ同じなんですが、上質な乗り心地と静粛性の高い走りに惹かれますね。
1.8Lガソリン車は初期費用は抑えられますし、運転がしやすくこう高速域の加速の伸びが良いんですが、どうしても静粛性が低くエンジン音がうるさいのが気になるんですよね。燃費もハイブリッドよりかなり劣りますし。
なので比較してみた結果、カローラツーリングではハイブリッドの方が良いと思いました。
ただ、ハイブリッドは価格が高いので、頑張って値引きを引き出す必要はあります。値引きについてはこちらで詳しく紹介しているので参考にしてみてください。
⇒トヨタ新型カローラツーリングの値引き体験談をレポート。値引き相場や限界は?
新型カローラツーリングを安く買うには?
新型カローラツーリングを安く買おうと思うと、重要になってくるのは値引きです。
ただ、値引きについてはちょっと気を付けてほしいことがあります。それは…
値引き交渉でディーラーに騙されている人が多い
ということです。
この記事を見てくれた人には絶対騙されてほしくないので、実際に新型カローラツーリングを購入した人がどうやって騙されずに値引き交渉したのか、次の記事でチェックしてみてください。
⇒トヨタ新型カローラツーリングの値引き体験談をレポート。値引き相場や限界は?