ハイエースワゴンから乗り換える時には
ハイエースワゴンを高く売りたい。
ですよね。
そこで重要なのがリセールバリュー(中古車として売るときの価値)。
リセールバリューは年式や走行距離はもちろん、グレードの人気や、付けているオプション、ボディのカラーなどによって変わります。
今回は、ハイエースワゴンのリセールバリューを年式別、グレード別に公開します。
また、ライバル車種であるキャラバンやデリカD:5とのリセールの違いについてもデータを公開しているので、車選びの参考にもしてみてください。
※リセール率、リセールバリューについては毎月更新しています
- 1~3年落ちのリセールは良い
- 3~5年落ちの下落幅は小さい
- 10年落ちになると大きく下がる
- DXのリセール率は悪い
- リセールの良いグレードはGL
- リセールの良い色は白、黒
- キャラバンとリセールはあまり変わらない
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ハイエース(ワゴン)のリセールバリュー!リセール率の良いグレード・仕様は?

まずはハイエースワゴンのリセールバリューとリセール率(残価率)を見ていきましょう。
リセール率(残価率)とは、新車価格に対して中古車価格がどれだけの金額になるかの比率を表したものです。
ハイエースワゴンの平均リセール率をまとめると以下のようになります。
年式 | リセール率(残価率) |
3年落ち (2022年〜) |
89.5 ~100.4% |
5年落ち (2020年〜2021年) |
87.9 ~95.9% |
7年落ち (2017年〜2019年) |
54.8 ~99.4% |
10年落ち (〜2016年) |
5.7 ~84.2% |
具体的な中古車価格や、グレードごとのリセール率はこのあとに紹介していますので、あわせてご覧ください。
ハイエース(ワゴン)の3年落ちの中古相場と残価率(リセール率)
ハイエースワゴンの3年後のリセールバリューは以下の通りです。
グレード | 新車価格 | 買取相場 | 残価率 |
グランドキャビン | 374万円 〜405万円 |
311.4万円 〜417.3万円 |
84.0% 〜103.8% |
DX | 290.3万円 〜290.3万円 |
224.0万円 〜224.0万円 |
77.8% 〜77.8% |
GL | 318.9万円 〜350.9万円 |
228.4万円 〜469.1万円 |
72.3% 〜134.4% |
ハイエースワゴン 3年落ちのモデルは全体として非常に高い残価率(平均90.7%)を保持しており、売却時に有利です。
最もリセールの良いGLグレードの平均残価率は102.35%、逆に最も悪いのはDXグレードで、平均残価率は76.8%です。
この2つのグレード間では約25.6%の残価率に差があります。
ハイエースワゴン 3年落ちのリセールバリュー例
グレード名 | GL | |
---|---|---|
カラー | パール | |
年式 | 2022年式 | |
走行距離 | 3 km | |
査定時期 | 2024年11月 | |
査定地域 | 愛知県 | |
査定額 | 385万円 |
参考:ガリバー
ハイエースワゴンの5年落ちの中古相場と残価率(リセール率)
ハイエースワゴンの新車から5年後のリセールバリューは以下の通りです。
グレード | 新車価格 | 買取相場 | 残価率 |
グランドキャビン | 399.4万円 〜399.4万円 |
402.4万円 〜402.4万円 |
101.5% 〜101.5% |
GL | 311.6万円 〜345.9万円 |
149.3万円 〜385.3万円 |
48.6% 〜112.1% |
ハイエースワゴン 5年落ちのモデルは全体として非常に高い残価率(平均89.9%)を保持しており、売却時に有利です。
最もリセールの良いグランドキャビングレードの平均残価率は100.5%、逆に最も悪いのはGLグレードで、平均残価率は79.35%です。
この2つのグレード間では約21.2%の残価率に差があります。
ハイエースワゴンの7年落ちの中古相場と残価率(リセール率)
ハイエースワゴンの新車から7年後のリセールバリューは以下の通りです。
グレード | 新車価格 | 買取相場 | 残価率 |
グランドキャビン | 360.6万円 〜398.3万円 |
186.0万円 〜297.3万円 |
52.3% 〜75.4% |
DX | 281.4万円 〜281.4万円 |
88.0万円 〜166.2万円 |
31.9% 〜59.7% |
GL | 304.8万円 〜341.4万円 |
122.0万円 〜351.6万円 |
40.7% 〜103.7% |
ハイエースワゴン 7年落ちのモデルは全体として良好な残価率(平均59.6%)を示していますが、選択するグレードによって差が出ます。
最もリセールの良いGLグレードの平均残価率は71.2%、逆に最も悪いのはDXグレードで、平均残価率は44.8%です。
この2つのグレード間では約26.4%の残価率に差があります。
7年落ちのリセールバリュー例
No car resale prices found for the specified criteria.
ハイエースワゴンの10年落ちの中古相場と残価率(リセール率)
ハイエースワゴンの新車から10年後のリセールバリューは以下の通りです。
グレード | 新車価格 | 買取相場 | 残価率 |
スーパーカスタム | 244.7万円 〜302.2万円 |
12.5万円 〜38.2万円 |
5.7% 〜13.3% |
スーパーカスタム セミミドルルーフ | 256.3万円 〜308.4万円 |
15.4万円 〜29.1万円 |
6.6% 〜10.1% |
ハイエースワゴン 10年落ちのモデルは全体として残価率が低めです(平均7.9%)。特定のグレードに注目し、慎重に選択することが推奨されます。
最もリセールの良いスーパーカスタムグレードの平均残価率は8.5%、逆に最も悪いのはスーパーカスタム セミミドルルーフグレードで、平均残価率は7.35%です。
この2つのグレード間では約1.2%の残価率に差があります。
ハイエースワゴン 10年落ちのリセールバリュー例
グレード名 | グランドキャビン | |
---|---|---|
カラー | パール | |
年式 | 2015年式 | |
走行距離 | 2 km | |
査定時期 | 2024年11月 | |
査定地域 | 道東・釧路十勝 | |
査定額 | 270万円 |
参考:ガリバー
ハイエースのリセールを上げてくれるオプション1選

次はハイエースワゴンのリセールバリューを上げてくれるオプションを紹介していきます。
リセールの高いオプションは以下の1点です。
- パワースライドドア
このオプションは、後付けできないメーカーオプションです。中古車を買うときに改めてつけることができないため、メーカーオプションがリセールバリューに及ぼす影響は大きくなっています。
以上のオプションは、リセールバリューを意識するならつけた方がいい装備でしょう。
ハイエースのリセールを上げてくれる色2選

リセールの高いオプションの次は、リセールの高い色を見ていきましょう。
ハイエースワゴンでリセールの高い色は以下の2つです。
- ホワイトパールクリスタルシャイン
- ブラックマイカ
ホワイト系とブラック系のカラーは、性別や年代を問わず人気のある色です。
もちろん、好きなカラーを選ぶのもいいですが、リセールを意識するなら、ホワイトやブラックのカラーを選ぶのがいいでしょう。
キャラバンやデリカD:5とのリセールバリューを比較!

ここまでは、ハイエースワゴンだけのリセールバリューを検討してきましたが、ここでは他の車種とのリセールバリューと比較していきます。
良く比較される、同じワンボックスに属するキャラバンとデリカD:5のリセールバリューと比べてみましょう。
車種 | 残価率 |
ハイエースワゴン | 88.50%~99.40% |
キャラバンワゴン | 67.20%~80.20% |
デリカD:5 | 61.80%~79.10% |
3年落ちまでの範囲だと残価率が最も高い車種はハイエースワゴンで、その残価率は88.50%~99.40%です。
リセール狙いであればハイエースワゴンがおすすめです。
※条件は、①3年落ち ②走行距離 1万km~
まとめ:ハイエースワゴンのリセールを最大化するには?
最後にハイエースワゴンのリセールを最大化する方法を考えてみましょう。
ここまでの情報をまとめてみます。
- 1~3年落ちのリセールは良い
- 3~5年落ちの下落幅は小さい
- 10年落ちになると大きく下がる
- DXのリセール率は悪い
- リセールの良いグレードはGL
- リセールの良い色は白、黒
- キャラバンとリセールはあまり変わらない
最も高く売れるのは人気のグレードやカラー選び、3年落ちまでに売却するケースになります。
詳しいサービス内容をチェックしてみると良いと思います。