値引き交渉

新車を安く買う方法は7つ!最安値の時期や交渉で値切るコツを公開

新車の値引き方法は1つだけではありません。

最安値で手に入れるなら複数の方法を組み合わせることは必須。

そこで本記事では、新車の値引きについて徹底解説しています。

しっかり読めば、新車を50万円以上も安く買える可能性が十分あります。

新車のメリット3つ

当たり前のことですが、新車は車を買う方法の中では最も高額の選択肢となります。

しかし新車が売れているということは、相応のメリットがあるからです。

そこで本章では、新車のメリットをカンタンにご紹介します。

新車のメリット3つ
  1. 誰も使っていない新車という満足感が得られる
  2. 常に最新の機能が搭載されている
  3. エコカー減税などの特典が受けられる

1.誰も使っていない新車という満足感が得られる

新車最大のメリットと言えるのが、まだ誰も使っていない車に乗ることができるということ。

自分が好きな車種を選べるのはもちろん、色やオプション品の選択権もすべて自分にあります。

カスタムするにも、自分が初めてのオーナーというのは大きなアドバンテージとなります。

傷や汚れがないのも、新車のメリットと言えるでしょう。

2.常に最新の機能が搭載されている

車に搭載されている技術は常に進化しており、最新の車には必ず最新の装備が付いています。

こうした装備を存分に楽しめるのも、新車のメリットと言えるでしょう。

特に近年は安全運転支援システムが充実しており、たった1年で機能は大きく進化しています。

前後誤発進抑制機能や自動ブレーキといった駐車場での事故を防ぐものから、高速道路をほぼ自動で運転してくれるアダプティブクルーズコントロールなど、数多くのシステムが搭載されています。

駐車が苦手でも自動でやってくれる、パーキングアシストも便利な機能の一つです。

3.エコカー減税などの特典が受けられる

燃費や排ガス性能が優れた新車は、購入時に自動車重量税の減税が受けられます。

これをエコカー減税と呼び、新車購入のメリットの1つと言われています。

また自動車税環境性能割と呼ばれる、かつての自動車取得税にあたる税金も減税されます。

こうしたメリットの他にも、新車にはメーカー保証がつくなどの特典もあります。

購入価格は高いですが、数々のメリットがあるのが新車の良い点と言えるでしょう。

新車を安く買う方法7選

新車のメリットはたくさんありますが、デメリットは「高い」という1つしかありません。

ということは、新車を安く買えればデメリットはなくなります。

新車は安く買う方法がいくつもあり、工夫次第では50万円以上もお得になる可能性があるのです。

そこで本章では、新車を安く買う方法を7つご紹介します。

1.欲しい車の条件を明確にする

はじめにやっておきたいことが、新車に対して絶対に譲れない条件を書き出すこと。

絶対条件なので、本当に「これだけは譲れない」というもの以外は書かないことがポイントです。

条件を追加するほど車の選択肢は狭まり、安く買えそうな車を見逃すことになります。

あくまで条件ですので、色や形でも構いませんし、燃費や乗車定員などでも構いません。
参考として、新車の価格が高くなるポイントを3つご紹介します。

  1. 燃費性能…ハイブリッドや電気自動車ほど価格が高くなる
  2. 安全運転支援システム…最新システムが搭載されるほど高くなる
  3. オプション品…快適装備が多くなるほど価格が高くなる

何でも自由に選べる新車だからこそ、浮かれて不要な装備をつけてしまうことを防ぐのが大事です。

2.値引き交渉をする

車を安く買う方法として最もポピュラーな方法の一つが、営業マンと値引き交渉をするというもの。

新車は最低でも、車両本体価格から10%ほどの値引きがあります。

値引き交渉をしないメリットは特にないため、絶対に交渉した方がお得です。

欲しい車の競合車の見積もりを取っておくと、交渉時に役立ちます。

例えばステップワゴンが欲しい場合は、ライバル車の「ノア」や「ヴォクシー」の見積もりを取っておきましょう。

人気車種ほど値引き交渉の難易度が高くなるので、こうしたテクニックも重要です。

トヨタやホンダ人気車種の難易度はチェックしておくといい思います。

毎年3月と9月の決算期を狙う

車は安くなる時期があるので、そのタイミングで購入するのも一つの方法です。

具体的には毎年3月と9月が、最も新車を安く買える「決算期」と言われています。

他にも6月と7月、11月と12月はボーナス時期なので新車需要が高くなり、ディーラーもセールを行います。

こうした時期を活用すれば、値引き交渉の難易度自体が下がります。

交渉事が苦手な人は、決算期やボーナス時期を狙いましょう。

4.ディーラーオプションを付ける

実は新車値引きは車両本体価格だけでなく、ディーラーオプションからも可能です。

オプションには注文時に選択するメーカーオプションと、納車前に選択するディーラーオプションの2種類があります。

メーカーオプションは値引き対象ではありませんが、ディーラーオプションは値引き対象です。

よくあるディーラーオプションは「フロアマット、ドアバイザー、ボディコーティング」です。

メーカーによってはカーナビやドライブレコーダーもディーラーオプション扱いとなります。これらの商品を値引きまたはサービスしてもらえないか、交渉してみましょう。

特にボディコーティングは値引きが狙い安いので、納車後に別の業者に依頼する予定の人は、ディーラーで施工してもらうことも検討しましょう。

5.モデルチェンジのタイミングを狙う

車は定期的にモデルチェンジを行うので、そのタイミングは旧モデルが安くなります。

特に最近はモデルチェンジで安全性能などが大きく進化するので、新モデルを待つ人が多くなっています。

モデルチェンジは事前に内容がネットなどで公開されているので、追加される新機能に魅力を感じなければ旧モデルを選ぶのもおすすめです。

在庫車を安く販売することがあるので、ディーラーに在庫車を案内されたときは値引き交渉をしなくても安く買える可能性があります。

6.新古車や試乗車を狙う


出典:岐阜トヨタ自動車株式会社

ディーラーはある程度まとまった数の発注を行っているため、まれにさばききれない新車を自社登録しています。

こうした車は使われることなく中古車として販売され、新車より1割程度安くなっています。

これを新古車と呼ぶのですが、こうした車を狙うのもおすすめです。

新古車は人気グレードに無難なオプションをつけていることが多いので、車にこだわりがない人は満足度が高い構成になっています。

またディーラーは試乗車として車をメーカーから購入しており、一定期間経過後に中古車として販売します。このタイミングで試乗車を安く売ってもらえる可能性もあるのです。

ディーラーと日頃から付き合いがある人は、こうした車が放出されるタイミングで車を買い替えるのも良いでしょう。

7.ディーラー以外の販売店で車を買う

新車を購入できるのは正規ディーラーだけとは限りません。

街の整備工場やガソリンスタンドが新車を販売していることもあり、こうした販売店をサブディーラーと呼ぶことがあります。

サブディーラーは特定のメーカーと契約しているわけではないので、全メーカーの新車が買えます。

そのため公平中立な立場で車選びのアドバイスがもらえる上、正規ディーラーより値引きが多いこともあります。

正規ディーラーはメーカーからある程度の値引き額の制約を受けており、ブランド価値を維持するために極端な値引きをしないことがあります。

しかしサブディーラーはそうした制約を受けていないため、独自の判断で大幅値引きができるのです。そのため、サブディーラーで見積もりを取ると思わぬ値引きが引き出せる可能性があります。

ローンで新車を安く買う方法2つ

新車は価格が高いため、ローンを使って購入する人も多いはず。

そこで本章では、ローンを使って新車を安く買う方法を2つご紹介します。

1.金利が低い銀行系ローンを選ぶ

新車は安くても200万円程度はするので、ローンの金利は重要です。

金利が1%違うだけで、支払総額は大きく変わります。

以下は、200万円を借りた時の金利ごとの支払額を表にしたものです。

200万円を借りたときの返済額
(返済回数60回)
金利 月々の支払額 支払い総額
2% 35,055円 2,103,300円
3% 35,937円 2,156,220円
4% 36,833円 2,209,980円
5% 37,742円 2,264,545円

同じ借入額、同じ返済回数なのに金利が違うだけで支払総額はどんどん高くなっていきます。

この表からもわかるように、新車を安く買うためには低金利のローンを選ぶことがポイントです。

金利が2%変わるだけで支払総額は約10万円違います。

新車値引きをどれだけ頑張ってもローン金利で台無しになってしまうので、ローンは慎重に選びましょう。

ディーラーローンよりも銀行系の自動車ローンの方が低金利なので、新車を買うときは銀行系ローンもチェックしましょう。

給与振込などで利用している銀行が自動車ローンを提供している場合、審査に通る可能性が高まります。

2.残価設定型ローンを使う

近年新車の価格はどんどん高くなっているため、ディーラーが新車販売を促進するために積極的に勧めているのが残価設定型ローンです。

いわゆる「残クレ」と呼ばれるローンは、予め数年後の下取り価格を決めておき、その分をローン支払いから免除するという仕組みです。

そのため購入価格の全額をローンにする必要がなく、毎月の支払額を減らせるというメリットがあります。

また残価設定型ローンはディーラーにとってもメリットが大きい販売方法のため、金利がローンよりも低めに設定されていることが多いのです。

最も新車を安く買う方法は下取り車を活用すること

前章でご紹介した方法を使えば、新車を数十万円安く買うことが可能です。

しかしそれだけでは最安値とは言えず、まだまだできることはたくさんあります。新車を安く買うために活用したいのが「下取り車」です。

今まで乗っていた車を買い換えるとき、ディーラーの下取りを使わずに買取店に売却しましょう。

それだけで50万円以上も高く売れることがあるので、その分新車が安く買えます。

ディーラーの下取りは安いから利用しない

車を買い換えるときに、何も考えずにディーラーの下取りを利用するのは危険です。

ディーラーは下取り車を相場より安く買い叩き、高い値段で再販します。

そうすることで新車値引きに使ってしまった予算を取り戻しています。

これでは、どれだけ新車値引きを引き出したとしても意味がありません。

最も賢い方法は、新車は値引き交渉した上でディーラーで購入し、下取り車は買取店に売却することです。

買取店を何社も競わせると高く売れる

買取店に売却するとしても、1社だけの査定では最高額が提示されることはありません。

中古車には定価がないので、ある程度業者の言い値になっているのが実情。

買取店も自社の利益を確保するため、いきなり最高額を提示することはないのです。

こうした事態を防ぐためにも、買取店は複数の業者を競わせましょう。

そうすることで競争が起き、結果として最高額で車を売ることができます。

デメリットは手間がかかること

複数の業者を競わせることのデメリットは、手間がかかることです。

最高額を引き出すなら最低でも3〜5社の査定は受けたいところ。

つまり最低でも3〜5回は査定を受けないといけないのです。査定は買取店で受けることがほとんどなので、自分で店舗を探して出向かないといけません。

1店舗に1時間かかるとしたら、5社の査定を受けるためには5時間必要です。

実際には移動時間なども含みますので、休日がまるまる潰れてしまうイメージです。

車一括査定を使えばカンタンに車が高く売れる

「車を高く売りたい」「査定の手間は最低限にしたい」というのは、一見すると相反する希望に思えます。

しかし車一括査定というサービスを使えば、手間をかけずに車を最高額で売却することが可能になります。

次章では、車一括査定について詳しくご紹介します。

車一括査定利用の流れ

車一括査定をカンタンに説明すると、

「一度の申し込みで複数の買取店に査定依頼ができるサービス」です。

前章では、最低3〜5社の査定を受けることをおすすめしましたが、自力でしようとすると貴重な休日が全て潰れます。

しかし車一括査定を使えば、半日もあれば車を最高額で売ることができるのです。

車一括査定を利用する流れは、下記の通りです。

各社のサイトから申し込む

車一括査定は多くの会社が提供しているので、同じようなサイトがいくつもあります。

しかしサイトによって提携業者数や査定依頼数が異なるため、じっくりサービスを比較検討する必要があります。

利用するサイトを見つけたら、売りたい車の「車種・年式・走行距離・住所氏名」を入力すれば申し込みは完了します。

郵便番号を入力すれば、近場の買取店が表示されるので便利です。

ナビクル車査定を利用することで申し込み後、すぐに査定額を確認することもできます。

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今売らずに査定のみの利用もOK!

電話やメールで査定の日程を決める

車一括査定は性質上、申込み直後から電話やメールで連絡があります。

これは買取店からの電話で、査定日を決めるためのもの。

何度もかかってくると言われていますが、実際は1度対応するだけです。

かかってきた電話には対応し、査定の日程を決めてしまいましょう。

そうすればその業者から電話がかかってくることはないので、着信の数を減らすことができます。

査定を受け各社の査定額を比較する

電話で指定した査定日になれば、買取店の査定員が自宅まで来てくれます。

車を高く売るためには、全ての買取店の査定員を、同日同時刻に呼びましょう。

各社が一斉に査定と競り合いを行うので、何もしなくても査定額がどんどん上がっていきます。

買取店によっては談合する場合があるので、査定員の名刺の裏に値段を書いてもらう方法がおすすめです。

買取店同士でお互いの査定額を教えないようにすれば、談合を防ぐことができます。

一番高い会社で売る

名刺の裏に値段を書いてもらったら、各社の査定員がいない場所で結果を見ます。

最も高かった会社を残し、後の会社には帰ってもらいましょう。

その後、その1社と価格を交渉すればいいのです。査定額に満足できたら、そのまま契約すれば売却は完了です。

査定の結果ディーラーの方が高ければ、全ての買取店に帰ってもらえば良いだけです。査定料などはかかりませんので安心してください。

ちなみにディーラー査定はお客さんに対してウソをついて安く査定している可能性が高いのでこちらの方法で、査定額を大幅にアップさせることも可能です。

 

一番高い査定額を知りたいならナビクル査定の利用がおすすめです。ナビクル査定では大手買取業者と提携しているため高額査定が出やすいメリットがあります。

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複数の方法を組み合わせれば必ず新車は安く手に入れることができる!

新車を安く手に入れるためには、本記事でご紹介している方法はなるべく多く取り入れましょう。

少なくとも、以下の5つは組み合わせることで効果が最大化します。

  1. 決算期やボーナス商戦を狙う
  2. ライバル車種と競わせる
  3. ディーラーオプションから値引きをしてもらう
  4. ディーラーの下取りは利用しない
  5. 車一括査定を使って買取店に売る

上記5つのポイントを組み合わせれば、新車を最も安く買うことが可能です。

前段として、欲しい車の「絶対に譲れない条件」を書き出すことも忘れないようにしましょう。

新車を買うというイベントは数年に一度なので、どうしても浮かれがち。

必要ないオプションをつけて後悔することも少なくないので、きちんと襟を正すことが大事です。

まとめ

新車を安く買うコツ
  • 新車は安全性も高く品質も間違いないので、予算に余裕があればおすすめ
  • 新車を安く買う方法は大きく7つあるが、複数を組み合わせることが大事
  • ローンで新車を購入する場合は、金利に注目しないと損をすることになる
  • 新車を安く手に入れるためには、査定額が安いディーラーの下取りは利用しない
  • 下取り車は車一括査定を使って買取店に売ることで、最大50万円以上も得をする

一括査定を利用するなら高額査定が出やすい『ナビクル車査定』がおすすめです。簡単な入力だけでこのようにすぐに画面に査定額が表示されます。

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