トヨタ新型RAV4を購入するのに、どうしても悩んでしまうのがオプション選び。
たくさんあるオプションカタログの中からあれもこれもと付けすぎると、予算オーバーしますし、逆にケチってしまうと
「あのオプションを付けておけばよかった・・・」
「このオプションは付けたけど無駄だった・・・」
なんてことはよくありますよね。
なので、オプションは慎重に選んだ方がよいです。
そこで、ここでは新型RAV4を購入する時の必須オプションやおすすめのオプションを紹介したいと思います。
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トヨタ新型RAV4で必須のメーカーオプション・ナビはこれ
まず、トヨタ新型RAV4を購入する時にこれをつけておかないと
絶対に後悔する!
あるいは
これは不要だろう・・・
と考えられるオプションを紹介します。
ディスプレイオーディオレスのナビは価格が高く評価はイマイチ
ディスプレイオーディオレス(カバーレス)
オプション価格[税込]:-¥48,400〜-¥116,600
対象グレード:全グレード
トヨタ新型RAV4では全グレード標準装備のディスプレイオーディオ。
実はRAV4ではディスプレイオーディオレスを選択したほうが、オプション価格を抑えることができます。
ディスプレイオーディオではナビ機能は標準ではついていないため、別でディーラーオプションのナビキットを購入する必要があります。その価格は約7万円〜11万円。
価格の総額はディスプレイオーディオにナビキットを付けるよりも、ディーラーオプションの9インチナビの方が安いぐらい。例えばG”Zパッケージ”グレードの場合では
ディスプレイオーディオ有 [純正ナビキット] |
ディスプレイオーディオレス [9インチナビ] |
|
ディスプレイオーディオレス | – | -¥116,600 |
ナビ | ¥110,000 (T-Connectナビキット) |
¥237,600 (9インチナビ[NSZT-Y68T]) |
ディーラーオプション値引き(20%) | -¥22,200 | -¥47,520 |
費用[税込]: | ¥88,800 | ¥73,480 |
このような結果に。オプション値引きも含めると、むしろナビの本体価格が高いディスプレイオーディオレスの方が約1.5万円安い。
それに、ディスプレイオーディオの純正ナビキットの方は使い勝手が悪いという声も。なので、ディスプレイオーディオレスにすることをおすすめします。
これは別車種であるカローラの口コミですが、ディスプレイオーディオ(純正ナビキット)ではCDプレーヤーがなく使い勝手が悪いと言われています。DVDの利用も不可。
ディーラーオプションの9インチナビであればCD/DVDの再生も可能なので、その点を含めて見てもディスプレイオーディオレスの方がオススメ。
パノラミックビューモニターは使わなくなる?
パノラミックビューモニター+パーキングサポートブレーキ+ブラインドスポットモニター[BSM]
オプション価格[税込]:145,200円
対象グレード:Adventure ※「G」・「G”Z Package”」は標準装備
ディスプレイオーディオにはパノラミックビューモニターが設定されています。
上からの見下ろした映像や、前後左右の映像を確認できるので、重宝しそうなんですが使うのも最初だけ。
慣れてくると結局サイドミラーとバックモニターしか使わなくなってしまいます。
あとやってみるとわかるんですが、上から見下ろした映像みながら駐車するのはかなり難しい。あると便利そうな機能ですが、15万円も出して使わなくなるのはすごくもったいないですよね。
ナビはディスプレイオーディオレスに純正品(ディーラーオプションナビ)が良い
9インチ純正ナビ
[NSZT-Y68T]
オプション価格:¥237,600[税込]
対象車:ディスプレイオーディオレス(メーカーオプション)車
ディスプレイオーディオレスを選択することで、ナビは社外品も純正品も選択できますが、おすすめは純正品の9インチナビ。理由としては
- 安全性が高い
- 保証期間が長い
- 価格が安い
このようなメリットがあるんです。
具体的に、純正ナビと社外ナビの差がどこにあるのか紹介していきます。
ステアリングスイッチやリアカメラとの連動で事故を低減
純正ナビはステアリングスイッチとリアカメラが連動します。そのくらい使えなくても大して困らないと思うかもしれませんが、実は事故防止にかなり効果的。
社外ナビでも連動するかもしれませんが、確実に連動する純正ならではのメリットが多くあるんです。
ステアリングスイッチでわき見運転を防ぐ
ハンドルから手を離さずオーディオ操作ができるステアリングスイッチ。
走行中、音量の調整やオーディオの切り替えなんかで画面をタッチしていると
前の車に衝突しそうになった・・・
という経験はないでしょうか。ちょっとよそ見をしただけで、車は20~30m進みますから、こういうことって実はよくあるんですよ。
ですがステアリングオーディオスイッチがあれば、ハンドルを握ったままオーディオ操作ができるので、わき見運転をすることはかなり減ります。
ちなみに社外ナビでも、ステアリングスイッチと連動できるものがあります。ですが、メーカー保証はありません。故障などがあってもディーラーは対応してくれないので、自己責任となります。
死角での事故をバックカメラで確認して防ぐ
バックカメラ
オプション価格:¥84,700[税込]
対象車:ディスプレイオーディオレス車
1※販売店オプションのナビ装着が必要
2※ディスプレイオーディオレスとバックカメラはセットでメーカーオプション(G、G”Zパッケージ”、ハイブリッドGグレード)
3※G、G”Zパッケージ”、ハイブリッドGはオプション価格が0円
バック時にナビモニターから後方を確認できるスタンダードな装備ですが、新型RAV4ではかなり重要なものです。
新型RAV4は車高が高い上に、ボディが大きいため死角が多く存在します。特に後方は死角が大きいでしょうから、小さな子供に気づかずぶつかってしまう恐れがあるんです。もしバックカメラが装着されていれば、後方の死角も確認できるので衝突を回避できるようになります。
ちなみにバックカメラは他車種でも社外品でよく売られているので、新型RAV4も取り扱われるでしょう。しかし、取り付けは両面テープだったりするため、振動によってかなり外れやすいです。なので、しっかり固定される純正品の方が安心でしょうね。
保証期間は純正品の方が長くて安心できる
トヨタ純正ナビと社外ナビの保証期間は、
- 純正ナビ
⇒3年6万km - 社外ナビ
⇒1年間、走行距離の保証なし
(有償で保証延長できるものも有)
このくらい差があるんです。
ナビは2年目以降に故障が多くなると言われています。純正品を選んでおけば保証期間が長いため、余計な出費はなく安心です。もしも社外ナビが保証期間外に壊れてしまった時に
純正品を選べばよかった・・・
なんて後悔することになりかねませんからね。
総額はオプション値引きが期待できる純正ナビの方が安い
トヨタ純正ナビと同等クラスの社外ナビの価格は約20万円。
社外ナビにリアカメラや、ステアリングスイッチなどの取付け工賃を含めて計算すると
- 社外ナビ
装備&工賃 価格[税込] 社外ナビ 20万円 社外ナビ接続用
ステアリングスイッチ
ケーブル&アダプター1万円
(推定)バックカメラ 2万円
(推定)パーツ取付け・施工工賃
[ナビ+バックカメラ+ステアリングオーディオスイッチ]8万円
(推定)合計: 31万円
合計で約31万円かかると思われます。
純正ナビは合計で約24万円(※)。純正ナビの方が総額で7万円ほど安くすみます。
※ハイブリッドGグレードの場合
さらに、純正ナビは10%〜20%のオプション値引きが期待できるので、実際は19万円程度で購入可能。(約5万円引き)
こうなってくると総額は純正ナビの方がかなり抑えられるので、買いかなぁと思いますね。
また、契約直前に
「ナビの取付け工賃をサービスしてくれたら契約する!」
と交渉すると、パーツ取付け工賃やオプションを無料サービスしてくれることも。
実際に新型RAV4を買う時にオプションを無料サービスしてもらった人がいたので、こちらの体験談も参考にしてみてください。
パノラマムーンルーフは使わない
パノラマムーンルーフ
(チルド&スライド電動[フロント側]/挟み込み防止機能付)
オプション価格:¥143,000[税込]
対象グレード:G、GZパッケージ、アドベンチャー、ハイブリッドG
チルト&スライド電動ムーンルーフ(挟み込み防止機能付)
オプション価格:¥111,000[税込]
対象グレード:X、ハイブリッドX
車内換気ができたり、空を見られるパノラマムーンルーフ。開放的で走っていて気持ち良さそうなので、つけたくなるんですが、実は使う機会が全然ないんですよ。
ムーンルーフをまともに使えるのは秋ぐらい。冬は寒いですし、春は花粉が入ってきます。夏は暑くて開けられたものではないです。
また、価格も14万円と高額。年に数回使うために付けるのはちょっともったいないですよね。
ハンズフリーパワーバックドアは扱いづらい
ハンズフリーパワーバックドア(挟み込み防止機能・停止位置メモリー機能付)
オプション価格:¥77,000[税込]
対象グレード:アドベンチャー
リアバンパー下に足をかざすと、自動で開閉してくれるハンズフリーバックドア。いちいち手で開けなくてもいいので便利なように思えますが、扱いにくいところがあります。
実はこれなかなか、反応してくれないんです。
足をかざしても、反応しないので結局手で開けてしまうなんてことが良くあります。センサーっていうのは反応しすぎてもダメなので、けっこうシビアに作られているんですよね。
また、両手が完全にふさがるなんてことは日常生活の中であまりないことですから、これを付けてもあまり便利さを感じることはあまりないかもしれません。
新型RAV4で必須オプションの価格はいくら?
人気の高いRAV4のグレードG”Zパッケージ”に、必須オプションを付けた時の合計額を計算してみました。
オプション | 価格[税込] |
9インチナビ(ディーラーオプション) [NSZT-Y68T] |
¥237,600 |
ディスプレイオーディオレス | -¥116,600 |
バックカメラ (1、2※) |
¥0 |
合計: | ¥121,000 |
1※ディスプレイオーディオレスとセットオプション
2※G”Zパッケージ”の場合はディスプレイオーディオレスとセットのため0円
必須オプションの価格は合計で約12万円。ナビが含まれているものの、このクラスでは抑えられている方だと思います。さらに安く抑えたいなら、9インチサイズより小さいナビにするともう少し価格を抑えられるでしょう。
また、実際に購入する時には他にも欲しくなるオプションも出てくるでしょうから、オプション費用はこれに加えて5〜10万円は必要と考えておくとよいと思います。
新型RAV4のオプションランキング
順位 | オプション |
1位 | フロアマット(デラックスタイプ) |
2位 | ETC |
3位 | サイドバイザー(RVワイド) |
4位 | カメラ一体型ドライブレコーダー(ナビ連動タイプ) DRT-C68A |
5位 | スペアタイヤ |
必須オプション以外のオプションを選ぶのに、どんなオプションが売れているのかランキングにしてみました。
フロアマットは安全に使える純正品の方を選ぶべき
フロアマット(デラックスタイプ)
オプション価格:¥27,500[税込]
定番オプションパーツのフロアマット。新型RAV4の発売後は社外品も発売されるでしょうから、安い社外品を選びたくなりますが、やめたほうがいいです。なぜなら社外品だと欠点があるからです。
- 社外フロアマット
-ペダル類が引っかかるリスクが高い
(フィット感が純正より劣るため、ズレやすい)
-純正品より消耗が早い
社外品だとこんなデメリットがあります。
ただのデメリットならいいんですが、アクセルペダルが運転中に引っかかってしまうと事故につながる恐れがありえるんです。
なので、フィット感がよくズレにくい純正品を選ぶべきでしょう。安く費用を抑えられても、事故を起こしてしまっては取り返しのつかないことになりますからね。
サイドバイザーがないと雨天時の換気ができない
サイドバイザー(RVワイド)
オプション価格:¥33,000[税込]
日本では多くの車に装着されているサイドバイザー。このくらいケチってもいいだろう…と思いがちですが、これがないとめちゃくちゃ困るシーンがあるんです。
それは雨の日の換気です。においがこもると窓を開けたくなりますが、サイドバイザーがないとそんな当たり前のこともできなくなります。
「窓なんて開けないよ」
という人もいると思いますが、同乗者が車酔いなどすることもあるので、換気のためにサイドバイザーはあるに越したことはありません。
スペアタイヤがあればすぐに車を再発進できる
※画像は他車種のもの
スペアタイヤ(応急用)
オプション価格:¥11,000[税込]
対象:全グレード
今では装備されていることの少ないスペアタイヤ。代わりにパンク修理キットが搭載されているため、タイヤパンク時はそれで対応すれば良いと感じるかもしれません。しかし、パンク修理キットでは補修できないこともあるんです。
- タイヤ側面
- タイヤバースト時
この2点はパンク修理キットでは修復が不可能。JAFを呼ぶしかなくなってしまいます。そんな時にもしもスペアタイヤがあれば、ホイールとタイヤごと交換するため、すぐに再発進できるようになるんです。
山奥でJAFを呼ぶことになってしまうと、他の現場との兼ね合いで2時間くらい待つこともありえるので、スペアタイヤをつけることをオススメします。
トヨタ新型RAV4/ハイブリッドを安く買うには?
トヨタ新型RAV4/ハイブリッドを安く購入するには値引きが重要になってきます。ただ、値引きについてはちょっと気を付けてほしいことがあります。それは…
交渉でディーラーに騙されている人が多い
ということです。向こうは毎日のように値引き交渉しているプロですから、普通に交渉すると
「あ、、、大した値引きもないまま契約してしまった・・・」
ということはザラにあるんですよ。
これドラクエで言えば、レベル1でラスボスに挑むようなものです。
レベル1でゾーマには絶対勝てませんよね・・・
この記事を見てくれた人には絶対騙されてほしくないので、実際にRAV4を購入した人がどうやって騙されずに値引き交渉したのか、次の記事でチェックしてみてください。