シエンタダイスが2015年にフルモデルチェンジした後は新型シエンタに注目されていますが、実は中古車市場ではシエンタダイスが今も人気なんです。普通は新型が発売されれば旧型は売れなくなるのが当たり前ですが、シエンタdiceはどうやら違うようです。
シエンタダイスの人気の理由はブログなどでも評価されている「使い勝手のいい大きさ」「運転がしやすい」「燃費が良い」この3つが理由だとおもいますが実際はどうなのでしょうか。
そこで、シエンタダイスがどんな車でなぜ中古車として人気があるのか調査しました。また、実際に中古で人気の高いダイスGやリミテッド、さらにはエアロパーツなどでドレスアップしたカスタムカーまでダイスについてガッツリ調べたので紹介します。
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トヨタのシエンタダイスは新型シエンタ同様に評価が高い
シエンタダイスをネットの掲示板やブログ、実際に乗っている人などからヒアリングして調査すると、新型シエンタと同じようにオーナーの評価が高いことが分かったきました。
試乗すると新型よりも死角が少ないことに気が付く
試乗した時にすぐに死角が少ないことに気がつきます。運転席からボンネットが見えるので狭い道や駐車場で前がぶつける危険も少なく運転しやすいです。
シエンタダイスの実燃費は12.49km/L
カタログ燃費:17.2km/L
実際の燃費 :12.49km/L
出典:e燃費
燃費はミニバンとしては今でも優秀な方です。シエンタハイブリッドやフリードハイブリッドなどには流石にかないませんが、ガソリン車としては現行のヴォクシーやセレナ、ステップワゴンなどと燃費に遜色はありません。
内装はショボいのでシートカバーが流行っている
内装は女性を意識しているためか、新型のような先進的なデザインではなくポップな印象です。男性だと少し抵抗があるにではないでしょうか。
シートは安っぽいと感じる人が多いようで、購入してからシートカバーを装着する人も少なくありません。
タイヤサイズは14インチなのでコスパが良い
タイヤサイズは14インチです。ミニバンとしては小さい方です。スタッドレスタイヤはAmazonなどから購入すれば14インチだとホールセットで3万円ぐらいからあるので、コスパはめちゃくちゃ良いです。子育て世代には助かりますね。
価格は中古車なので値引きに期待できない
中古価格は120~140万と新車購入するよりも安いですが、中古車ゆえに値引きは期待できません。
乗り換えでシエンタダイスを購入する場合は、今乗っている車の下取り価格次第でダイスが安く買えるかどうかがかかっています。少しでも高く買い取ってもらうには一括査定を利用することをおすすめします。
特に『ナビクル車査定(無料)』では簡単な入力だけですぐに概算の査定額がわかるのでおすすめです。
ブログではシエンタダイスの欠点も含めて評価している
シエンタダイスを紹介しているブログを20~30個ほど読み漁ってみました。するとブログならではのポイントを3つ見つけたので紹介します。
ダイスはデザインが男性向き
シエンタを紹介しているブログでは男性目線で、ダイスのデザインがこれまでの丸みのあるフォルムではなくなったことを高く評価しています。
荷室が優秀なのは旧型のダイスからだった
また荷室については広く、たくさん荷物が積み込めるところは良いと評価している人は新型と共通するところがあります。
欠点は3列目シートと内装?
悪いところは3列目のシートです。これは新型おなじで3列目は広くはないので長距離の移動には向いていないと紹介されている人が多いようです。
また内装についてはチープだと言う人も多く、改善を希望している人は多いようです。
中古シエンタはダイスG(dice-g)と特別仕様車のリミテッドが人気
シエンタダイスではGと特別仕様車のlimitedが良く売れています。理由は単純でみんなが欲しがる装備がついているからなんです。
シエンタダイスGはこんな車
ダイスGが発売されたのは2013年9月3日と5年以上も前です。その特徴を簡単に紹介します。
ダイスg は4wdも選択できる
パワートレインは2wdと4wdがあり好きな方を選択できます。
個人的にはアイスバーンのような道路や4wdでしか登れないような坂道を走る人以外は2wdで十分だと思いますね。
ダイスgもシートカバーを付ける人が多い
他のグレードと同じでやはりシートの質は悪いですね。シートカバーはAmazonや楽天で探せば出てくると思いますが、ダイスは新車販売が終了しているので、今後はシートカバーの販売も少なくなっていきます。
ダイスgの中古価格は70~120万が相場。値引きはゼロ
中古でもいい値段しますね。中古だと値引きがないので注意が必要です。乗り換えの場合は下取り査定が重要なので『ナビクル車査定(無料)』で高く買い取ってもらうとよいでしょう。
ダイスgの燃費は他のグレードと同じ17.2km/L
燃費に関しては他のグレードと同じです。旧型のシエンタに関しては新型とは違いガソリンモデルのみなので、どのグレードも燃費は同じです。
シエンタリミテッドは口コミで評判になって売れた車
実は一番売れているのはダイスリミテッドの方です。台数で言えば2020年10月にカーセンサーさんのサイトで検索すると77台HITします。ダイスGの方は63台HITしているので、ダイスGよりも売れています。
それもそのはずで、DICE“Limited”は、シエンタ DICEをベースに
- 助手席側にパワースライドドア
- オートエアコン(外気温度表示機能付)
- アームレスト(運転席・助手席)
これら3つの快適装備を追加しています。要はみんなが欲しがる装備を追加設定したのがリミテッドなんです。ボディカラーも人気の高いブラックマイカを特別に設定しています。 リミテッドを購入する人の2割はブラックマイカを選択しているようです。希少なので、中古で見つけた時は購入のチャンスでしょうね。
エアロパーツを付けてドレスアップしたカスタムカーは1%しかない
シエンタダイスはエアロパーツを付けている車がとにかく少ないんです。私が調査した279台の範囲だとたった13台だけドレスアップをしていました。
それも付けていたエアロはモデリスタや純正のものです。一般的なカスタムカーと言えるようなものではありません。
やはりファミリーカーの色が強いので、エアロでドレスアップしたり、カスタムしたりする人は少ないのでしょうね。
中古のシエンタダイスよりも新型をおすすめする
シエンタダイスの中古は2011年式~2015年式のものが60円~120万円します。
5年前以上の中古なので5年程は乗ることができると思いますが、次に乗り換えるときは下取り価格が2~3万と雀の涙程度になってしまいます。
新型の場合は本体価格だけで181万円~258万と初期費用は高くなりますが、5~6年たっても100万以上で売ることができるので、50万以上は新型に乗っていた方がお得なんです。また、旧型の場合は故障する可能性も高くなるので、修理費用もバカになりません。
もし、これからシエンタの購入を考えている人は多少無理してでも新型を買うべきでしょうね。中古はどうしても予算が足りないか、1~2年で売ってしまう計画がある場合が良いと思います。
新型購入については値引き交渉次第で10万でも20万でも安くなりますから、一度値引き交渉をしてみてから中古を買うかどうか考えてみるのもいいと思います。新型シエンタの値引きに関してはこちらで詳しく紹介しています。
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