新型シエンタは2015年7月にフルモデルチェンジされ、旧型よりもめちゃくちゃ売れています。
この人気に火をつけたのはハイブリッドモデルです。ハイブリッドモデルはミニバンNo1の燃費で価格もお手頃感があり、ファミリー層にかなりウケが良いのです。
ただ、ハイブリッドモデルの価格は223万円からにも関わらず、実際に購入している人はカーナビなどのオプションを付けると支払い総額が300万円を超える人が続出しています。このクラスの車で300万円はちょっと異常ですよね。
これから購入しようと考えている方は
シエンタハイブリッドの価格を抑える方法はないのか?
このことが気なるのではないでしょうか。そこで今回は30万以上シエンタハイブリッドを安く買う方法について紹介したいと思います。
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シエンタハイブリッドを見積もったら本当に支払い総額が300万円を超えました
まずは車両価格が246万円のシエンタハイブリッドの支払い総額が300万円を超える原因を見ていきましょう。私が本気で買うつもりで見積もってみたので参考にしてみてください。
価格がお得な「HYBRID G」を選択してしまう
ハイブリッドには、3列シートモデルのHYBRID G・CueroとHYBRID G、HYBRID Xのグレード。2列シートモデルはFUNBASE・GとFUNBASE・Xがあります。2列モデルだともしもの時に大人数を乗せられないので選択肢から外し、3列シートモデルの中から選ぶことに。
3列シートモデルの3つのグレードの装備を見比べていくうちに、殆どの人がHYBRID Gを選んでいることがわかりました。それもそのはずでHYBRID GはHYBRID Xよりも約20万円高いですが
- ハンドル、シフトノブが本革に
- メッキの加飾で内装が豪華に
- 収納が多くなる
- 運転席左側にアームレスト(肘掛け)
- クルーズコントロールがつく
- スマートエントリー&プッシュスタートが標準装備
- 両側のドアがワンタッチのパワースライドドアに
これだけの装備が付いてくるので、HYBRID Gはめちゃくちゃお得なんです。
個人的には長時間の運転用に肘掛けはどうしても欲しいですし、両側のドアが電動のスライドドアになるのはかなり便利だと思うので、20万円高くてもHYBRID Gを選択しました。
ちなみに最上級グレードのHYBRID G・Cueroはヘッドライトがオートレベリング機能付LEDになったり、インテリアに使用されるファブリック素材が合成皮革+スエード調となります。ですが、めちゃくちゃ高級感が出るわけでもないのでHYBRID G・Cueroは選びませんでした。
グレード選びについてはこちらの記事が参考になります。
⇒新型シエンタの価格と装備から決定したおすすめグレードとは
パッケージオプション(抱き合わせ売り)でオプション価格が50万!?
シエンタはオプションの売り方がずるいんです。安く買いたいと思えばオプションは最低限に絞るものですが、シエンタではLEDパックなどのパッケージオプションがそれを許してくれません。言い方は悪いですが、これは抱き合わせ売りと言ってもおかしくないでしょう。
パッケージオプションでは複数のオプションをセットで安く売り出すことで一見お得なように見えますが、不要なオプションも一緒に付いてくるので、いらないオプションを削って節約することは出来ないのです。
必要そうなオプションを選んでいくと
オプション | 価格 |
【スーパーUVカット&シートヒーターパッケージ】 スーパーUVカット・IRカット機能+ 撥水機能付グリーンガラス(フロントドア) シートヒーター(運転席・助手席)+ステアリングヒーター |
¥42,900 |
【LEDランプパッケージ】 Bi-Beam LEDヘッドランプ[ハイ・ロービーム] (オートレベリング機能+LEDクリアランスランプ)+ LEDフロントフォグランプ+ コンライトLEDリヤコンビネーションランプ (LEDライン発光テールランプ&ストップランプ) |
¥52,800〜¥118,800 |
【パノラミックビュー対応ナビレディパッケージ】 パノラミックビューモニター+ ステアリングスイッチ(オーディオ操作)+ドアミラーヒーター+ 6スピーカー |
¥51,700〜¥58,300 |
エントリーナビ NSZY-W68T (パノラミックビュー対応ナビレディパッケージまたはナビレディパッケージ用) |
¥96,250 |
ETCビルトインタイプ(ベーシック) | ¥11,000 |
SRSサイドエアバッグ(運転席・助手席)+ SRSカーテンシールドエアバッグ (フロント・セカンド・サードシート) |
¥49,500 |
寒冷地仕様(2WD) | ¥23,100 |
コーティング | ¥55,000 |
フロアマット(3列用、車いす仕様車用) | ¥31,900 |
サイドバイザー | ¥27,500 |
オプション合計: | ¥432300〜¥514,250 |
オプションだけで約43万〜約51万円です。これはちょっと高すぎやしませんか。
寒冷地仕様やシートヒーターは一見なくても良さそうに見えますが、ハイブリッド車は、車内が寒いので絶対に付けておくべきだと思います。ハイブリッド車はその名の通り、エンジンを使う時間がガソリン車の半分ですからヒーターの効きはめちゃくちゃ悪いですからね。
合計すると支払い総額が300万円をオーバーした
その他にかかる費用としては税金・諸費用で10万円程です。
合計すると
費用 | 価格 |
車両価格(HYBRID G) | 246万円 |
オプション | 46万円 |
税金・諸費用 | 10万円 |
支払総額: | 302万円 |
やっぱり300万超えてしまいましたね。シミュレーション結果がこれです。
コーティングは見積もり画面では出てこなかったため、表示では総額300万円以下となっています。この価格をなんとか抑えたいと思います。
シエンタハイブリッドの価格を抑えるにはまずオプションを削る
オプションが46万円もしていますから、これをまず見直します。
ナビレディパッケージ+純正ナビはやめて楽ナビに
※WEB見積もりに出てくる画面の金額と異なる
ナビレディパッケージを付ける理由としてはバックカメラとステアリングスイッチが付いてくるからです。バックカメラは今や必需品ですし、ステアリングスイッチも手元で操作できた方が運転に集中できて安全です。これを実現するには純正ナビもセットで購入する必要があり、これが13万円とかなり高いです。
実はこれ純正のナビじゃなくてもステアリングスイッチは使えますし、バックカメラも使えます。カタログにはそんなこと一言も書いていませんが、社外製のナビは大体対応しています。私が確認したのは価格comでも人気の高い7万程の楽ナビです。これで約4万円の節約になります。
他に削れそうなものがない
今回選択したオプションは必要最低限なものしか選んでいないので、実はこれ以上削れないのです。
価格の高いオプションでLEDランプパッケージがありますが、これを社外製品にすることはあまりおすすめできません。私は以前買った車で安いHIDにしましたが、すぐに点灯しなくなり取り換えになりましたからね。急に点灯しなくなると危険でしたし、余計にお金がかかりました。
シエンタハイブリッドの価格を抑えるには最後は交渉するしかない
これ以上何も削れないなら、後はディーラーとの価格交渉しかありません。
ただ、人気の新型シエンタは大手車買取り業者の調査結果によると実際に購入しようとする5人に4人はディーラーの営業マンに騙されているそうです。
実は私も実際に騙されそうになりましたが、車販売の営業主任をしている友達にアドバイスしてもらって、騙されないで20万以上も安く買うことができました。
その時の実際の見積はこちらです。
⇒営業マンのウソを暴露!シエンタを限界まで値引きしてもらうには
また、値引き相場や値引きの体験談が知りたい方はこちらで詳しく紹介しています。
⇒新型シエンタの値引き体験談をレポート。最新の値引き相場や限界は?