シエンタハイブリッドを運転している方はカタログ燃費(JC08)の28.8km/Lは厳しくても20km/Lぐらいは走ると思っていた方は多いと思います。ですが実際は20km/Lも出てない方が多いのではないでしょうか。中には燃費計を見ると15km/Lほどしか出ていない人もいると思います。
ただ、シエンタハイブリッドを運転している人の中には20km/L以上でコンスタントに走っている人もいる実在します。そうなると
シエンタの燃費を向上させるのはどうしたらいいのか?
と言うことが気になりますよね。そこでどうやったら誰でもコンスタントにリッター20km/L以上で走れるようになるのか紹介したいと思います。
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みんなどれぐらいの燃費で走っているのか?
シエンタ(ハイブリッド)の燃費は「e燃費」や「みんカラ」でリッター19km/Lほどだと言われています。こういう大手のサイトではいろんな人が投稿しているので若干信憑性に欠けるものはありますが、みんカラに関しては300件近いデータが集まってきているようで、データの精度はかなり向上してきています。
車のスペックやハイブリッドシステムの特性、車の形状などから計算したシエンタの実際の燃費でも20km/Lを少し下回る程度なので、みんカラのデータは信用して良さそうです。
リッター20km/Lに燃費を向上させたい人はアクセルワークを徹底して体に叩きこむ!
普通に走っているつもりなのに15km/Lほどしか燃費が出ていない方は、簡単にいうとハイブリッド車を乗りこなすことができていません。もっと言えばガソリン車の様に運転しているのではないでしょうか?
ここではシエンタをどうやって運転をしたら燃費が向上するかガッツリ説明します。
シエンタがEVで走る時間・距離を増やす
出典:https://corolla-kagoshima.info/
シエンタの燃費を向上させるにはとにかくエンジンを動かさないことが重要です。そのためには電気だけで走る時間を伸ばすことが一番効果のある方法です。
エンジンがかからなければガソリンは一滴も減らないわけですからね。
加速するときは普通に踏み込めばOK
ですが、EVで走る時間を伸ばすためにダラダラ加速しては逆効果です。
電気だけでも徐々に加速はしますが、50キロぐらいに到達する頃はかなりの電気を消費してしまいます。こうなってしまうと、本来はEVで2~3キロ走れるはずだったのに、1キロほどしかEVで走れなくなってしまいます。
逆に50キロぐらいまでアクセルを踏み込んで加速してしまえば2~3キロ電気で走ることができるので燃費は伸びます。
加速のために踏み込めばガソリンを消費しますが、電気で加速するよりも省エネなので、加速はガソリン車と同じように踏み込んだ方が燃費にとっては良いのです。
燃費計で瞬間燃費を確認しながら、ハイブリッド車の運転方法を覚える
EVで走ると言っても簡単なことではありません。ちょっとアクセルを踏み込むだけでエンジンはすぐにかかってしまいます。一定の速度で走る場合は、エンジンがかかならない程度に足をアクセルに軽くのせておく感じです。
慣れないと最初は疲れますが、それがハイブリッド車の運転の仕方なんです。ガソリン車に慣れているとついつい踏み込みなくなりますが、EVで走るためにぐっとこらえましょう。
今がEVかどうかはシエンタの燃費計に「EV」や99.9km/Lと表示されいますからすぐに見分けはできるはずです。ただ注意してほしいのが燃費計ばかり見ていると危険なので、EVモードの時の音や振動なんかは体で覚えていくと良いです。体で覚えてしまえばアクセルの感覚だけで
「今はエンジンがかかっているな」
「今はEVだけで走っているな」
とわかるようになってきます。こうなればもうシエンタハイブリッドの運転はマスターしたと同然です。
徐々に燃費計で表示されているシエンタの生涯燃費も20km/Lに近づいていくはずです。
もっともっとシエンタの燃費を向上させるには?
燃費は道路環境に左右されるので、言ってしまえばいい道路を走れば燃費は伸びます。良い道路と言うのはキレイな道路と言う意味ではありません。
結局は燃費は飛ばさなければ高速道路が一番伸びる
良い道路とは信号のない道のこと。ここを一定の速度で走ればいいんです。ただ世の中にはそんな道はないので、高速道路を80キロぐらいで走るのが現実的でしょう。
高速道路だと電気が全く使われないので、燃費が悪くなると思われますが、シエンタハイブリッドは80キロ程度の走行ではエンジン効率が良いので燃費は逆に良くなります。
100キロとか飛ばしてしまうとエンジン効率が悪くなので、燃費は落ちてしまいますが・・・。
なので、どうしても燃費計の表示を20km/L以上にしたいと言う方は、何かしら用事を作って高速道路に多く乗ることです。そうすれば燃費計の数字はどんどん改善させていくでしょう。
【車】シエンタ(ハイブリッド)の燃費の良さに驚きを隠せません…。画像は、エンジンを切ると表示される画面なんですが、カタログ値近い値がどんどこ出るどころか、カタログ値超えも叩き出した。日付の設定がおかしいから後で直さなくてはいけないけど、これは今日の帰宅時の写真。しゅごい。 pic.twitter.com/2j8VtHig5f
— 花々まつりか。(カカ マツリカ) (@matsulica_1216) May 15, 2020
こちらの方は走行環境は書かれてないため不明なものの、平均28km/Lも出ています。燃費環境と運転次第でここまで伸ばすことも可能なのでしょうね。
ハイブリッド車も渋滞は苦手
ちなみにハイブリッド車は渋滞でも燃費が良いと言われていますがあれはウソですね。
ストップ&ゴーを繰り返していると、電気はあっという間にからになり、エンジンがかかります。そうなれば重いモーターを積んだガソリン車ですから、燃費は伸びません。
無理に燃費を伸ばそうとすると思わぬ出費に。アクセルワークだけなら費用はかからない
燃費を伸ばすには、高速道路を80キロぐらいで走ることだと言いましたが、これって変な話ですよね。燃費を向上させて節約しようとしているのにそのためにお金使って高速道路に乗ってしまっては全く意味のないことです。
また高速道路でなくても信号の少ない道路を選んで遠回りしたり、たいした用事もないのに郊外の道を走ってみたりと言うことは、ガソリンを無駄にしているのでおすすめはできません。
こういう無駄な出費を抑えるには、自分が運転する範囲の中で燃費向上するのがベストなんじゃないかと思います。なので、アクセルワークが最強の燃費向上施策と言えるのではないでしょうか。タダですし、明日からでもまずはやってみるのが良いでしょう。