運転する上で一番長く過ごす場所だから、インテリアは高級感があってカッコイイ方がいい! そう思うのは誰でも同じですよね?
日本車は外国車に比べると内装が安っぽく、高級車クラスにならないとインテリアは良くなりません。それでは安くても200万円する新型フリードの内装は、どうなっているでしょうか?内装の画像も絡めながら紹介したいと思います。
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ホンダ新型フリードの内装はチープ!?インパネ周りの作りがユーザーには不評
価格コムなどのレビューを見てみると、新型フリード及びフリードハイブリッドのインテリアの平均値は5.0点中の4.0を上回っています。ですが、内装に不満がある声は多いです。
ユーザーは新型フリードの内装に、どのような不満の声を上げているのか見てみましょう。
新型フリードの内装画像を見た感じだと悪そうには見えない!?
新型フリードのインパネ周りの画像です。見た目はそれほど悪くないように見えます。ただ、画像ではなかなか伝わりにくい部分があって、全体的に樹脂素材で作られているのでプラスチック感が前面に出てしまっています。コンパクトカーや軽自動車と同等と考えていいのではないでしょうか。
ユーザーもインテリアを安っぽいと言っている
実際にユーザーの声で多かったものを紹介します。
- 安っぽい
- 収納が少ない
- ナビの角度が悪い
- インパネの出っ張りに膝がぶつかる
中でも一番多かった声は「安っぽい」というものでした。高級車であるわけではありませんが、それでも軽自動車のようで不満の声が上がっています。ただ、最近は軽自動車でも200万円近いものがありますが、そのぶんマツダのデミオのようにインテリアがしっかりしたものもあるので難しいところです。
新型フリードハイブリッドの内装も安っぽい
「安っぽい」のはフリードハイブリッドの内装も同じです。ハイブリッドは専用のメーターを装備していますが、その他はガソリンモデルとほぼ同じです。ディーラーオプションにある多くのインパネをすれば安っぽさを解消することが出来ますが、ユーザーとしてはハイブリッドモデルは標準でももう少し頑張ってほしいのが本音でしょうか。
運転席はちょっと狭いかも。助手席も後部座席も肘あり!
これ以降は各シートの良いところや悪いところを紹介してきます。まずは一番利用頻度の高い運転席と助手席です。
運転席の難点はシートポジション
運転席はメーターも見やすく、見渡しも良いので評価は高いです。
ですが、シートポジションが助手席も含めてスライド幅が狭いため、少し窮屈です。中には窮屈さを感じてしまうかもしれませんが、身長175センチの私でも狭さは感じなかったので、それほど心配することもないでしょう。
より快適性にしたい方はシートヒーターの検討も
長く乗る車ですから、少しでも快適にしたい方はシートヒーターのがオプションがあるので、検討してみるのもいいと思います。
冬場の寒い季節でも、すぐにあったかくなるので寒い中朝早くから仕事に向かわれる方にはおすすめです。
肘掛けは助手席と2列目にあり。3列目にはなし
車を買うときに肘掛けなんて気にするとはあまりないと思いますが、実際に乗り始めてから
「ここに肘掛けがあれば・・・」
なんて思ったことありませんか。このクラスの車だとコスト削減だとか言って肘掛けを取っ払う車種もある中、新型フリードでは運転席、助手席、2列目シートに肘掛けが付いています。
流石に3列目までは付いていませんが、普段乗車する家族の分は付いています。遠出するときなんかにこれが付いているとホント楽なんですよね。
3列目シートの乗り心地が悪いってホント?
ミニバンのシートにおける3列目というのはシートの特性上、基本的に乗り心地が悪いことで有名です。それは小型ミニバンであるフリードでも同じことが言えるのでしょうか?
他のミニバンに比べればマシ? 新型フリードの3列目シートの乗り心地
【 #TMS通信 ⑫:「FREED」~車内を、すいすい移動可能!】
1~3列目まで十分な広さを確保し、大人が快適に座れるフリードの室内空間。シート間が「通路」になる2列目キャプテンシートなら、雨の日も濡れることなく車内をスムーズに移動できます!
⇒https://t.co/RLCp1YyRU2#HondaTMS #TMS2019 pic.twitter.com/lCJ6qGQBF2— Honda 本田技研工業(株) (@HondaJP) October 27, 2019
まずは新型フリードの3列目について、おさらいです。3列目シートは人ではなく荷物を載せる際に、左右へ跳ね上げることで空間を確保することができます。そのため座席は補助席とまではいかないまでも簡素な作りになっており、長時間座るのには向いていません。また、どうにかリクライニングこそ出来ますが、前後スライドすることが出来ないという難点も。しかも3列目を跳ね上げてしまうと2列目シートの自由度がなくなってしまいます。
やっぱりフリードの3列目狭いなー pic.twitter.com/Jla26aWKkI
— トーモス (@tomo_pcx) May 17, 2019
口コミでも、子供がせいぜい座れる程度で大人は無理という声が聞かれます。よって、基本的に応急処置か、やむを得ない場合のみ使うことが多くなりそうです。何しろ、3列目を使用してしまうと荷室がほとんど使えないも同然になってしまいますからね。
3列目の乗り心地はライバル車に比べると良い
この問題点はフリードに限ったことではありません。先述しましたが、ミニバンの3列目シートは乗り心地が悪いため、ライバル車であるシエンタなどは勿論のこと、ヴォクシーやセレナなどの一回り大きなミニバンでも似たような問題点が取り沙汰されています。つまり絶対評価をしてしまうと評価は低そうですが、相対評価となれば味方は変わってくるわけです。
本日も試乗ということでフリードHV。
シエンタよりシートのクッション性が良くて、3列目もそこそこ快適に座れそう。
走った感じは乗り心地重視のシエンタ、キビキビ感のフリードって感じかな。 pic.twitter.com/W5r0aQ30jk— コペ林@TDFモノノフコペン (@masa80_L880K) June 10, 2018
実際、新型フリードの3列目シートの乗り心地は、他のミニバンに比べるとマシという意見が出ています。3列目シート特有の難点を改善するに至ってはいませんが、それでもミニバンの中では新型フリードがトップクラスの乗り心地ということになるわけです。
もしも3列目シートの導入を考えているのであれば、恐らく新型フリードは選択肢として非常に有力になりますよ。
フリードは荷物が乗らない?車内と荷室の広さに迫る
既に何度か触れてしまっていますが、フリードの荷室は3列目シートを降ろしてしまっていると、無いに等しいレベルにまで狭くなってしまいます。
ヴォクシーやセレナなどのような一回り大きなミニバンともなれば席を跳ね上げなくとも、ある程度の荷室が確保されます。けれど小型ミニバンであるが故に、フリードはどうしても荷室が犠牲になってしまうんです。
荷室サイズは大きいが3列目シートが犠牲になる
そのため、荷物をたくさん積むためには3列目シートを跳ね上げて荷室を確保しなくてはなりません。これを跳ね上げてさえしまえば、奥行きたっぷりの室内空間に大変身。
元より開口部が広いので、大きなものは勿論のこと自転車などの縦長のものでも簡単に収納できてしまいます。しかし、そうなると折角の3列目シートとしての機能が死に、6人・7人乗りである特性が損なわれてしまうわけです。
これらを総合すると、フリードは荷物を積むか人を乗せるかを選択しなくてはならないことがわかります。荷物を積んでしまうと人が乗れなくなり、人を乗せてしまえば荷物が乗らなくなってしまう。ここが普通のミニバンと比べて、フリードがどうしても劣ってしまう点ですね。
3列目のシートアレンジでゴルフバッグは3つ積むことができる
また、ゴルフをされる方にとっては何人まで一緒に行けるのか気になるところではないでしょうか。フリードは3列目を跳ね上げてるだけで、ゴルフバッグを3つ積むことができます。2列目を犠牲にすることなく置くことが可能なんです。3個でもまだ上の方に余裕はあるので、重ねてもいいなら4つもいけそうですね。
4人乗って、ゴルフバッグも4つなのでバランス的には悪くない選択でしょうか。
新型フリードはシートアレンジでフラットにならない!?車中泊は出来るのか?
最近では安く旅をするのに車中泊も選択する人も多くなってきています。そこで気になるのは新型フリードで車中泊が快適に出来るかです。
小型ミニバンというだけあって、車内空間がそこそこ広いフリードならシートアレンジ次第で車中泊が出来そうですが、果たしてどうなのでしょうか。ここでは新型フリードで車中泊が出来るかどうかについて、ご紹介していきます。
出来るのは仮眠ぐらい?フリードで車中泊は困難!
結論から言うと、フリードで車中泊をするのは困難を極めます。まずシートアレンジをしても平らにはならず、大人では寝転がることが出来ません。子供をどうしても横になって寝かせてあげたい、というなら後列シートを倒すことで寝かせることは可能でしょう。
車中泊するならプラスで!フルフラットシートで快適な室内空間に
車中泊をするなら、断然フリードプラスがおすすめです。フリードプラスは5人乗りのためフリードより人を乗せることができませんが、その代わりに車中泊を含むアウトドア的な使い方をするには最高の車です。車中泊をするにおいて重要視されるのが、フルフラットになるかどうかです。
シートを倒することができても、フルフラットにならなければ傾斜がついて寝にくくなってしまいます。フリードプラスはこの問題点をクリアできていますので、快適な車中泊をすることができます。
簡潔に伝えることは難しいけど、フリードプラスの車中泊&動く遊び道具箱としての使い勝手に感心している。寝床からスライドドア開けて乗り降りする場合にも、寝床にもなるフラットな部分にをカメラ置いてフィルター交換などする作業台としても、何をするにも丁度良い高さの範囲に収まってる。
— えむとららら (@m_tribe) May 9, 2019
また、フリードプラスには、車中泊するためのオプションが豊富です。荷物を天井に収納できるルーフネットは使い勝手が良いですし、外からの視線をシャットアウトするプライバシーシェードがあれば外からの視線を気にすることなくゆっくり休むことができます。
そんなめちゃくちゃ便利なアイテムが純正で用意されているのは、フリードプラスぐらいなので、まさに車中泊用の車と言ってもいいかもしれません。
新型フリードを安く買うには?
最後まで読んでいただきありがとうございます。
フリードの内装はよくできているので、ファミリー向けにホントいい車だと思います。購入を考えている人は。実際にフリードを購入した人たちの体験談を次の記事で紹介しているので参考にしてみてください。具体的な交渉のやり方も参考になります。
⇒ホンダフリードのハイブリッドの値引き体験談をレポート。見えてきた相場や限界とは