アルファードから乗り換える時には
アルファードを高く売りたい。
ですよね。
そこで重要なのがリセールバリュー(中古車として売るときの価値)。
リセールバリューは年式や走行距離はもちろん、グレードの人気や、付けているオプション、ボディのカラーなどによって変わります。
今回は、アルファードのリセールバリューを年式別、グレード別に公開します。
また、ライバル車種であるヴェルファイアやヴォクシーとのリセールの違いについてもデータを公開しているので、車選びの参考にもしてみてください。
※リセール率、リセールバリューについては毎月更新しています
- 1~3年落ちのリセールは良い
- 5~7年落ちの下落幅は小さい
- 10年落ちになると大きく下がる
- 旧型は2.5SCパッケージのリセールが良い
- リセールの良いグレードはZ
- リセールの良い色は白、黒
- ヴェルファイアとリセールはあまり変わらない
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アルファードのリセールをチェック
アルファードのリセールバリューとリセール率の最新推移!グレードごとに紹介
まずはアルファードのリセールバリューとリセール率(残価率)の推移を見ていきましょう。
リセール率(残価率)とは、新車価格に対して中古車価格がどれだけの金額になるかの比率を表したものです。
アルファードの平均リセール率をまとめると以下のようになります。
年式 | リセール率(残価率) |
3年落ち (2021年〜) |
67.4 ~145.6% |
5年落ち (2019年〜2020年) |
42.9 ~101.3% |
7年落ち (2016年〜2018年) |
32.8 ~91.9% |
10年落ち (〜2015年) |
3.2 ~68.2% |
具体的な中古車価格や、グレードごとのリセール率はこのあとに紹介していますので、あわせてご覧ください。
アルファードの3年落ちの中古相場と残価率(リセール率)
アルファードの3年後のリセールバリューは以下の通りです。
グレード | 新車価格 | 買取相場 | 残価率 |
2.5S | 394.1万円 〜424万円 |
273.7万円 〜384.7万円 |
70.2% 〜91.5% |
2.5S タイプゴールドⅡ | 424万円 〜449.5万円 |
282.5万円 〜406.4万円 |
67.4% 〜91.2% |
2.5S タイプゴールドⅢ | 430.6万円 〜456.1万円 |
265.0万円 〜406.0万円 |
62.3% 〜89.8% |
2.5S Cパッケージ | 468.1万円 〜493.5万円 |
264.5万円 〜531.0万円 |
57.3% 〜108.4% |
Z | 540万円 〜559.8万円 |
434.1万円 〜874.8万円 |
81.2% 〜157.1% |
アルファード 3年落ちのモデルは全体として非常に高い残価率(平均86.6%)を保持しており、売却時に有利です。
最もリセールの良いZグレードの平均残価率は118.15%、逆に最も悪いのは2.5S タイプゴールドⅢグレードで、平均残価率は75.05%です。
この2つのグレード間では約43.1%の残価率に差があります。
アルファード 3年落ちのリセールバリュー例
グレード名 | 3.5エグゼクティブラウンジS | |
---|---|---|
カラー | 黒 | |
年式 | 2022年式 | |
走行距離 | 1 km | |
査定時期 | 2024年3月 | |
査定地域 | 東京都 | |
査定額 | 543万円 |
参考:ガリバー
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アルファードの5年落ちの中古相場と残価率(リセール率)
アルファードの5年落ちのリセールバリューは以下の通りです。
グレード | 新車価格 | 買取相場 | 残価率 |
2.5S | 378.2万円 〜416.3万円 |
208.6万円 〜391.9万円 |
55.9% 〜94.9% |
2.5S タイプゴールド | 424万円 〜449.5万円 |
217.2万円 〜409.6万円 |
52.0% 〜91.9% |
2.5S Cパッケージ | 446.4万円 〜491.8万円 |
206.3万円 〜510.5万円 |
47.0% 〜104.6% |
2.5X | 343.8万円 〜377.4万円 |
224.5万円 〜338.4万円 |
66.0% 〜90.4% |
3.5SC | 506.1万円 〜545.7万円 |
303.6万円 〜483.4万円 |
60.8% 〜89.4% |
アルファード 5年落ちのモデルは全体として良好な残価率(平均74.3%)を示していますが、選択するグレードによって差が出ます。
最もリセールの良い2.5Xグレードの平均残価率は77.2%、逆に最も悪いのは2.5S タイプゴールドグレードで、平均残価率は70.95%です。
この2つのグレード間では約6.3%の残価率に差があります。
アルファード 5年落ちのリセールバリュー例
グレード名 | 2.5S Cパッケージ | |
---|---|---|
カラー | パール | |
年式 | 2019年式 | |
走行距離 | 5 km | |
査定時期 | 2024年3月 | |
査定地域 | 鹿児島県 | |
査定額 | 436万円 |
参考:ガリバー
アルファードの7年落ちの中古相場と残価率(リセール率)
アルファードの7年落ちのリセールバリューは以下の通りです。
グレード | 新車価格 | 買取相場 | 残価率 |
2.5S | 369.2万円 〜400.7万円 |
133.5万円 〜352.4万円 |
36.9% 〜88.7% |
2.5S Aパッケージ | 390.5万円 〜417.6万円 |
158.0万円 〜376.8万円 |
41.2% 〜91.0% |
2.5S Aパッケージ タイプブラック | 392.6万円 〜417.6万円 |
120.7万円 〜294.6万円 |
31.5% 〜71.3% |
2.5S Cパッケージ | 436.2万円 〜463.3万円 |
144.5万円 〜462.4万円 |
33.9% 〜100.6% |
2.5X | 335.4万円 〜362.5万円 |
144.2万円 〜315.3万円 |
43.7% 〜87.7% |
アルファード 7年落ちのモデルは全体として良好な残価率(平均61.7%)を示していますが、選択するグレードによって差が出ます。
最もリセールの良い2.5S Cパッケージグレードの平均残価率は66.25%、逆に最も悪いのは2.5S Aパッケージ タイプブラックグレードで、平均残価率は50.4%です。
この2つのグレード間では約15.9%の残価率に差があります。
アルファード 7年落ちのリセールバリュー例
グレード名 | 2.5S Cパッケージ | |
---|---|---|
カラー | 黒 | |
年式 | 2017年式 | |
走行距離 | 5 km | |
査定時期 | 2024年6月 | |
査定地域 | 兵庫県 | |
査定額 | 297万円 |
参考:ガリバー
アルファードの10年落ちの中古相場と残価率(リセール率)
アルファードの10年落ちのリセールバリューは以下の通りです。
グレード | 新車価格 | 買取相場 | 残価率 |
2.5S Cパッケージ | 417.3万円 〜442.4万円 |
127.4万円 〜358.5万円 |
31.3% 〜81.8% |
240G | 356万円 〜384.8万円 |
7.8万円 〜78.0万円 |
2.9% 〜21.0% |
240S | 330万円 〜368.1万円 |
5.0万円 〜132.0万円 |
2.2% 〜36.6% |
240S タイプゴールドⅡ | 369万円 〜398.9万円 |
15.0万円 〜163.4万円 |
4.8% 〜41.7% |
240X | 300万円 〜328万円 |
2.8万円 〜83.3万円 |
1.6% 〜26.1% |
アルファード 10年落ちのモデルは全体として残価率が低めです(平均24%)。特定のグレードに注目し、慎重に選択することが推奨されます。
最もリセールの良い2.5S Cパッケージグレードの平均残価率は55.55%、逆に最も悪いのは240Gグレードで、平均残価率は10.95%です。
この2つのグレード間では約44.6%の残価率に差があります。
アルファード 10年落ちのリセールバリュー例
グレード名 | 240S Cパッケージ | |
---|---|---|
カラー | 黒 | |
年式 | 2014年式 | |
走行距離 | 6 km | |
査定時期 | 2024年6月 | |
査定地域 | 埼玉県 | |
査定額 | 156万円 |
参考:ガリバー
今後、アルファードのリセールの崩壊はある?
アルファードのリセールバリューやリセール率が一部高騰していますが、新車供給が安定し納期遅延が縮小すればリセールの崩壊につながる可能性があります。
アルファードの最新納期状況も、あわせてチェックしておくと良いですね。
アルファードのリセールを上げてくれるオプション5選
次はアルファードのリセールバリューを上げてくれるオプションを紹介していきます。
リセールの高いオプションは以下の5点です。
- 左右独立ムーンルーフ
- デジタルインナーミラー
- スペアタイヤ
- ユニバーサルステップ
- モデリスタエアロ
このオプションはすべて後付けできないメーカーオプションと人気の純正エアロパーツです。中古車を買うときに改めてつけることができない、もしくは後付けすると費用がかさむものです。そのため、メーカーオプションや純正エアロパーツがリセールバリューに及ぼす影響は大きくなっています。
以上のオプションは、リセールバリューを意識するならつけた方がいい装備でしょう。
アルファードのオプションについて、以下の記事で詳しく解説しています。その他おすすめの装備を知りたい方はぜひご覧ください。
アルファードのリセールが高い色2選
リセールの高いオプションの次は、リセールの高い色を見ていきましょう。
アルファードでリセールの高い色は以下の2つです。
- プラチナホワイトパールマイカ
- ブラック
ホワイト系とブラック系のカラーは、性別や年代を問わず人気のある色です。
もちろん、好きなカラーを選ぶのもいいですが、リセールを意識するなら、ホワイトやブラックのカラーを選ぶのがいいでしょう。
アルファードのカラーについて、以下の記事で詳しく解説しています。その他のカラーについても知りたい方はぜひご覧ください。
ヴェルファイアやヴォクシーとのリセールを比較!
ここまでは、アルファードだけのリセールバリューを検討してきましたが、ここでは他の車種とのリセールバリューと比較していきます。
同じミニバンであるヴェルファイアとヴォクシーのリセールバリューと比べてみましょう。
車種 | 残価率 |
アルファード | 66.40%~144.60% |
ヴェルファイア | 76.30%~144.00% |
ヴォクシー | 39.90%~107.20% |
3年落ちまでの範囲だとヴェルファイアの最小残価率が高く、どのグレードを選んでも76.30%の残価率があります。
また、アルファードは最大の残価率が高く、グレードによっては144.60%と高い残価率がでています。
※条件は、①3年落ち ②走行距離 1万km~
まとめ:アルファードのリセールを最大化するには?
最後にアルファードのリセールを最大化する方法を考えてみましょう。
ここまでの情報をまとめてみます。
- 1~3年落ちのリセールは良い
- 5~7年落ちの下落幅は小さい
- 10年落ちになると大きく下がる
- 旧型は2.5SCパッケージのリセールが良い
- リセールの良いグレードはZ
- リセールの良い色は白、黒
- ヴェルファイアとリセールはあまり変わらない
最も高く売れるのは人気のグレードやカラー選び、3年落ちまでに売却するケースになります。
アルファードを安く買うには下取りが重要!
アルファードを安く買うには値引きだけでなく下取りもが重要です。
ただ、下取りはディーラーが安く査定してくることが多いので、騙されないよう査定額を事前にネットで確認しておくのがオススメ。
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