新型プリウスの購入するときはグレードやオプション選びで悩むと思いますが、オプションの一番の悩みどころはナビの選択ではないでしょうか。
なぜかというと、今回の新型プリウスはほぼディーラーナビ一択だからです。メーカーオプションナビもあるにはあるのですが、最低でも35万円以上もかかる上にAグレード以上を選ばなければいけません。そのためこれまではメーカー純正ナビ一択だった方も、数が多いディーラーナビから自分で選択しなければならなくなりました。ここで私が思ったのは
「ディーラーオプションのナビって評判悪いけど大丈夫?」
ということです。1度取り付けたら簡単には変えられないのがカーナビです。ここは慎重にならなければなりません。そこでディーラーオプションのナビについて調べていくと、あまり良くないことがわかってきたので、それを紹介したいと思います。
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ディーラーオプションナビのT-Connectの道案内がイマイチ
最近のトヨタのナビにはT-Connectというネットにつながる機能がついています。昔のGBOOKに近い存在です。ネットにつながるT-Connectだったらすごい案内をしてくれるのでは?
と思ったのですが、実際はどうもイマイチなんです。
T-Connectナビの音声検索が使えない
ナビに話しかけるだけで、道案内をしてくれるのがT-Connectの売りのようですが、これって昔からけっこうある機能です。自分が使っていた10年前のサイバーナビにも付いているぐらいですからね。
話しかける(音声入力する)のってちょっと厄介で、なかなか音声を正しく認識してくれなかったり、認識してくれたと思ったら目的とは違う場所だったりして、イライラすることが多いです。
それに検索後に案内された場所やルートを画面で確認するのに結局ガチャガチャナビを触ったりもするので、音声入力に大きなメリットはありません。
T-Connectナビの案内に期待できない
この動画の中で、自動車評論家の国沢光弘さんが
「こんなところ通るの?」
とつい口に出してしまっています。国沢さんが少し乗ったぐらいで、そう思わせてしまうのがT-Connectの道案内です。たぶん自分の走りたかった道ではなかったのでしょうね。
予想外のナビは不安
あなたはナビが自分の思っていた道で案内してくれなかったときはどうしていますか?
そんなときはナビを無視することもあると思います。私も変な案内されたら無視することはよくあります。T-Connectのナビ案内でいくら空いているからと言って、全然知らない路地を案内されたら不安でたまらなくなると思います。知らない路地に入って狭い道にはいるぐらいなら、少し遅くなっても広い道の方が安心しますよね。
渋滞予測の精度を高めても効果が低い
T-Connectはネットの渋滞情報を元に、最高の道案内をするのが売りのようですが、田舎ならほとんど意味がないでしょうし、都会で利用するにしてもネットにつながっていない他のナビと比較しても到着するのに5分も差はないでしょう。
T-Connectの案内で30分も1時間も早く到着できるわけではないのです。どんなに良い道案内しても、渋滞にハマるときはハマりますからね。
ディーラーオプションのナビは価格も高く、通信費もかかる
ディーラーオプションのナビは価格も高いのは当然なんですが、それとは別に通信費までかかってしまうんです。
ディーラーオプションの価格
T-Connectナビ 9インチモデル ¥241,920[税込]
T-Connectナビ 7インチモデル ¥155,520[税込]
9インチナビは24万円もかかってしまいます。7インチはまだ良心的な価格といえそうですが、9インチの方は正直手が出しにくい価格じゃないでしょうか。
T-Connectナビは通信費が別途かかる
ネットに繋げるにはWi-Fiに繋げる必要があります。と言っても車内なので、スマフォ経由でwifiに繋げなければなりません。なので、テザリング機能が必須です。随時データ通信が行われるので、十分なデータ量の定額プランに加入する必要があります。
MVNOを使っている人は要注!
MVNOを利用している人はテザリング機能が使えないので、別の手段を考えなければなりません。スマフォのアプリでBluetoothを利用した接続もできるようなのでそちらを使うしか手段はなさそうですが、かなり面倒です。
そういう人のためにはDCM(専用通信機)も用意されています。ただこのDCM、初年度は無料なものの次年度以降は12,960円/年もかかってしまうんです。
T-Connectによほど魅力を感じているならDCMを利用してもいいと思いますが、それでなければ他のナビにした方が得策だと思いますね。
T-Connectは最終的には使わなくなる
昔のディーラーオプションのナビに付いていたのはGBOOKでしたが、ほとんどの方が途中からその機能を使わなくなったはずです。結局は普通のナビの機能しか使っていません。GBOOKを使っている人の中には1度もGBOOKの機能を使わなかった人もいるぐらいですからね。
こういう現実を考えると、T-Connectの機能もはじめは少し使ってみると思いますが、後からは全然使わなくなるでしょうね。1度使わなくなると、使い方も良く分からなくなるので
結局スマフォを使います。
T-Connectナビを購入した9割の人がそうなると思いますよ。
新型プリウスにはどのナビが良いのか?
ディーラーオプションのT-Connectがダメそうなので社外ナビをお勧めします。
ディーラーオプションはやめておく
ディーラーオプションにT-Connectの機能の付いていないエントリーナビもありますが9万以上するので、同じ9万するなら社外ナビの方が性能は良いです。おすすめは価格comで上位表示されているものです。安くて品質が良いですからね。価格comで調べてオートバックスで実物を見てネットで買えばいいと思います。新型プリウスを新車購入するならディーラーで取り付けを無料でやってくれるでしょう。
ディーラーオプションよりも安く社外ナビの最新モデルが手に入る
T-Connectの機能付きディーラーナビは最低でも16万以上しますが、社外ナビのアルパインのビッグXやパイオニアのサイバーナビの最新モデルだと9インチサイズでも20万でおつりが来ます。それに社外ナビの最新モデルの方が機能は充実しているので満足度も高いと思います。
プリウスを安く買うには?
プリウスを安く購入しようと思うと、重要なのは値引き。
ただ、値引きについてはちょっと気を付けてほしいことがあります。それは…
値引き交渉でディーラーに騙されている人が多い
ということです。
この記事を見てくれた人には絶対騙されてほしくないので、実際にプリウスを購入した人がどうやって騙されずに値引き交渉したのか、次の記事でチェックしてみてください。
⇒トヨタプリウスの値引き体験談をレポート。値引き相場や限界はいくら?