プリウス

2024年)プリウスの税金はいくら?早見表や年間維持費も紹介!

プリウスは燃費や維持費が安い車ですが、

プリウスの税金はいくらなのでしょうか?

燃費は単純な掛け算で出ますが、税金はいろいろと面倒で分かりづらいですよね。

こちらではイマイチわからないプリウスの税金がいくらかかるのか何がかかるのかを、いつかかるかタイミング別にまとめ、早見表にして紹介しています。

プリウスの税金が気になる方はもちろん、プリウスの維持費について気になる方もご覧ください。

プリウスにはどんな税金がかかるの?金額や種類を紹介

まずは、プリウスにはどんな税金がかかるのかを見ていきます。

こちらでは、プリウスにかかる税金をタイミング別に分け、早見表にしてまとめました。

いつかかる 税金の種類 金額
毎年 自動車税
(5月末までに納付)
2,000cc
→3万6,000円
1,800cc
→3万6,000円
~3万9,500円

1,500cc
→3万500円
PHV
→9,000円(初回のみ)
合計
9,000円
~3万6,000円
車検時
自動車重量税 0円(2回目の車検まで)
1万5,000円(3回目の車検以降)
自賠責24ヶ月分
(強制保険)
1万7,650円
印紙代 1,800円
合計
1万9,450円
~3万4,450円
購入時
自動車税(月割) 2,500円
~3万6,000円
(購入月による)
消費税 車両価格の10%
(現行プリウスの場合は34万円)
環境性能割 0円
車庫証明 自分で行う場合
2,000円
~3,000円
代行してもらう場合
5,000円
~2万円
リサイクル預託金 9,700円
~1万3,240円
【新車のみ】
自動車重量税
0円
【新車のみ】
検査登録(ナンバー代)
自分で行う場合
2,000円
~1万円
代行する場合
1万円
~3万円
【新車のみ】
自賠責保険料
(37ヶ月分)
2万4,190円
合計
【中古車の場合】
1万4,200円
~6万9,240円
【新車の場合】
4万390円

~12万3,230円

※消費税除く

以上の税金がプリウスにはかかります。

各税金の詳細は以下に続くので、確認していきましょう。

毎年かかるプリウスの税金は自動車税のみ(早見表あり)

まずは、毎年定期的にかかるプリウスの税金を見ていきましょう。

毎年かかるプリウスの税金
  1. 自動車税

合計:9,000円~3万6,000円

プリウスの自動車税は年式によって違う

プリウスの税金の中で、毎年払わなければならないのは自動車税のみです。

しかし、プリウスは年式によって排気量が違います。

自動車税の金額は排気量によって異なるため、所有しているプリウスの排気量によって自動車税がいくらかかるかも一様ではありません

そこで、プリウスの具体的な自動車税額を早見表にしましたので、こちらをご覧ください。

排気量 自動車税額 該当するプリウス
1,500cc 3万500円 10系,20系,
30系 (EXのみ)
1,800cc 2019年9月30日以前の登録
→3万9,500円
2019年10月1日以降の登録
→3万6,000円
30系,50系,プリウスα,
60系(Uのみ)
2,000cc 3万6,000円 60系
新型PHV
(初回のみ)
9,000円 60系(PHV)

参考:東京都主税局|自動車税種別割

プリウスは最近の年式になるごとに、排気量が上がっていますね。新型の60系プリウスの税金は3万6,000円にもなります。

新型プリウスでも、PHVであれば初回の自動車税のみ9,000円で済みます。

これはグリーン化特例という制度のおかげで、一定の燃費基準に達した電気自動車、燃料電池車、PHVの自動車税が割り引かれます。

しかし、新型プリウスPHVでも2回目以降の自動車税は、2,000ccの自動車税、3万6,000円が請求されるので注意しましょう。

プリウスに13年ルールは適用されない

プリウスは13年以降も自動車税は上がりません

普通車は新車で登録してから13年が経過すると、自動車税が15%上がります。そのため、古い車の税金は4~5万円程度になってしまうこともあります。

しかし、13年ルールは、ハイブリッド車や電気自動車などのエコカーは適用外です。

プリウスはハイブリッド車なので、登録から13年経っても税金は変わりません

任意保険に消費税はかからない

任意で加入する自動車保険は、非課税取引に該当するため消費税はかかりません

任意の自動車保険の平均額は5~6万円前後といわれています。これに消費税が課税されてしまうと、毎年5,000円程度の税金を払わなければなりません。

しかし、非課税ということであれば、消費税分にあたる5,000円はかからないので安心してください。

車検時にかかるプリウスの税金は3つ

車検時にもプリウスに税金がかかります。

プリウスの車検時にかかる税金には以下3つがあります。

車検時かかるプリウスの税金
  1. 自動車重量税
  2. 自賠責保険(強制保険)
  3. 印紙代

合計:1万9,450円~3万4,450円

厳密には自賠責保険と印紙代は税金ではありませんが、法律で決められた必ず払わなければならない費用なので、こちらでは税金として取り上げます。

プリウスの重量税は1万5,000円!新車なら5年間は0円

プリウスの重量税は、1万5,000円です。もし新車でプリウスを買っていれば、購入から5年間の重量税は無料となります。

重量税はその名の通り、自動車の重量に対して課税されます。

課税タイミングは新車購入時と車検時です。プリウスは1,500kg以下の車両であるため、基本の重量税は2万4,600円となります。

プリウスはエコカー減税の対象となっており、新車購入時から5年間(2回目の車検まで)の重量税は税金がかかりません

3回目の車検から重量税がかかりますが、これも免税されるため、1万5,000円で済みます。

参考:国土交通省|自動車重量税額について

プリウスの自賠責保険は1万7,650円 (24ヶ月分)

プリウスの自賠責保険料は2年分で1万7,650円となっています。

自賠責保険料は2023年4月1日より改定され、若干の値下げがされました。

この新基準によると、自家用乗用自動車に該当するプリウスの自賠責保険料は1万7,650円となります。

自賠責保険料は、車検時に24ヶ月分まとめて納める決まりです。

離島地域や沖縄に住んでいる方の保険料は1万7,650円ではないので注意しましょう。

参考:国土交通省|自動車損害賠償責任保険基準料率

少しでも、自動車保険料をお得にしたい場合、専門の比較サイトで見直しましょう。 スマートマネーライフでは、自動車保険人気ランキングを公開していますので是非ご覧ください。

プリウスの印紙代は1,800円

プリウスの印紙代は1,800円です。

しかし、ディーラーや指定工場で車検を行えば、陸運局に行かずに保安基準適合証が交付できるため、印紙代は1,200円になります。

とはいっても600円の差なので、印紙代節約のためにディーラーや指定工場で車検をする必要はないでしょう。

印紙代は「税金や手数料を支払ったことを証明するための証明書(印紙)」を発行する手数料です。

車検も、費用を払ったことを証明しなければならないため、印紙代も必要になります。

購入時にかかるプリウスの税金は8つ

プリウスを購入するときにも税金がかかります。いわゆる”諸費用”ですね。

毎年かかる税金や車検時にかかる税金より複雑ですが、車の購入時にどんな税金がどのくらいかかっているかは把握できて損はないので、頑張って覚えましょう。

まず、中古でも新車でもかかるプリウスの税金はこちら。

購入時にかかるプリウスの税金(新車・中古共通)
  1. 自動車税(月割)
  2. 消費税
  3. 環境性能割
  4. 車庫証明
  5. リサイクル預託金

合計(中古車):1万4,200円~6万9,240円

さらに、新車でプリウスを購入する場合は以下の税金もかかります。

購入時にかかるプリウスの税金(新車のみ)
  1. 自動車重量税
  2. 検査登録(ナンバー代)
  3. 自賠責保険料

合計(新車):4万390円~12万3,230円

購入時にかかるプリウスの税金(新車・中古共通)

まずは、新車でも中古でもプリウス購入時に必ずかかる税金を確認していきます。

自動車税(月割)

自動車税は新車の購入時にもかかります。しかし、丸1年分かかるわけではなく、購入した月によって、月割でかかります

ひとまず、何月にいくらかかるのかを表にしましたので、一緒に見ていきましょう。

計算方法はその後に解説します。

購入月
(月分)
1,500cc 1,800cc 2,000cc
3月
(12ヶ月分)
30,500円 39,500円
~36,000円
36,000円
4月
(11ヶ月分)
27,900円 36,200円
~33,000円
33,000円
5月
(10ヶ月分)
25,400円 32,900円
~30,000円
30,000円
6月
(9ヶ月分)
22,800円 29,600円
~27,000円
27,000円
7月
(8ヶ月分)
20,300円 26,300円
~24,000円
24,000円
8月
(7ヶ月分)
17,700円 23,000円
~21,000円
21,000円
9月
(6ヶ月分)
15,200円 19,700円
~18,000円
18,000円
10月
(5ヶ月分)
12,700円 16,400円
~15,000円
15,000円
11月
(4ヶ月分)
10,100円 13,100円
~12,000円
12,000円
12月
(3ヶ月分)
7,600円 9,800円
~9,000円
9,000円
1月
(2ヶ月分)
5,000円 6,500円
~6,000円
6,000円
2月
(1ヶ月分)
2,500円 3,200円
~3,000円
3,000円

自動車税の基準月は毎年4月です。たとえば、9月に新車のプリウスを購入した場合、10月~3月の税金6ヶ月分が月割で課税されます。

計算式
年税額 ÷ 12(ヶ月) × 残月数 = 月割自動車税額(100円以下切り捨て)

消費税

プリウス購入時にも消費税はかかります。

たとえば、現行プリウスのZ 2WDの価格は税込みで370万円なので、本体価格に消費税が約34万円含まれています。

実際に計算してみると、消費税がどれほど大きい税金なのかわかりますね。

多くの場合、税込表示になっているので気にすることはあまりありませんが、代金に対して税金がかかっていることは意識しましょう。

環境性能割(旧自動車取得税)

環境性能割は、プリウスを新車で買う場合は免税されます。

環境性能割とは、以前は自動車取得税と呼ばれていた税金で買った金額(取得価額)に対して3%程度の税金を取られていました。

しかし、2019年10月から「環境性能割」と名前を改め、環境負荷の少ない自動車は免税措置が取られるようになりました。

プリウスも環境負荷の少ないハイブリッド車であるため、環境性能割は非課税となっています。

環境性能割は中古のプリウスにもかかりますが、国が設定した残価率にもとづき、基準となる取得価額が割引されるため、そんなに高い金額はかかりません。

参考までに環境性能割の残価率を載せておきます。

経過年数 残価率
1年 0.681
1.5年 0.561
2年 0.464
2.5年 0.382
3年 0.316
3.5年 0.261
4年 0.215
4.5年 0.177
5年 0.146
5.5年 0.121
6年 0.1
7年 0

参考:総務省|自動車取得税における通常の取引価額について

さらに、取得価額が50万円を下回った場合は、環境性能割は免税となるので、中古のプリウスに環境性能割がかからないことも珍しくありません

車庫証明

車庫証明は税金ではありませんが、車を買ったら必ずしなければならないことなので、税金として取り上げます。

車庫証明の費用は都道府県ごとに違いますが、プリウスは普通車扱いなので、だいたい2,000円~3,000円程度であることがほとんどです。

また、ディーラーや購入した販売店に頼むと5,000円~2万円程度の代行料を取られます。手続きもそんなに難しくないので、自分で挑戦してみるのもいいでしょう。

車庫証明とは、買った車をどこに保管するかを警察に届ける制度なので、プリウスを買ったら必ず行う必要があります。

リサイクル預託金

プリウスの場合、リサイクル預託金は9,700円~1万3,240円となっています。

リサイクル預託金とは、要は廃車手数料のことです。自動車は廃車手数料を先払いします。

このリサイクル預託金は、自動車を売却したときに還付(査定に含まれる)され、新しい所有者がまたリサイクル預託金を支払います。

なお、リサイクル預託金は廃車手数料なので、プリウスを廃車にした場合は返ってこないため注意しましょう。

購入時にかかるプリウスの税金(新車のみ)

新車購入時にのみかかるプリウスの税金もあります。次はそちらを確認していきましょう。

自動車重量税

プリウスはエコカー減税の対象であるため、購入時と、購入から5年間の重量税が免税になります。

なお、エコカー減税対象外の自動車は、購入時に重量税をしっかり取られるので注意しましょう。

検査登録(ナンバー代)

検査登録は税金ではありませんが、ナンバーを取得しなければ公道を走れないので、税金として取り上げます。

こちらも、自分でナンバーを取得すれば、2,000円前後で済みます

図柄入プレートや希望ナンバーを取得したい場合は、高額になってくるので気をつけましょう。(~1万円程度)

ナンバー取得は手続きがやや面倒なので、ディーラーや販売店に任せるのがおすすめです。代行費用は1万~3万円となっています。

また、中古車の場合でもナンバーが付いてなかったり、希望ナンバーに変えたかったりする場合は検査登録費用がかかります。

自賠責保険料(37ヶ月分)

車検時だけでなく、プリウスを新車で購入したときにも、自賠責保険料を払わなければなりません。

車検時は2年(24ヶ月)分の1万7,650円ですが、新車購入時は3年(36ヶ月)+1ヶ月分の2万4,190円を支払う必要があります

プリウスにかかる税金以外の維持費

プリウスには税金以外にも維持費がかかります。

プリウスにかかる維持費には以下のようなものが考えられます。

税金以外のプリウスの維持費
  1. ガソリン代
  2. 車検代
  3. 駐車場代
  4. 消耗品・メンテナンス費等
  5. その他

合計:およそ3万円~4万円(毎月)

プリウスの維持費の平均は、月3~4万円といわれています。

しかしプリウスの維持費は、住んでいる環境や、何にお金をかけたいかにもよって変わってくるので一概にはいえません。

こちらでは主なプリウスの維持費をピックアップして紹介していきます。

ガソリン代

プリウスのガソリン代は年間で6万3,000円、毎月5,300円程度と考えられます。

プリウスの実燃費は27.71km/Lなので、ガソリン代をリッター175円、年間走行距離を1万kmとした場合このくらいの金額になります。

プリウスの燃費については以下でも詳しく解説しているので、詳細は以下をご覧ください。

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車検代

プリウスの車検は7万円~9万円程度が相場となっています。

これは、さきほど紹介した税金や法定費用も込みの金額です。

駐車場代

プリウスの駐車場代は、都内であれば月2万円~5万円が相場となっています。

ただ、駐車場代は周辺地価に大きく左右されるので、この金額ということはいえません。

あくまで「都内で車を持つなら駐車場代として毎月これくらいかかる」という感覚値として参考にしてください。

消耗品・メンテナンス費等

そのほかにも、消耗品やメンテナンス費などの維持費がプリウスにかかります。これは本当に個人差があるところです。

たとえば、半年に1度のタイヤ交換は3,000円~5,000円程度なので、年間で6,000~1万円程度ということになります。

また、バッテリーも消耗品なので、3~5年ごとの交換が必要です。費用は工賃込みで2~4万円程度

このほかにも法定点検や洗車代オイルやワイパーの交換など、挙げればキリがありませんが、このあたりはプリウスをどれくらい可愛がるかにもよります。

お財布と相談しながらできる範囲でやりましょう。

トヨタ新型プリウスを安く買うには?


トヨタ新型プリウスを安く購入しようと思うと、重要なのは値引き。

ただ、値引きについてはちょっと気を付けてほしいことがあります。それは…

値引き交渉でディーラーに騙されている人が多い

ということです。

この記事を見てくれた人には絶対騙されてほしくないので、実際にプリウスを購入した人がどうやって騙されずに値引き交渉したのか、次の記事でチェックしてみてください。

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