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超割安!トヨタ新型プリウスの新車価格が安い理由とは?

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2015年12月9日に新型プリウスが発表されました。先代モデルが2009年に発表されたときは205万円からと当時は破格の価格設定でしたが、今回はどうなのでしょうか。

実際に購入する人が気になるのは新車の価格とそれが割安なのか割高なのかということだと思います。割高なら、割安の先代モデルやマイチェン前モデルを中古や新古車で購入する手段もあるわけですからね。

そこで、今回の新型プリウスは高いのか安いのかというところに迫ってみたいと思います。

新型プリウスの価格

まずは新型プリウスの価格です。廉価モデルで252万円からとなっています。先代が223.2万円からだったので30万程度の値上げとなっています。

2WD/FF

317.5万:Aプレミアム
328.4万:Aプレミアム ツーリングセレクション
284.3万:A
306.7万:A ツーリングセレクション
256.5万:S
273.2万:S ツーリングセレクション
251.9万:E

4WD/E-Four

337.0万:Aプレミアム
347.9万:Aプレミアム ツーリングセレクション
303.7万:A
320.1万:A ツーリングセレクション
275.9万:S
292.7万:S ツーリングセレクション

メーカーオプション

メーカーオプション 価格
スペアタイヤ
(1※Aプレミアム、Aプレミアム”ツーリング”は-32,400円
2※スペアタイヤは4WDに設定なし)
10,800円
幾何学調ルーフフィルム
(3※ツーリングセレクションのみ設定)
54,000円
チルト&スライド電動ムーンルーフ<挟み込み防止機能付>
(4※ツーリングセレクション以外に設定)
108,000円
ITS CONNECT 27,000円
インテリジェントクリアランスソナー
(5※E、S、S”ツーリング”のみ設定)
28.080円
アクセサリーコンセント
(6※S、S”ツーリング”、A、A”ツーリング”のみ設定)
43,200円
ナビレディセット
(7※Aグレード以上は43,200円)
32,400円
おくだけ充電
(8※Aグレード以上のみ設定)
12,960円
寒冷地仕様
(9※Aグレード以上は18,360円)
23,760円
LEDフロントフォグランプ
(10※Sグレードのみ設定)
21,600円
11.6インチT-Connect SDナビゲーションシステム
(11※Aグレード以上のみ設定
12※Aプレミアム、Aプレミアム”ツーリング”は428,760円)
355,520円

 

今回の新型プリウスのバッテリーの価格は割安

これまでのプリウスは価格の安いニッケル水素バッテリーでしたが、今回の新型プリウスではほとんどのグレードで価格の高いリチウムイオンバッテリーを装備しています。トヨタはどちらのバッテリーも性能は同じだと言っていますが、バッテリーの特性を考えるとそれは嘘で、リチウムイオンの方が性能は上です。リチウムイオンは

1) 自己放電が非常に少ない
2)メモリー効果がない
3)小型でありながら大容量の電気を蓄えられる
4)軽い

この4つの点で勝っています。ニッケル水素バッテリーを積んでいるのは4WD車。ただでさえ価格が高い4WDですが、この要素を考慮するとさらに割高なのです。リチウムイオンバッテリーがついてくる2WDの方がお得感が強いと言えます。

[note]メモリー効果とは
ニッケル水素充電池を使い切らないままに充電を行い繰り返すと、本来の容量を発揮できなくなり、本来よりも少ない容量を、自らの容量として記憶(メモリ)することです。[/note]

現行プリウスより中古の方が価格的には割高!

プリウス新車価格が安い理由_新型

現行のマイチェンモデルは発売したばかりなので、値引きも少なく高いですが先代モデルや現行マイチェン前の価格の安い中古を買うことはお勧めしません。その理由はバッテリーにあります。

中古はバッテリー交換の価格がバカにならない!

中古のプリウスを購入しても10万キロ程度までなら全然走れると思いますし、トヨタも10万キロ保証はしています。ですが、10万キロを超えたあたりから電池交換をしている報告が多いんです。大半のプリウスは20万キロを超えたあたりでバッテリーがご臨終することが多いのですが、運が悪いと10万キロで使い物にならなくなり交換することになります。

私の友達も、つい最近15万キロ走った2代目プリウスのバッテリー交換したそうなんですが、「高かった。。。」と言っていました。

そのバッテリー交換に約17万かかったそうです。プリウスでガソリン代を節約してきたのに全部飛んだと嘆いていました。なので、中古を買うときはバッテリー交換の価格も含めて、予算を考えたほうが良いです。

中古の価格は安くても燃費が悪い?

トヨタが10万キロ保証しているのは「走れる」ことです。バッテリーの性能については保証していないのです。バッテリーがへたれて、充電できる量が少なくなってきても走れるということには変わりないですからね。

要は中古のプリウスはバッテリーがへたれると、燃費がものすごく悪化するリスクが高いんです。何度も充電、放電を繰り返しているうちに充電できる量は確実に減っていきます。充電量が少ないバッテリーでは燃費が確実に悪化するので、4~5年は価格の安い中古のプリウスに乗ろうと考えている人にはお勧めできません。

中古だと電池交換もあることを考えると、新型プリウスを購入して4~5年後に売る方が、満足度を考えると賢い買い方でしょうね。

今回の新型プリウスはAグレードが破格設定

プリウス新車価格が安い_ブラインドスポットモニター
出典:https://toyota.jp/

Aグレードには最先端の安全装備が標準装備されてきます。

  • インテリジェントクリアランスソナー
    [パーキングサポートブレーキ(静止物)]
  • ブラインドスポットモニター
  • カラーヘッドアップディスプレイ

これだけの装備が付いてSグレードとの差額はたったの28万なのでかなり割安と言えるでしょう。

安全装備の詳細とお勧めのグレードをこちらで紹介しています。
新型プリウスの価格から考える後悔しないグレード選び

また、その他にもAグレードはシート素材が上級ファブリックだったり運転席がパワーシートになります。

なので快適装備や、安全装備を考慮するとAグレードは今回最もお得なグレードでしょう。

トヨタ新型プリウスを安く買うには?

プリウスカラー_安く買う
トヨタ新型プリウスを安く購入しようと思うと、重要なのは値引き。

ただ、値引きについてはちょっと気を付けてほしいことがあります。それは…

値引き交渉でディーラーに騙されている人が多い

ということです。

この記事を見てくれた人には絶対騙されてほしくないので、実際にプリウスを購入した人がどうやって騙されずに値引き交渉したのか、次の記事でチェックしてみてください。

トヨタ新型プリウスの値引き体験談をレポート。値引き相場や限界はいくら?

 

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