セレナから乗り換える時には
セレナを高く売りたい。
ですよね。
そこで重要なのがリセールバリュー(中古車として売るときの価値)。
リセールバリューは年式や走行距離はもちろん、グレードの人気や、付けているオプション、ボディのカラーなどによって変わります。
今回は、セレナのリセールバリューを年式別、グレード別に公開します。
また、ライバル車種であるノア・ヴォクシーやステップワゴンとのリセールの違いについてもデータを公開しているので、車選びの参考にもしてみてください。
※リセール率、リセールバリューについては毎月更新しています
- 1~3年落ちのリセールは良い
- 5~7年落ちの下落幅は小さい
- 10年落ちになると大きく下がる
- e-パワーのリセールが良い
- リセールバリューの良い色は白、黒
- ノアやステップワゴンよりリセールは悪い
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セレナのリセールバリューが悪い?リセール率をグレードごとに紹介

まずはセレナのリセールバリューとリセール率(残価率)を見ていきましょう。
リセール率(残価率)とは、新車価格に対して中古車価格がどれだけの金額になるかの比率を表したものです。
セレナの平均リセール率をまとめると以下のようになります。
年式 | リセール率(残価率) |
3年落ち (2022年〜) |
44.9 ~83.7% |
5年落ち (2020年〜2021年) |
28.0 ~63.1% |
7年落ち (2017年〜2019年) |
2.1 ~62.5% |
10年落ち (〜2016年) |
1.4 ~44.2% |
具体的な中古車価格や、グレードごとのリセール率はこのあとに紹介していますので、あわせてご覧ください。
新型セレナの3年落ちのリセールバリューと残価率(リセール率)
新型セレナーの3年後のリセールバリューは以下の通りです。
グレード | 新車価格 | 買取相場 | 残価率 |
ハイウェイスターV | 316.9万円 〜353.5万円 |
127.1万円 〜277.1万円 |
40.8% 〜79.1% |
ハイウェイスターV Vセレクション | 325.3万円 〜352万円 |
190.3万円 〜264.6万円 |
59.2% 〜75.9% |
e-パワー ハイウェイスターV | 368.6万円 〜373.5万円 |
195.3万円 〜309.9万円 |
53.7% 〜83.7% |
e-パワー ルキシオン | 479.8万円 〜484.7万円 |
217.4万円 〜311.2万円 |
46.1% 〜65.0% |
XV | 298.8万円 〜335.5万円 |
122.9万円 〜259.7万円 |
41.8% 〜78.1% |
セレナ 3年落ちのモデルは全体として良好な残価率(平均61.3%)を示していますが、選択するグレードによって差が出ます。
最もリセールの良いe-パワー ハイウェイスターVグレードの平均残価率は67.7%、逆に最も悪いのはe-パワー ルキシオングレードで、平均残価率は54.55%です。
この2つのグレード間では約13.2%の残価率に差があります。
また、ガソリン車は、ハイブリッドと比較して平均で0.4%高い残価率を示しており、ここでも残価率に差が見られます。
セレナ 3年落ちのリセールバリュー例
グレード名 | ハイウェイスターV | |
---|---|---|
カラー | 茶 | |
年式 | 2022年式 | |
走行距離 | 1 km | |
査定時期 | 2024年7月 | |
査定地域 | 京都府 | |
査定額 | 260万円 |
参考:ガリバー
セレナの5年落ちのリセールバリューと残価率(リセール率)
セレナの5年落ちのリセールバリューは以下の通りです。
グレード | 新車価格 | 買取相場 | 残価率 |
ハイウェイスターV | 307万円 〜333.5万円 |
38.5万円 〜208.1万円 |
13.2% 〜63.1% |
e-パワー ハイウェイスターV | 358.2万円 〜358.2万円 |
97.0万円 〜215.2万円 |
27.8% 〜60.8% |
e-パワー ハイウェイスターV アーバンクロム | 366.5万円 〜366.5万円 |
138.4万円 〜204.4万円 |
38.5% 〜56.5% |
e-パワー XV | 322.6万円 〜322.6万円 |
98.1万円 〜157.8万円 |
31.1% 〜49.6% |
XV | 273.6万円 〜298.5万円 |
78.7万円 〜189.4万円 |
29.4% 〜64.1% |
セレナ 5年落ちのモデルは全体として残価率が低めです(平均42.4%)。特定のグレードに注目し、慎重に選択することが推奨されます。
最もリセールの良いe-パワー ハイウェイスターV アーバンクロムグレードの平均残価率は46.5%、逆に最も悪いのはハイウェイスターVグレードで、平均残価率は37.15%です。
この2つのグレード間では約9.4%の残価率に差があります。
また、ハイブリッドは、ガソリン車と比較して平均で1.6%高い残価率を示しており、ここでも残価率に差が見られます。
セレナ 5年落ちのリセールバリュー例
グレード名 | e-パワー ハイウェイスターV | |
---|---|---|
カラー | 黒M | |
年式 | 2020年式 | |
走行距離 | 1 km | |
査定時期 | 2025年1月 | |
査定地域 | 埼玉県 | |
査定額 | 245万円 |
参考:ガリバー
セレナの7年落ちのリセールバリューと残価率(リセール率)
セレナの7年落ちのリセールバリューは以下の通りです。
グレード | 新車価格 | 買取相場 | 残価率 |
ハイウェイスター | 268.3万円 〜299.5万円 |
34.3万円 〜193.6万円 |
13.4% 〜65.3% |
ハイウェイスター Vセレクション | 293.4万円 〜319.4万円 |
4.2万円 〜185.3万円 |
2.1% 〜58.7% |
ハイウェイスター VセレクションⅡ | 287.4万円 〜313.5万円 |
9.3万円 〜185.7万円 |
3.9% 〜59.9% |
e-パワー ハイウェイスターV | 340.4万円 〜349.9万円 |
7.1万円 〜197.3万円 |
2.8% 〜57.1% |
X Vセレクション | 267.4万円 〜291.8万円 |
6.9万円 〜155.4万円 |
3.2% 〜53.9% |
セレナ 7年落ちのモデルは全体として残価率が低めです(平均31%)。特定のグレードに注目し、慎重に選択することが推奨されます。
最もリセールの良いハイウェイスターグレードの平均残価率は38.35%、逆に最も悪いのはX Vセレクショングレードで、平均残価率は27.55%です。
この2つのグレード間では約10.8%の残価率に差があります。
また、ガソリン車は、ハイブリッドと比較して平均で2.6%高い残価率を示しており、ここでも残価率に差が見られます。
セレナ 7年落ちのリセールバリュー例
グレード名 | e-パワー ハイウェイスターV | |
---|---|---|
カラー | 白 | |
年式 | 2018年式 | |
走行距離 | 4 km | |
査定時期 | 2024年11月 | |
査定地域 | 富山県 | |
査定額 | 206万円 |
参考:ガリバー
セレナの10年落ちの中古相場と残価率(リセール率)
セレナの10年落ちのリセールバリューは以下の通りです。
グレード | 新車価格 | 買取相場 | 残価率 |
ハイウェイスター | 225万円 〜296.5万円 |
1.0万円 〜157.6万円 |
1.0% 〜53.8% |
ハイウェイスター プロパイロットエディション | 291.6万円 〜317.6万円 |
6.5万円 〜170.3万円 |
2.9% 〜54.3% |
ハイウェイスター S-ハイブリッド | 256.8万円 〜264.1万円 |
2.3万円 〜47.5万円 |
1.5% 〜18.6% |
ハイウェイスター S-ハイブリッド エアロモード | 269.8万円 〜269.8万円 |
2.1万円 〜56.3万円 |
1.4% 〜21.5% |
ハイウェイスター Vセレクション | 256.5万円 〜289.5万円 |
2.0万円 〜55.1万円 |
1.4% 〜19.7% |
セレナ 10年落ちのモデルは全体として残価率が低めです(平均16.6%)。特定のグレードに注目し、慎重に選択することが推奨されます。
最もリセールの良いハイウェイスター プロパイロットエディショングレードの平均残価率は27.6%、逆に最も悪いのはハイウェイスター S-ハイブリッドグレードで、平均残価率は9.05%です。
この2つのグレード間では約18.6%の残価率に差があります。
また、ガソリン車は、ハイブリッドと比較して平均で11.4%高い残価率を示しており、ここでも残価率に差が見られます。
セレナ 10年落ちのリセールバリュー例
グレード名 | ハイウェイスター Vセレクション+セーフティ | |
---|---|---|
カラー | パール | |
年式 | 2015年式 | |
走行距離 | 4 km | |
査定時期 | 2024年6月 | |
査定地域 | 岩手県 | |
査定額 | 124万円 |
参考:ガリバー
セレナのリセールを上げてくれるオプション

次はセレナのリセールバリューを上げてくれるオプションを紹介していきます。
リセールの高いオプションは以下の1点です。
- 日産コネクトメーカーナビ
このオプションはすべて後付けできないメーカーオプションです。中古車を買うときに改めてつけることができないため、メーカーオプションがリセールバリューに及ぼす影響は大きくなっています。
以上のオプションは、リセールバリューを意識するならつけた方がいい装備でしょう。
セレナのオプションについて、以下の記事で詳しく解説しています。その他おすすめの装備を知りたい方はぜひご覧ください。

セレナのリセールバリューが上がる色は?

リセールの高いオプションの次は、リセールの高い色を見ていきましょう。
セレナでリセールの高い色は以下の2つです。
- プリズムホワイト
- ダイヤモンドブラック
ホワイト系とブラック系のカラーは、性別や年代を問わず人気のある色です。
もちろん、好きなカラーを選ぶのもいいですが、リセールを意識するなら、ホワイトやブラックのカラーを選ぶのがいいでしょう。
セレナのカラーについて、以下の記事で詳しく解説しています。その他のカラーについても知りたい方はぜひご覧ください。

ノア・ヴォクシーやステップワゴンとのリセールを比較!

ここまでは、セレナだけのリセールバリューを検討してきましたが、ここでは他の車種とのリセールバリューと比較していきます。
同じミドルクラスミニバンであるノア・ヴォクシーとステップワゴンのリセールバリューと比べてみましょう。
※ノアとヴォクシーのリセールはほぼ同じなのでノアと比較
車種 | 残価率 |
セレナ | 43.90%~82.70% |
ノア | 50.30%~100.40% |
ステップワゴン | 63.70%~97.80% |
3年落ちまでの範囲だとステップワゴンの最小残価率が高く、どのグレードを選んでも63.70%の残価率があります。
また、ノアは最大の残価率が高く、グレードによっては100.40%と高い残価率がでています。
※条件は、①3年落ち ②走行距離 1万km~
まとめ:セレナのリセールを最大化するには?
最後にセレナのリセールを最大化する方法を考えてみましょう。
ここまでの情報をまとめてみます。
- 1~3年落ちのリセールは良い
- 5~7年落ちの下落幅は小さい
- 10年落ちになると大きく下落
- e-パワーのリセールが良い
- リセールの良い色は白、黒
- ノアやステップワゴンよりリセールが悪い
最も高く売れるのは人気のグレードやカラー選び、3年落ちまでに売却するケースになります。
セレナを安く買うには下取りが重要!

セレナを安く買うには値引きだけでなく下取りもが重要です。
ただ、下取りはディーラーが安く査定してくることが多いので、騙されないよう査定額を事前にネットで確認しておくのがオススメ。
ネットで確認した査定額をディーラーに伝えたらこんなことに・・・w
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